30年の時を経て待望の映画化、日仏を代表する作家が映画を絶賛!「情熱とは神様が与えてくれたギフト」「映画の中には、行動と情熱の真実がある」 『シンプルな情熱』林真理子インタビュー動画&原作者アニー・エルノーコメント解禁このたび、原作を熱く支持する作家・林真理子さんが映画の魅力について語るインタビュー映像、原作者アニー・エルノーのコメントと監督ダニエル・アービッドとのツーショット写真が解禁されました。 原作は、ノーベル文学賞候補に名を連ね、フランス現代文学の頂点ともいえる作家アニー・エルノーが1992年に上梓。自身の愛と性の実体験を赤裸々に綴り、日本でも林真理子さんら時代をリードし続ける人気作家らから熱く支持を受け、大反響を巻き起こした。 パリの大学で文学を教える教師のエレーヌは、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドルとパーティで知り合い恋に落ちる。昼下がりに、自宅やホテルで逢瀬を重ね、彼との抱擁にのめり込んでゆくエレーヌだったが…。 |
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【作家・林真理子さんのインタビュー動画】この度解禁された【作家・林真理子さんのインタビュー動画】では、原作小説を熱く支持し、原作者のアニー・エルノーと対談した経験を持つ林真理子さんが、映画『シンプルな情熱』の魅力について語った。 「情熱とは神様が与えてくれたギフトだと本当に思います。恋する情熱は中年になると持てないと思うだろうけど、ある日突然与えられた女の人の物語なんですよね。人々のエネルギーが、日本において失われている。このところとみに思うのは、人間から恋愛力っていうのがものすごく失われていて、この映画ができたことは意味があることなんだと思います。主人公が、もう一度生きるパッション(情熱)みたいなものを手に入れようとした時に、この男性が現れたということなんじゃないのかな、ギフトとして。日本の女性だったら「もう1回恋をしたい」とか「誰かを好きになりたいとか」思うんじゃないですか。人を恋するってこんなにいいことなんだって、久しぶりに思っちゃったっていう、たぶんそういう感想が一番多いと思う」 |
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【原作者 アニー・エルノー コメント】映画は正しく、いくつかの強い感動を覚えました。私の1人称の小説を映画化するのは大変なことだったと思います。素晴らしかったのは、レティシア・ドッシュという女優を選んだことでした。彼女は私が言葉で書いたことを、肉体、動き、表情で表現することを知っていました。これはあまりの驚きでした。この本が出版されたとき、主人公の女性が既婚男性に対して身も心も彼女の情熱に浸していることで、かなり論議がありました。しかし、アントワネット・フーケが”情熱を拒絶することは、人間であることを拒絶することだ”と書いていました。この映画の中には、本で書いたように、罪悪感も恥ずかしさもニヒリズムもありません。そこにはただの行動があり、情熱の真実しかありません。 |
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『映画シンプルな情熱』原題:Passion simple 7月2日(金)Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー STORY |
2020 年カンヌ国際映画祭 公式選出作品/2020 年サン・セバスティアン国際映画祭 コンペティション部門出品
原作:アニー・エルノー「シンプルな情熱」(ハヤカワ文庫/堀茂樹訳)
監督:ダニエル・アービッド 出演:レティシア・ドッシュ『若い女』、セルゲイ・ポルーニン『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』、ルー=テモー・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン
フランス・ベルギー/フランス語・英語/2020/99 分/R18+/日本語字幕:古田由紀子/配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:テレザ
©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne – Rhône-Alpes Cinéma – Versus production
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