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片岡愛之助・前田敦子『007』​バーチャルイベント

前作『007 スペクター』から実に6年の時を経て、007シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がいよいよ10月1日(金)待望の待望の初日を迎えます。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
公開に先立ち、夢のようなスペシャルなイベントが実現!主演ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドン⇔東京を繋ぎ、バーチャルイベントを開催いたしました。本日は、片岡愛之助・前田敦子が東京会場で、“日本芸能界における熱烈な007ファン”代表としてロンドンのキャストたちに直撃インタビュー。また、ファンからの質問にも答えるなど、ダニエルボンドのフィナーレにふさわしい貴重なイベントとなりました。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』​ (1)
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』バーチャルイベント
日時:9月27日(月)
場所:esports銀座studio
登壇:片岡愛之助、前田敦子
スペシャルゲスト(オンライン参加)ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督

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「一緒に楽しみたい」愛之助
「映画を観ていないファンの気持ちで」前田

大きなスクリーンを配置したステージ上に、日本からは芸能界を代表する「007大好きな」歌舞伎俳優の片岡愛之助、女優の前田敦子が登場!愛之助は「007大好きなみなと(生中継で)繋がっているということで、一緒に大切に楽しんでいきたいです!」そして前田からは「まだ映画を観ていないファンの一人として楽しみたいです。」とわくわくした気持ちを込めてご挨拶をいただきました。愛之助に今の気持ちを伺うと、「まさか話ができるなんてドキドキしています。今日はなんとしてでもやらせていただいたいと思って、お稽古中なんですけど早く終わらせてきました。」と気合の入ったコメントが飛び出し、前田は憧れのダニエルに会えるということで、「とても嬉しいです!レアも大好きなので、なんだか不思議な感じです。」とバーチャルで会えるということに対して信じられないと言った様子。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ロンドンと夢の中継

一旦、お二人は降壇され、いよいよロンドンと中継がつながり、それぞれご挨拶をいただきました。
ダニエル・クレイグ「みなこんにちは。こういう形(バーチャル)でもお会いできて嬉しいです。本当は直接お会いしたいですが、それもじきに叶うことだと思います。」
ラミ・マレック「日本にみんなで行って、ファンの皆に会えることを楽しみにしていたけど、残念です。日本にはボンド映画のファンがたくいるのを知っているので、応援してください。(日本語で)日本の皆愛してます。」
レア・セドゥ「本当にみなと直接会いたかったです。でもこのような形で今日お話しできるのは嬉しいです。」
キャリー・ジョージ・フクナガ監督「(日本語で)皆こんにちは。前の3人も言ったように、日本でお会いできるのを楽しみにしていたのですがとても残念です。こういった形でお会いできて嬉しいです。」

素晴らしいベストな人たちを仕事ができた。これが一番嬉しく思うこと

ここからは早速質問タイムが始まり、ダニエルに「ボンド史上最も人間的なボンドだったと思うのですが、ご自身にとってジェームズ・ボンドとはどんな存在だったか?と問うと、「ジェームズ・ボンドは僕にとって、いろんな意味合いを持ちます。 私の人生の15年分数え切れないくらいです。とにかく素晴らしい役を演じ流ことができたということは、非常に恵まれていることだと思います。いちばんよかったのは、ここにいる人たちを含む素晴らしいベストな人たちを仕事ができた。これが一番嬉しく思うことです。」と、キャストとスタッフを称えるとともに、ボンドを演じた15年間に感謝の意を述べた。

『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語が完結!

そして今回、日本のインフルエンサーを代表する007ファンである、しんのすけもイベントに参加し、「フクナガ監督は007シリーズの大ファンとお聞きしていますが、最後のダニエルボンド作品で願望が叶ったご感想をお聞かせください。」と監督にズバリ質問をすると「ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだと思っています。『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がこうやって完結するわけなんですが、その5作を本に例えると、「カジノー」から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで読み終わって、ああ、いい本だったなあ、というように、みながしみじみ感じてくれればいいなと思っています。」と、本に例えて語った。また、「監督からみたシリーズの魅力とはなんですか?」という質問については、「世界中の文化であり男性であれば誰もがあこがれる存在だと思うんです。世界的なアイコンになるということは、それだけ魅力があるんじゃないかなと思います。」と、思いを語った。

視聴中のファンからの質問にも

ラミ・マレックは「世界を代表する人気シリーズで強烈なヴィラン役を演じられた感想」と聞かれると、「まさに、生涯忘れられない光栄で素晴らしい体験になったよ。自分自身、この映画と共に映画史の1ページに刻まれたという感じだね。俳優としてだけではなく、映画ファンとして、この素晴らしい「007」の映画に関われて光栄だし、特にダニエルボンドの最後の作品だったということも嬉しい。 そして、先にダニエルも言ったように、この映画に携わったスタッフ・キャスト全員が120%の力を出し尽くして挑んだ映画になったんだ。早くみんなに観てもらいたいなと思うよ。」と、答えた。

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「本物の女性として描かれている」レア・セドゥ

また、Instagramも人気の林ゆめからもレア・セドゥへ向けての質問が飛び、「世界で一番有名なスパイの恋人を演じるって、どんなお気持ちなんでしょうか?」と女性ならではの視点で質問をすると、『007 スペクター』の時にも素晴らしい経験をしたけれど、今回戻ってこられたたというのはものすごい喜びでした。素晴らしいキャスト・スタッフ、そしてキャリー監督と仕事をできたことがとても嬉しいです。(マドレーヌという)キャラクターを掘り下げることができました。この経験は仕事以上の意味を持っています。人間としての素晴らしい体験ができ、非常に感激したし感謝しています。」と、恋人としてだけではなく、マドレーヌというキャラクターがとても深みのある人物として描かれた喜びを語った。また、シリーズ屈指のボンドウーマンを演じた感想については、「本物の女性として描かれている」ことを強調。「とても感情的な感動できる、ラブストーリーになった。」と、語った。

