本年40周年を迎え、記念のムック本出版なども話題の高橋葉介の同名漫画、怪奇ミステリの傑作シリーズ「夢幻紳士」待望の実写化
『夢幻紳士 人形地獄』6月26日公開となります(*緊急事態宣言発出により、5月26日より延期) 原作者・高橋先生より直筆コメントが到着。1981年に雑誌「マンガ少年」で連載を開始した「夢幻紳士」は、昭和初期の帝都東京を舞台に、探偵・夢幻魔実也氏が事件を解決する一話完結の怪奇ミステリ。雑誌の休刊や廃刊等の諸事情で休載や再開を重ね、設定もその都度変更されながら、今日まで『ハヤカワミステリマガジン』等で掲載が続き、カルト的な人気を誇る高橋葉介の人気シリーズ。連載40周年を迎えた本年は、高橋葉介先生初の画集や、伊藤潤二先生・諸星大二郎先生らの寄稿が嬉しい『高橋葉介ムック本』の出版など話題満載の年。初の実写映画の公開が遂によ6/26(土)に迫り、高橋先生の直筆コメントが到着した!! |
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「林海象監督の『夢見るように眠りたい』を思い出した。 世界観がとても好きだ。 こういう世界観の作品を作り続けてほしい。」 加藤雅也(俳優) 「夢から醒めたくない」 「いつしか夢とうつつの往復に惑わされ、陶然と映画の世界に立っている。 古く、美味い酒に目を閉じたような時間が心地よい。それはかつて夢中になった高橋葉介の世界だった。」 「この世界感の構築力に心躍りました。 「人間を人形にしてしまいたい、という倒錯した欲望。この映画を貫くモチーフは、俳優を人形のように操りたいという〝演出〟のヤバさを思い起こさせ、ぞっとさせる。」 「魂を奪う。魂を覗き込む。これは身の毛もよだつ物語である。サンドイッチというのはキュウリ一本でも、ハム一枚でもできるものだが、ものすごく具沢山のサンドを食べたという感じになった。夢幻紳士は半分、ブラックジャックみたいで面白い。」 昭和初期の時代色のある美術の趣味がよく、人形の怖さも出ていました。スタッフとキャストの手造りの一体感がありました。 |
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公開を記念して作られた劇場用パンフレットには、原作コミックからのカットがちりばめられ、書き下ろしイラストもあり、監督インタビュー、ロケ地ガイドなど見ごたえ読みごたえ満点!他にも、イラストの入った缶バッジ、ポストカードセット、トートバックなど、コレクターアイテムとしても充実のラインナップがそろった。 |
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『夢幻紳士 人形地獄』
2021年5月22日(土) K’s cinemaほか全国順次ロードショー 物語・・・ 昭和初期の日本。探偵・夢幻魔実也(皆木正純)は、他人の心を視たり、他人に自由に夢を見せる事ができる。 ある夏の終わり、魔実也は道端で聞いた不思議な声に誘われ、木箱から発見された少女・三島那由子(横尾かな)に会いに行く。山奥の診療所で那由子に会うと、彼女は反応がなく、まるで人形の様だった。那由子の母ミツ(井上貴子)によると、奉公に出たまま数か月間行方不明だったという。魔実也は彼女の心の中を視ると、那由子は、奉公先の女主人・雛子(岡優美子)によって、自らを人形と思い込む暗示をかけられていた。 那由子を助ける決意を固めた魔実也は、雛子一味を追い詰め、自ら嫌悪する暗示で雛子を人形にするが・・・。 |
出演:皆木正純、横尾かな、岡優美子、龍坐、紀那きりこ、杉山文雄、SARU、井上貴子、義 いち、山口美砂、森川陽月、山田歩 他
原作:高橋葉介「夢幻紳士 人形地獄」より 早川書房刊
編集・監督:海上ミサコ 脚本:木家下一裕 、菅沼隆、佐東歩美、海上ミサコ
音楽:スズキケンタロー 撮影・照明:清井俊樹 録音・MA:田中秀樹 VFX・グレーディング:東海林毅 美術:郡司英雄 衣裳:立山功 ヘアメイク:松澤真弓(TTA)、たなかあきら(TTA) ヘアメイク応援:鎌田英子 総合応援:山岡加奈 監督補:菅沼隆 模型製作:電気蜥蜴 人形協力:アートマスターズスクール 他 プロデューサー:UNAPON 企画:佐東歩美 製作:ビーチウォーカーズコレクション
2018年/日本/90分/Color and B&W/stereo/16:9
Ⓒ高橋葉介・早川書房・ビーチウォーカーズコレクション
配給:ミカタ・エンタテインメント
宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト