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『私はいったい、何と闘っているのか』公開記念舞台挨拶

現実と理想はほど遠くとも、日々を地道に戦い続ける主人公。あなたも、私も、みんな「いったい何と闘っているのか」!? 笑ってしまうほど不器用で、カッコいいヒーローとは真逆。だけど彼はきっとあなたの横にも、もしかするとあなた自身かも? 共感度MAX&わかりみ深過ぎ、心と体にそっと寄り添う令和の”喜怒哀楽”サプリメント・ムービー『私はいったい、何と闘っているのか』が全国で絶賛公開中!

この度、公開記念舞台挨拶を安田顕、小池栄子、岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、菊池日菜子、李闘士男監督が登壇して行いました!
私はいったい、何と闘っているのか
映画『私はいったい、何と闘っているのか』公開記念舞台挨拶
日程:12月18日(土) 
場所:テアトル新宿
登壇:安田顕、小池栄子、岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、菊池日菜子、李闘士男監督

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安田顕、小池栄子、岡田結実、SWAY(劇団EXILE)、菊池日菜子、李闘士男監督登壇

まずは主演の安田顕より「観てくださって本当にありがとうございます!やはりメディアのみなさんがいらっしゃいますと、テンションもひときわ上がってしまう自分でございます。本日はよろしくお願いいたします。」と気持ちの高ぶりと共に感謝の言葉を述べ、小池栄子などと共に家族を演じた面々が集まったイベントがスタート。私はいったい、何と闘っているのか

冒頭では原作者であるつぶやきシローがついに作品を鑑賞していたことが話題に!原作者でありながら、まだ作品を鑑賞できていなかったことから本日の舞台挨拶に招待されていたが、恥ずかしいから違う映画館で鑑賞したとのこと!「おもしろいのでぜひ」とお墨付きをもらったことがわかり、監督はじめ登壇キャストもホッと一安心。

また家族の大黒柱である春男を演じた安田は、本作を観た人からの感想について「父と母が見てくれました。役の大・小に関わらず、必ず(自分の出演する作品の)初日に観てくれます。“顕と小池栄子さんはもちろんのことだが、登場人物みなさんがとても素晴らしかったです。周りの方々への感謝と思いやりを忘れることなく、今後も頑張ってください。とってもよかったですよ。”といただきました。」と父と母から届いた声について教えてくれた。

春男を支え、伊澤家のムードメーカーである妻・律子を演じた小池は理想の夫像について問われると「春男さんみたいに優しく包み込んでくれる男性がいいです。一生懸命、真面目で家族想いでそれに尽きるんじゃないですかね。」とコメント。それを受けて安田自身は優しいかと問われると「いやぁ、結構したたかですけどねぇ」と会場の笑いを誘った。私はいったい、何と闘っているのか

長女・小梅を演じた岡田は「無理して喋る感じではなくて、本当の家族みたいに喋りたいときに喋っていたのが記憶に残ってますね!」と家族を共に演じたキャスト達との現場の雰囲気について語った。加えて「今日はいないんですけど長男役の(小山)春朋くんが現場にいるだけでマスコットキャラみたいで、みんなどこかしら春朋くんのからだを触ってました(笑)」と作中でも現場でも愛されキャラの小山について話してくれた。私はいったい、何と闘っているのか

小梅の彼氏を演じたSWAYは伊澤家役のキャスト達と共演した結婚の挨拶のシーンにあった、相手の父親から財布をもらうことについて「(嬉しいかどうがどうかは)くれる相手次第ですよね(笑)。よくお金の縁を引き継ぐとか言いますけど、今回は劇中ではありますけど、安田さんからいただいたので、仕事運をいただいたのかなとポジティブに考えてます。」と嬉しそうに話した。私はいったい、何と闘っているのか

本作が映画初出演となる次女・香菜子を演じた菊池は「初の舞台挨拶で緊張しています、、!みなさんから色んなアドバイスをいただきながら乗り切りました。」と緊張しながらも初映画出演について語った。私はいったい、何と闘っているのか