続いて監督へ、本作品での日本の要素を取りいれている理由を聞くと、「ネタバレなってしまうので、詳しく話せないですが、見た目がかっこいいというだけではなく、スト―リーについてとても重要な核をなしている部分になる」と、是非、日本的なシーンを楽しみに見て欲しいと語った。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

「ジェームズ・ボンドとは誰なのか、16年かけてやっと分かるようになった」(ダニエル)

ここで、愛之助が再登場し、ダニエルへ質問「16年、ジェームズ・ボンドという役を演じ続けて、歴代のジェームズ・ボンドを引き継ぎ、ダニエルのジェームズ・ボンドとしてどう昇華させたのか、と問うと、「愛之助、素晴らしいコメントありがとう。『007/カジノ・ロワイヤル』は原作の第1作目なので、僕はジェームズ・ボンドになったところから始められたわけですね。そういった意味で、自分の考えやいろんな感情というものを入れ込んでいくことができました。非常にこのキャラクターは複雑だからこそ面白い。ジェームズ・ボンドとは誰なのか、16年かけてやっと分かるようになったと思います。」と、ダニエル自身もボンドというキャラクターを探し求めてきたことを明かした。また、前田からもダニエルへ質問が飛び、「今回が最後ということでとてもショックです。本当にもうダニエルボンドを見ることはできないのでしょうか?」と聞くと、「本当に最後です。いろんな甘酸っぱい思いもありますが、十分やり切ったという気持ちです。もちろん寂しさはありますが、また次のボンドに託したいと思います。」と言い切るダニエル。すると前田が「私はダニエルのボンドが大好きです!」と思わず気持ちを伝えるが、ダニエルは日本語で「ありがとうございます。」と笑みを浮かべてお礼を述べました。

「キスも…しちゃったかな(笑)?」(ラミ)

愛之助よりラミへ、撮影時のユニークなエピソードを聞くと「私とダニエルの仲良しっぷりが日本で知られていることにドキッとしたよ!あるシーンで、あれこれアイデアを出し合い話し合った挙句、思っていた以上の最高のシーンが出来上がったんだ。その時ここにいる3人と(ダニエル・レア・監督)とあまりの嬉しさに抱きついてハグをしたんだけど、ちょっとその勢いでキスも…しちゃったかな(笑)?そこは内緒にしてもらいたいと思います。」と、サービス精神旺盛に、撮影次のエピソードを明かした。

「ジェームズ・ボンドのスタイル」告知

ここで、007ファンの方に朗報!として司会より、明後日9月29日(水)から東京ミッドタウン日比谷で実施される「ジェームズ・ボンドのスタイル」(劇中でダニエルが着たタキシード、ラミの日本風の衣装やサフィンのマスクの展示に加え、ボンドが慣れ親しむラグジュアリーなブランドの数々も見ることができる)の告知があり、監督へ「日本のファンのために、ボンド映画をサポートするブランドパートナーとボンドのファッションスタイルについてレクチャーしていただけないですか?」と質問をすると、「自分も現地に行きたかったです。衣装デザインを担当したスティラット・アン・ラーラーブが作り上げた衣装は、前作より更にこだわり抜いた素晴らしいものが出来上がりました。今回「ジェームズ・ボンドのスタイル」ということ意味では、着ている服もさることながら、それを着こなす内面、自身、完璧に着こなす、それがボンドだと思っています。」と説明した。

ファンの皆に愛を送ります (ダニエル)

最後に、一言コメントをもらうと、みな揃って日本にこられなかったことを悔やんでいたが、キャリー監督は、「特に今回の作品は絶対に日本の映画ファンに気に入ってもらえると思う。心から誇りに思える一本で、観客の皆にいつまでも心に中に残り続ける映画です。楽しみにしてください。」と自信を持って本作を勧めてくれた。そしてレアは「映画を本当に楽しんでいただけたらと思います。ありがとう(日本語で)」と感謝の意を述べた。また、ラミは「『ボヘミアン・ラプソディ」で来日した時に、劇場の一番後ろにこっそり忍び込んで映画を見たことがあるんだ。そこでみんなの大合唱を聞いて、鳥肌が立つほど感動したよ。是非、「ノー・タイム・トゥー・ダイ」でも、こっそりお忍びで日本に行って、劇場に忍び込んで皆がどんな反応をするのか、一緒に見たいな、と思うほど価値のある映画だと思っています。」と来日エピソードを交えて、語った。最後にダニエルは「ジェームズ・ボンド自身は、日本にハートをもっています。私も自分の心の一部が日本にあると思う。ファンの皆に愛を送ります。もうすぐ、日本に行けることを願っています。ありがとうございました。」と、心を込めて、熱いメッセージを送ってくれた。

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このイベントを終えて

愛之助も「夢のようですね!車が好きなのでカーアクションも楽しみですし、ラブストーリーもあって観ていてパワーをいただけますね!稽古の合間をぬって観に行きたいと思います!」とキャスト・監督と交流のひとときに感動しきり。

また前田も「ダニエルはセクシーですし、目の前にいたら恋をしてしまうに決まっていますよね!(映画の)オープニングが好きなので、今回はどのようになっているのかもとても楽しみです。」と初日の公開が更に楽しみになったと語りました。

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

今週金曜、10月1日に全国公開されます。

公式FACEBOOK:@JamesBond007
※端末の地域設定によって表示される国のページが異なります。
公式TWITTER:@007

【STORY】 
ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

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監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック
主題歌:ビリー・アイリッシュ “No Time To Die”

配給:東宝東和 
©2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

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