『由宇子の天秤』第27アテネ国際映画祭最優秀脚本賞を受賞9月17日(金)より公開がスタートした、瀧内公美を主演に迎えた春本雄二郎監督最新作『由宇子の天秤』が、2日(現地時間)に閉幕した第27回アテネ国際映画祭で見事最優秀脚本賞を受賞しました!世界各国の映画祭を席巻している本作だが、脚本賞の受賞は今回が初。受賞にあたって春本監督から喜びのコメントが到着しました。 春本雄二郎監督 コメント脚本賞の受賞は初めてのことで本当に嬉しく思います。本作は2014年の初稿から、2019年の撮影までに、10回の改稿を繰り返しました。時代が移ろい、人物が増え、テーマを深く掘り下げたり、構成をより緻密にしていく過程は本当に苦労の連続でしたが、それがこうして報われたことに深い喜びを感じています。そして改稿に際して、貴重な時間を割いて、アドバイスをくださったユーロスペースの北條支配人、松島哲也・片渕須直の両プロデューサーに心から感謝をしたいと思います。ありがたいことに日本での公開、たくさんのお客様にご好評をいただいております。今回の受賞がさらに多くの方に本作を届ける弾みになることを願っております。 |
|
さらに先日2日(土)時点(公開16日目)で国内の動員数が1万人を突破! SNSを中心に絶賛&地元の映画館での公開を熱望する口コミが拡散し、公開劇場も5館から60館超えに上映が拡大!ますます勢いを増しています。 『由宇子の天秤』渋谷ユーロスペースほかにて大ヒット上映中! “正しさ”とは何なのか? 主演は、『火口のふたり』(19)で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、本作でスペインのラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀧内公美。脇を固めるのは『佐々木、イン、マイマイン』(20)の河合優実、『かぞくへ』(16)の梅田誠弘、さらに日本映画界屈指のバイプレイヤー 光石研ら。監督・脚本は、『かぞくへ』(16)が高く評価された春本雄二郎。そして、長編アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の片渕須直がプロデューサーとして参加している。 ストーリー |
|
第71回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品 第25回釜山国際映画祭 ニューカレンツアワード受賞 第4回平遥国際映画祭 審査員賞&観客賞W受賞 第20回ラス・パルマス国際映画祭 最優秀女優賞&CIMA審査員賞W受賞 第21回東京フィルメックス 学生審査員賞受賞 第23回台北映画祭インターナショナル・ニュータレント・コンペティション部門正式出品 第24回上海国際映画祭 パノラマ部門正式出品 第27回アテネ国際映画祭最優秀脚本賞 |
瀧内公美 河合優実 梅田誠弘
松浦祐也 和田光沙 池田良 木村知貴
前原滉 永瀬未留 河野宏紀 根矢涼香
川瀬陽太 丘みつ子 光石研
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
キャスティング:藤村駿 ラインプロデューサー:深澤知
撮影:野口健司 照明:根本伸一 録音・整音:小黒健太郎 音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹 装飾:中島明日香 小道具:福田弥生 衣裳:星野和美 ヘアメイク:原田ゆかり
製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会
製作協力:高崎フィルム・コミッション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ビターズ・エンド
2020/日本/152 分/カラー/5.1ch/1:2.35/DCP
©2020 映画工房春組 合同会社