映画情報どっとこむ ralph

高島礼子・黒谷友香『祈り ー幻に長崎を想う刻(とき)ー』

戦争の爪痕が色濃く残る昭和32年の被爆後の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする鹿と忍の二人の女性を描いた人間ドラマ、映画『祈りー幻に長崎を想う刻(とき)ー』が、2021年8月13日(金)より長崎にて先行公開し、翌週8月20日(金)より全国公開となります。
「祈り ―幻に長崎を想う刻―」

「第16回ロサンゼルス日本映画祭」公式招待

この度、今年10月に開催される第16回ロサンゼルス映画祭にて『祈り ―幻に長崎を想う刻(とき)―』が公式招待作品に決定いたしました!ロサンゼルス日本映画祭(Japan Film Festival Los Angeles)は、元々2003年に始まった、“日本人に広く愛されている家庭劇で、国や国籍を超えて家族について語り合おう” という、チャノマ映画祭が前身で、一般的な日本文化の理解を浸透させることを目的とした先駆的な映画祭。その後、観客にもっと映画祭を楽しんでもらうため、日本映画界の新しい才能の発掘と、その発展と成長を共に目指し、現代日本文化を通じて、日米間の交流を目的として、映画祭の名称を2008年からロサンゼルス日本映画祭に変更。過去には2013年に故・大林宣彦監督、2014年には仲代達矢、2018年には桃井かおりが現地を訪れ参加するなど現在ではLAを代表する日本映画祭に発展。昨年はコロナ禍の影響でオンラインのみでの開催だったが今年は会場での上映も予定され、『祈り ―幻に長崎を想う刻 (とき)―』が現地で、どのような反響を呼ぶか期待されている。

映画情報どっとこむ ralph そしてWEB用オリジナル予告(30秒)もあわせて解禁。
映画情報どっとこむ ralph

高島礼子・黒谷友香 W主演『祈り ー幻に長崎を想う刻(とき)ー』

2021年8月13日(金)より、ユナイテッド・シネマ長崎にて先行公開
2021年8月20日(金)より、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー

公式サイト:
http://inori-movie.com/

劇作家・演出家として日本の演劇界に多大な影響と発展に寄与した田中千禾夫(ちかお)が、戦争と原爆の悲惨さを後世に伝えていきたいと1959年に発表し、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した戯曲『マリアの首ー幻に長崎を想う曲』を原作として、今回初の映画化!

被爆のケロイドを持つカトリック信徒・鹿役を高島礼子が演じ、詩集を売りながら、原爆の跡地で自分を犯した憎き男を探している忍役に黒谷友香が演じる!さらに、田辺誠一、金児憲史、村田雄治、寺田農、柄本明、温水洋一ら実力派俳優陣も多数出演!そしてメガホンをとるのは、『天心』『サクラ花-桜花最期の特攻-』『ある町の高い煙突』などを手掛けた松村克弥。主題歌は長崎出身のさだまさしの「祈り」(新自分風土記Ⅰ~望郷編~)を起用し、同じく長崎出身の美輪明宏が「マリア像の首」の声を担当!

物語
1945年8月9日11時2分、広島に次ぐ二発目の原子力爆弾が長崎市に投下され、人口24万人のうち約7万4千人が一瞬にして命を奪われた。東洋一の大聖堂とうたわれた浦上天主堂も被曝し、外壁の一部を残して崩壊。それから12年の時が過ぎてー、浦上天主堂跡から被爆したマリア像を盗み出す一味の姿があった。首謀者はカトリック信徒のふたりの女。彼女たちは、なぜマリア像を盗み出さねばならないのか…?!
ポスター「祈り ―幻に長崎を想う刻―」

***********************************

出演:高島礼子/黒谷友香
田辺誠一/金児憲史/村田雄浩/柄本明/美輪明宏(被爆マリア像の声)

監督:松村克弥『天心』『サクラ花-桜花最期の特攻-』『ある町の高い煙突』
脚本:渡辺善則/松村克弥/亀和夫
統括プロデューサー:家喜正男
撮影:髙間賢治
美術:安藤篤
音楽:谷川賢作
プロデューサー:亀和夫/城之内景子
原作:田中千禾夫「マリアの首」(戯曲)
主題歌:「祈り」(新自分風土記Ⅰ~望郷編~) 歌:さだまさし
制作協力:NHKエンタープライズ
製作:Kムーブ/サクラプロジェクト
協力:映画「祈り」を応援する会
後援:長崎市/(一社)長崎県観光連盟
配給:ラビットハウス/Kムーブ  
2020年/日本/110分
(C)2021 Kムーブ/サクラプロジェクト

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