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日本語吹き替え版で洞窟の老クマを演じたリリー・フランキー

フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』は、2022年1月14日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次となります。

この度、日本語吹き替え版で洞窟の老クマを演じたリリー・フランキーの本編シーンを解禁。

今回解禁となる映像でリリーが演じるのは、洞窟の老クマ。語り部のジェデオン(CV:柄本佑)とアルメリーナ(CV:伊藤沙莉)が洞窟にたどり着いたことから、冬眠から目覚めて彼らの前に姿を表す。

ジェデオンとアルメリーナは老クマに食べられまいと自分達の芸を披露したが、どうやらその物語は老クマもよく知っているお話だったようだ。

「人間が語るクマの話はそういうやつか」老クマは人間と言葉をかわせるようで語り部の二人は驚く。そして老クマは告げる。「クマにとって物語は、そこで終わらないんだ。続きがある。」

二人は驚き、ジェデオンは続きを聞かせて欲しいと懇願するが、老クマは「腹が減っている。何か食べるものを持ってはいないか?」と問いかけ、2人から食べ物をもらうと、クマたちの“その後”の話をし始めるのだった・・・。

リリー・フランキーが演じる洞窟の老クマは、このシーンをきっかけに語り部を交代する重要な役どころ。クマは大きな体で凶暴だと思い込んでいたジェデオンとアルメリーナは、この老クマの穏やかで優しい語り口に引き込まれていく。

老クマは激動の時代を乗り越えた経験や人生の深みを感じさせる声が必要とされた。

字幕版では今年2月にこの世を去ったフランスの名脚本家・ジャン=クロード・カリエール(『昼顔』『ブリキの太鼓』『マックス、モン・アムール』)が演じているが、ロレンツォ・マトッティ監督は別スタジオで作業中の彼の声を聞いて、老クマ役を頼んだとのことで、威厳ある声を聞かせてくれる。リリー版の老クマは、より優しく語りかける低い声が耳に心地よく、物語をもう一段階高みに導いている。なお、リリーは老クマ以外にもあともう1箇所、飛び入りで声を吹き込んでいる箇所があるので、こちらはぜひ劇場で確かめてみて欲しい!

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『シチリアを征服したクマ王国の物語』

原題︓LA FAMEUSE INVASION DES OURS EN SICILE

2022年1月14日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

公式サイト︓
kuma-kingdom.com
公式Twitter︓
@kuma_kingdomJPN

『シチリアを征服したクマ王国の物語』
もに雪山を下りて人間の街へ……。
山々に囲まれたクマの里の牧歌的な風景は、サスペンスが加速するにつれ、色鮮やかに輝き出す。雪山を滑り降りるクマ軍団の躍動感!
魔法使い、人喰いトロル、化け猫、古城の幽霊……。レオンスたちが立ち向かう冒険に胸踊らされ、溢れる詩情に酔わされる82分!
イタリアのカフカと呼ばれるディーノ・ブッツァーティが自身で挿絵も手がけた幻想的な児童文学を、ヨーロッパのトップイラストレーター・ロレンツォ・マトッティが自身初の長編アニメーション映画として映像化。
彼の中に息づく絵画や映画に影響を受けたグラフィカルな表現でダイナミックに躍動させ、観客を物語の世界に引き込んでゆく。
共生の難しさと大切さを描いた物語。
『シチリアを征服したクマ王国の物語』POSTER
©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS

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