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文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞の2度にわたり受賞している、漫画家・さそうあきらによる同名作品。
音楽への深い愛情と知識に溢れ多くのファンを魅了し、『神童』『マエストロ!』に続く、音楽シリーズ三部作の最終作『ミュジコフィリア』(第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作)が待望の映画化、そして2021年11月12日(金)京都先行公開、翌週11月19日(金)に全国公開士となります! そしてこの度、TOHOシネマズで「10万分の1秒の音響映画祭」オープニング作品に決定したことを記念し、東京プレミア上映記念舞台挨拶を実施いたしました!イベントには、井之脇海、松本穂香、川添野愛、谷口正晃監督が登壇し、サプライズとして山崎育三郎のビデオメッセージが流れました。 『ミュジコフィリア』
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京都の名所が登場する本作。谷口監督は「観光映画のようにはしたくなかったけれど、京都らしさにはこだわりました。役者の芝居がスパークしています。それを押し上げるようなパワーのある場所で撮影したいと思いました。使用許可をとるのが難しい場所もたくさんありましたが、みなさんの協力のおかげでいい撮影ができました」と満足の様子だった。
印象に残ったロケ地について井之脇は「山が好きなので、大文字山に登ったのがすごく楽しかったです。上りながらパワーと歴史が眠っているのをひしひし感じていました。おかげですごく良い芝居ができたと思います。素敵なロケ地を選んでいただいて感謝しています」と監督に感謝を伝えた。 山崎との共演シーンについて松本は「楽しいシーンの撮影はありませんでした」と残念そうな表情を浮かべつつ、「でも、待ち時間を過ごす場所にピアノを見つけた育三郎さんが“ピアノだ!”と言ってサラッと弾き始めた姿を見て、思わず“かっこいい”と言葉が漏れてしまって(笑)。びっくりするほどの爽やかな笑顔を浮かべていたのが印象的です」と撮影以外でのスマートな山崎の行動に触れた。 最後の挨拶で井之脇は「僕にとって初主演の映画になりました。俳優を16年やってきて“やっとか”という気持ちと、主演作を観てもらえるうれしさを心から感じています。朔と彼を取り巻くキャラクターが、音楽を通じて心を通わせる映画です。好きなものを通してつながっていく様は、みなさんの心に何か響くところがあると思います」と今の状況にこそおすすめの作品であることをアピール。井之脇の言葉を聞いて胸がいっぱいになったという松本は「井之脇さんの初主演映画に携わることができてすごくうれしい気持ちです。個性的なキャラクターがたくさん出てきますが、誰か1人には共感してもらえる映画だと思います。好きなことを楽しむことの大切さ、難しさ、を感じてもらえる作品です。いろいろなことを話しましたが、好きな楽しみ方で、音楽を楽しんでもらえたらと思います!」と呼びかけた。川添は「外のことを一旦忘れて、純粋に全身を映画に預けて、全身全霊で楽しんでください。映画を観た後は、あたたかい気持ちになって帰ることができると思います」とコメントし、 |
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『ミュジコフィリア』11月19日(金) TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー 公式ホームページ: 公式Twitter: <ストーリー> |
出演:
井之脇海 松本穂香
川添野愛 阿部進之介
縄田カノン 多井一晃 喜多乃愛 中島ボイル 佐藤都輝子
石丸幹二
辰巳琢郎 茂山逸平 大塚まさじ 杉本彩/きたやまおさむ 栗塚旭
濱田マリ 神野三鈴
山崎育三郎
原作:さそうあきら「ミュジコフィリア」(双葉社刊)
主題歌:松本穂香「小石のうた」(詞・曲:日食なつこ)
主題ピアノ曲:古後公隆「あかつき」「いのち」
脚本・プロデューサー:大野裕之
監督:谷口正晃
企画:榎望 撮影:上野彰吾 照明:宮西孝明 美術:金勝浩一
録音:小川武 編集:栗谷川純 衣装:宮本茉莉
音楽プロデューサー:佐々木次彦
音楽:橋爪皓佐 池内奏音 宮ノ原綾音 長谷川智子 植松さやか 小松淳史 大野裕之
チーフ・エグゼクティブ・プロデューサー:柴田真次
製作代表:井筒與兵衛 松下浩章 齋藤真也 西澤竜平 小室元 伊藤耕一郎 高橋聖宗 兼元秀和
制作:フーリエフィルムズ 製作幹事:劇団とっても便利
配給:アーク・フィルムズ
特別協賛:伊藤園 協賛:キャビック お弁当のいちばん 小室整形外科医院
後援:京都市 特別撮影協力:京都市立芸術大学
2021年/日本/113分/シネマスコープ
(C)2021 musicophilia film partners (C)さそうあきら/双葉社