講談社「週刊少年マガジン」で約8年にわたって連載され、単行本は全41巻で完結、累計発行部数は3700万部を突破している、大人気コミック『七つの大罪』。現在、最終章となるTVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」が絶賛放送中ですが、“最終章のその先”を描く『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』が7月2日(金)公開します!
今回の劇場版は、原作者・鈴木央が描き下ろした、TVアニメから続く“最終章のその先”を描いた【完全新作オリジナルストーリー】です。完結を迎えたはずの彼らの物語が、まだ誰も見たことのない壮大なスケールで、再びスクリーンに甦ります! この度、『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の完成披露プレミア上映会イベントを実施しました!当日は、主人公・メリオダスとメリオダスの弟で〈十戒〉のリーダー・ゼルドリスの2役を演じる梶裕貴、ヒロイン・エリザベス役の雨宮天、メリオダスの友人であり人間の言葉を話すことができる豚のホーク役の久野美咲、〈七つの大罪〉の1人であり〈怠惰の罪〉を背負うキング役の福山潤と、〈色欲の罪〉を背負うゴウセル役の髙木裕平、そして今作のゲスト声優、メリオダスらの前に立ちはだかる強敵の1人巨人族の名工ダブズ役の神尾晋一郎と、メリオダスの弟・ゼルドリスに仕える魔神B役のNON STYLEの井上裕介が登壇! ついに7年にも渡るアニメ放送もいよいよ最終回が間近に迫り、その“最後の物語”として公開を迎える本作。 『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』完成披露プレミア上映会イベント日時:2021年6月21日(月) |
|
ついに本作が完成し一般のお客様が初めて観る試写会となるプレミア上映会。
主人公・メリオダスとメリオダスの弟で〈十戒〉のリーダー・ゼルドリスの2役を演じる梶は「この記念すべき日にお越しいただき、ありがとうございます!こうして直接お会いできる日を迎えられて嬉しいです。この劇場版は7年半の歴史が詰まった作品になっております。 TVアニメがもう間もなく最終回を迎える時期に、こうしてイベントを行えて、皆さんと共に幸せな結末を迎えられるのを本当に嬉しく思っています。」とコメントし、雨宮は「こんなに長くエリザベスを演じることができて幸せです。いちファンとして見たかった物語が詰まっているので、皆さんに観ていただけるのがすごく楽しみです。」と語った。久野は「なかなかこれほど長い期間一つの役を演じる機会はないので、ありがたい気持ちでいっぱいです。ホークを演じていけるのか不安になった時期もあったのですが、最後まで演じられたので思い残すことはありません!」とコメントすると、井上からは「仕事辞めるの!?」とツッコミを受け、「仕事辞めません!(笑)」と宣言する場面も。福山は「早く見ていただきたい気持ちでいっぱいです。ネタバレして呪われないように頑張ります!(笑)ここまでの到達点を見据えてなかったので、みんなとここまで情熱で頑張ってきたので嬉しいです。」と語り、髙木は「前回の劇場版から引き続き、またこうして舞台挨拶で登壇できるなんて感無量です!僕にとって初のアニメ参加作品でした。こんな7年も一緒に歩めるなんて思ってなかったので、嬉しくて感動しています。」と喜びをみせた。神尾は「大好きな作品の最後に関われてうれしいです。本当に感無量の一言に尽きます。鈴木先生の作品がもともと好きなので、視聴者としての感無量の想いが強いです。」とコメントし、井上は「原作はずっと読んでおりますので、その年月とアフレコに関しては1日で終わってますので(笑)、その想いを引っ提げて参りました!鈴木先生の初期から漫画を読んでいて、原作が終わってからのまさかのこのストーリー!鈴木先生の頭の中どうなってるのかすごいなと改めて思わされますし、皆さんに早く体感していただきたいです。」とそれぞれ挨拶した。 今までのアフレコの思い出を振り返り、「キングは普段“団長”って呼んでくれるのですが、本番でなぜか福山さんが本番に“隊長”って呼んできて…」と暴露する梶。それに対して、福山は「ここぞという時に僕は間違えてしまう癖があるようで…」と告白すると、梶は「しかもこのミスはシリーズ通して2回やってるんです」と追い打ちをかけると、「“断腸”の想いで盛り上げるべくやったんです!」と福山がダジャレで返し、笑いを起こした。そして、「しゃぶしゃぶ行きたいです~!アフレコの後によく行っていたんです。」と雨宮。梶が「バン役の達央さんは、お酒もたしなまれて、兄貴気質なのでバンそのもの。一番シンクロ率が高いと思います。