小池も「本当にすごく一生懸命に勉強していて、みんな可愛がっていました。だから何か自分のアドバイスが役に立てればと、僭越ながら言わせてもらいました。」と菊池を称えた。また事務所の先輩である安田からのアドバイスについて菊池は「私が演技で息詰まった時に、“そういう時は1度目を離して、全然関係ないところ、例えばあそこの花瓶とかを見て、頭をスッキリさせてごらん”とアドバイスをもらったおかげで、キャパオーバーを解消できました。」と語った。安田は「素晴らしいですね。“初めての舞台挨拶で何も喋れないと思いますけど、よろしくお願いいたします”って言ってたけど、随分喋りますねぇ。」とメンタルの強さに感心していた。さらに司会から、李監督に渾身1シーンを問われると「安田さんと小池さんが河原で“バカヤロー”と叫ぶシーンですかね。あそこは原作にもないんです。“バカヤロー”に意味はないんですが、“あの夫婦は大丈夫だよね”と感じることができる、言葉の限界、意味を超える関係が描けたのかなと思います。」と語った。

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「今年の漢字」フリップ発表

続いて年末恒例となる「今年の漢字」を用意されたフリップで発表するくだりに。一斉に安田【闘】、小池【穏】、岡田【豊】、SWAY【感】、菊池【新】、李監督【空】と披露された。

安田の【闘】は本作のタイトル、李闘士男監督の名前の1文字にもかかっており、これしかないとチョイス。私はいったい、何と闘っているのか小池の【穏】は世の中は大変だったが、自分の生活を見直して、穏やかに過ごすことができたからとのこと。私はいったい、何と闘っているのか岡田の【豊】は本作に出会って以来、仕事や人の巡りが豊かになったとのこと。「一皮剥けました(笑)」と自分で言ったことがツボに入ってしまう場面も。SWAYの【感】はコロナ禍で当たり前だと思っていたものがそうではなかったということを感じ、音楽・映画活動で感動、感謝したということでチョイス。菊池の【新】は初めての映画や舞台出演で新しいことをインプットしたということ。李監督の【空】は今年1年幻のようで実感がなかった、空白のようだった。そしてそんな中、空を見上げること多かったということが理由と語っていた。私はいったい、何と闘っているのか
「来年こそ実現させたい!」と思うことについて安田は「酒量、飲みすぎを減らしたい。。聞きたいですこれ?」と笑いを誘った上で「この映画がお正月映画として沢山の人に見てもらえたらいいな」と願いを語った。

最後に安田から「本当に今日はお集まりいただき、ご覧くださいましてありがとうございます。“ささいな幸せ”“ささやかな日常”そういったものに気づかされる、1~2年だったんじゃないかなと思います。この映画にはそういったものが溢れていると思います。またご覧になった一人一人がそれぞれに主役であると感じることができました。老若男女の方に愛してもらえる映画を李監督は作ってくださったと、感謝しております!」と締めの挨拶があり、盛り上がりの熱が冷めやらぬまま、イベントは幕を閉じた。

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『私はいったい、何と闘っているのか』

絶賛公開中!

手掛けるのは、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)をはじめ『神様はバリにいる』(2015)などのヒット作を輩出する奇才・李闘士男(り・としお)監督。原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシロー。2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となる。そして本作の主演を務めるのはドラマや映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグとなるが、本作では仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を体当たりで演じている。またシリアスなものからコメディまで見事に演じ分ける実力派女優・小池栄子、若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカ、おなじみ伊集院光、その他にもSWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、田村健太郎、伊藤ふみお(KEMURI)、白川和子らなど多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固める。
そして、主題歌にはウルトラ寿司ふぁいやーによる書き下ろし、「今すぐアナタを愛したい」が映画をさらに盛り上げる!

ストーリー
伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる! 
たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた“差し入れ作戦”。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒“ナポレオン”作戦。
そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。
甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。
愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい闘いの果てに待っていた予想外の結末とは…。私はいったい、何と闘っているのか poster

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安田 顕 小池 栄子
岡田 結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子 大地
菊池 日菜子 小山 春朋 田村 健太郎 佐藤 真弓 鯉沼 トキ 竹井 亮介 久ヶ沢 徹
伊藤 ふみお(KEMURI) 伊集院 光 白川 和子
原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館刊)
監督:李 闘士男  
脚本:坪田 文「家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています。」 
音楽:安達 練
主題歌:ウルトラ寿司ふぁいやー「今すぐアナタを愛したい」(AMUSE)
制作プロダクション:ダブ
配給:日活・東京テアトル
©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

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