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瀧内公美を主演に迎えた春本雄二郎監督最新作『由宇子の天秤』が9月より渋谷ユーロスペースほかにて公開となります。![]() この度、今月9日(現地時間)よりドイツ・ベルリンで開催中の第71回ベルリン国際映画祭にて、本作の公式上映が17日21:45(現地時間)より行われました! 本作は、世界各国から集められた良作かつ現代社会を独自の視点で切り取った作品を数多く選出することで有名な「パノラマ部門」に正式出品された。日本公開を前に、すでに11 の海外映画祭に出品されてきた本作だが、今回ようやく念願の現地入りを果たすことができた。 |
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また、本作が自身初のプロデュース作品となった片渕さんは、「私はアニメーション監督をしていますが、6年〜8年と長い時間をかけて制作をしています。つねづね、自分たちの後輩に当たる若い監督たちにはもっと作品を作りやすい環境であってほしいと考えていました。そんな時、同じ思いを持つ友人の松島哲也監督(本作のプロデューサー)が紹介してくれたのが春本監督でした。彼の脚本には、社会的事件を取材している主人公が陥っていく問題について書かれていました。“真実”というものがどのように伝えられるべきなのか。伝える側も人間である以上は歪な形になることもありうる、そういった人間の普遍性に気づかされました。」と、これからさらに羽ばたく若き監督へ賛辞を贈った。![]() エンドロールが流れると会場は拍手喝采!
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『由宇子の天秤』9月、渋谷ユーロスペース他全国順次ロードショー! 主演は、『火口のふたり』(19)で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、本作でスペインのラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀧内公美。脇を固めるのは『佐々木、イン、マイマイン』(20)の河合優実、『かぞくへ』(16)の梅田誠弘、さらに日本映画屈指のバイプレイヤー 光石研ら。監督・脚本は、日本の片隅で生きる若者たちの葛藤と不器用な優しさを描いた『かぞくへ』の春本雄二郎。そして、長編アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の片渕須直がプロデューサーとして参加している。 ストーリー |
瀧内公美 河合優実 梅田誠弘
松浦祐也 和田光沙 池田良 木村知貴
前原滉 永瀬未留 河野宏紀 根矢涼香
川瀬陽太 丘みつ子 光石研
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
キャスティング:藤村駿 ラインプロデューサー:深澤知
撮影:野口健司 照明:根本伸一 録音・整音:小黒健太郎 音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹 装飾:中島明日香 小道具:福田弥生 衣裳:星野和美 ヘアメイク:原田ゆかり
製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会 製作協力:高崎フィルム・コミッション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ビターズ・エンド
2020/日本/152分/カラー/5.1ch/1:2.35/DCP
©️2020 映画工房春組