久野ちゃんもだいぶ可愛がられて…(笑)」と明かすと、「師匠って呼ばれてます。たっつんさんは弟子です。」と久野。髙木は「最初の頃、緊張しっぱなしでした。本当に皆さんにはたくさん助けていただきました!」と感慨深く語った。梶は「みんなそれくらい作品もキャラクターも愛していていい現場でした。」と改めて愛ある現場を振り返った。 そして、各々のキャラクターのアニメTV初登場の第一声を流し当時を振り返る企画も行い、梶は自身の声を聴き、「今も継続して演じているので、一緒に歩んできたなって思いますが、セリフを聴くとその情景が思い浮かんで…エリザベスや大罪メンバーとの旅路が蘇ります。」と語り、「ゼルドリスの他に、途中からメリオダスの違う表現も増えたりしましたが、この頃のメリオダスが今でも軸になっています。」と原点であると明かした。雨宮はセリフを聞くと、「ベットから起き上がって、胸を…(笑)」とシーンを思い浮かべると、「この時からのメリオダスの気持ちを考えると…」とメリオダスとエリザベスの長い旅路に思いをはせる梶。そして、久野は当時を「本当に緊張して息が吸えなかったと思います。人間との差別化を図るのと、男前の部分を表現するのが難しかったんですが、年月を得て楽しみながら演じることができました。」と振り返り、ホークの走る時の“トントコトコトコ”は「鈴木先生が原作に手描きで描かれていたので、ホークとは切り離せないと思ってアドリブで入れさせていただきました。」と意外な裏話が明かされた。福山は「妖精なので、精神的な年齢と肉体的な子供っぽさだったり、いろいろ形態の変化があるキャラクターだったので、自分自身も7年の変化でどうキングと向き合っていくか考えていた記憶があります。」と語り、「キングはTPOにわけて発言が変わるので、軽い気持ちとデリケートな部分をないまぜにしてました…ちゃんと真面目なことも言います(笑)」と語った。髙木は「ゴウセルはオリジナルのストーリーから入るところでした。今聞くとめちゃくちゃ恥ずかしいです。緊張してるんだろうなってよくわかります。初めてのアニメで、初めてのシーンがオリジナルでプレッシャーで血を吐きそうでした(笑)」と当時の心境を語り、梶から「難しいセリフを言っているのに説得力あるのは、だからゴウセルに選ばれたんだなと感じます」と絶賛され、笑顔を見せた。 また、神尾と井上には『七つの大罪』から思い出深いエピソードを尋ねると、神尾は「僕は傲慢な人に憧れていて。日常のセリフはエスカノールからだったりします。自分の所為なんだと気づいた時は、“なんだ我か…”とスーパーとかで使うんです。」と明かすと、全員から一斉に「本当に!?」とツッコミを受けた。そして、「エスカノールが好きなので、333話のシーンが思い出深いです。」と明かした。井上は「各々がやっていることがみんなそれぞれ正義だと思っているので、悪がいないのがいいですよね。膨大な量のキャラクターが出てくるので、描き分けされているのも魅力。中でも僕はキングファンです!ふとっちょ(正装ver.)姿のキングに自分とシンパシーを感じるので(笑)。1巻から読み返していただければ、より一層楽しめると思います。」と語った。 |
|
最後、舞台センターにスタンドマイクが設置され、1人ずつ『七つの大罪』完結への想いを語る挨拶へと移り、それぞれの思いの丈を語った。 ※原作者・鈴木央先生はお手紙です。 ◆原作者・鈴木央先生 ◆魔神B役・NON STYLE井上裕介 ◆ダブズ役・神尾晋一郎 ◆ゴウセル役・髙木裕平 ◆キング役・福山潤 ◆ホーク役・久野美咲 ◆エリザベス役・雨宮天 ◆メリオダス/ゼルドリス役・梶裕貴 “ありがとう、大罪。”の大きな弾幕と共に、イベントは幕を閉じた。 『七つの大罪』7月2日(金)全国公開 公式サイト: 公式Twitter: |
原作:鈴木 央『七つの大罪』(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:浜名孝行
脚本:池田臨太郎
アニメーションキャラクター設定:西野理惠(作画組)
美術監督:空閑由美子
色彩設計:桂木今里
撮影監督:近藤慎与 3D監督:大嶋慎介
編集:小野寺桂子 音響監督:若林和弘 音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
主題歌:岡野昭仁「その先の光へ」(SMEレコーズ)
CAST:梶 裕貴 雨宮 天 久野美咲 悠木 碧 鈴木達央 福山 潤
髙木裕平 坂本真綾 杉田智和 中村悠一 神尾晋一郎
川島 明(麒麟) 井上裕介(NON STYLE) / 倉科カナ
制作:スタジオディーン
製作:「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
配給:東映
© 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会