映画情報どっとこむ ralph 国際女性デーをきっかけに、映画の力で「ジェンダー平等」を考えるコロナ禍だからこそより強く感じてしまうアンコンシャス・バイアス【unconscious bias】ジェンダーバランス改善、「女性の生き方・働き方」を考える作品!

短編映画『アンコン』制作決定

雛形あきこ、天野浩成、夫婦役で映画初共演!
2021年3月末 先行配信開始 決定!

女性のエンパワメントとジェンダー平等を推進しているHAPPY WOMAN実行委員会(事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)と、映画会社GUM株式会社は、「アンコンシャス・バイアス」を男女双方の目線で描く共感型短編映画『アンコン』を雛形あきこ、天野浩成夫妻競演で製作し、2021年3月末、HAPPY WOMAN公式サイト)にて先行配信することを決定しました。

映画情報どっとこむ ralph 国連開発計画(UNDP)が発表する「ジェンダー不平等指数(GII)」で、算出対象国162か国中、日本は23位(2018年、2019年、2020年)。

この数字からも長年にわたり日本では不平等が是正されていないと捉えることができます。また、全国連加盟国(193か国)が2030年までに地球を守るために制定したSDGs(持続可能な開発目標)の17項目において、環境問題や貧困問題など人々の“命”に関わる重大な社会議題と並んで「ジェンダーの平等」が盛り込まれていることから考えても、日本での女性蔑視問題は重大に受け止めなければならない事実と言えのではないでしょうか。3月8日には、世界規模で「国際女性デー」イベントが開催され、女性のエンパワメントとジェンダー平等が、世界情勢の一つとして、更に注目が集まっています。

そんな中、国内で「国際女性デー」の認知拡大を推進しているHAPPY WOMAN実行委員会と、映画会社GUM株式会社は、この国際的なムーブメントを捉え、日本発のジェンダー平等をテーマにした映画の製作を決定。この作品を通して、日頃の生活の中からジェンダー平等を考えるきっかけをつくり、日本におけるジェンダーバランス社会の実現になればと考えています。皆さんは、知らず知らずの内に大切な人を傷つけてしまっているかもしれません。この映画は、そんなアンコンシャス・バイアス=「無意識の偏見」を日常のさりげないシーンを切り取ることで、自分自身に置き換えることができ、誰しも理解、感動、共感をしてしまう作品になっています。

主人公の共働き夫婦の妻、藤村ゆきを演じるのは、雛形あきこさん。
雛形あきこ

雛形あきこさんコメント

昨年から生活が一変した。と言うセリフが今誰にでも当てはまります。正直、こんなに長い時間家族や大切な人と一緒に過ごしたことは無かったのではないでしょうか。だから、想像もしていなかったはずです。一緒にいる事で、自分でも気がつかない我慢。相手を思いながらも、すれ違ってしまうストレス。突然の変化に大切な人と一緒に乗り越えられるよう、そのきっかけに少しでもなれたら嬉しいと思います。

そして夫 藤村ひろと役には、雛形あきこさんの実の夫でもある、俳優の天野浩成さん。
天野浩成

天野浩成さんコメント

『アンコン』で夫役を演じさせて頂きます天野浩成です。この作品は夫婦でお芝居の共演をさせて頂くのですが、中々無い経験で楽しみという感情の中に、いつも作品に入る前の緊張感とはまた別の緊張感が何故か沸いてきています。この作品はコロナ禍での夫婦、家族の在り方を描いていくのですが、最近話題になっているコロナ禍での家庭問題をお芝居とはいえ自分が経験することが、その緊張感に繋がっているのかも知れません。その緊張感、圧迫感に負けず作中ではこの役を精一杯表現出来たらと思います。近くにいるだけにすれ違ってしまう。その為にどうしたら良いか。その様な作品です。ぜひ男女問わずすべての方々に観て頂けたら、そして夫婦でもみて頂けたらより一層嬉しく思います。今作では、実際の夫婦でもあるこの二人が、5歳児の子供を持つ30~40代の夫婦を熱演しており、見るものに共感と無意識の偏見に対するヒントと気づきを提案しているのも見どころとなっています。

映画情報どっとこむ ralph 夫婦が不仲になる中、相談している友人たちの生き⽅・働き⽅にも 刺激を受けながら⾃分たち家族なりのHAPPYを見つけていくストーリー。

『アンコン』

5歳児のこども、りんをもつ、一般的な30〜40代の夫婦

共働きで、子供を保育園に預け、夫婦共に、一生懸命な生活を送っているが、家事においても、育児においても、旦那、ひろとは仕事中心で協力的ではない。そんな日々に、フラストレーションを感じている妻、ゆき。しかし、コロナ禍、お互いテレワークになった現状で、あらゆる不満が起きてくる。普段は、顔を合わせていないから、許せていたもの、ことが、過ごす時間があまりにも多いため、小さなことでも喧嘩するようになってしまう。普段は気づくことのなかった妻への負担の多さを知る、ひろと。一生懸命、家族のために仕事に向き合いからこその行動、言動であったことを理解する、ゆき。
無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス) は、役割をただ、分担するだけで成立するものでなく、互いの想いを共有すること、伝えること、小さなことの連携が大事だということに気づき、夫婦は成長し、アンコンシャス・バイアスは、薄まっていく。

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天野裕充(あまのひろみつ)監督とは

1965年6月17日生まれ。早稲田大学(演劇専修)在学中から、映画製作現場の経験を積み、後フリーとして長短延べ200本ほどのシナリオを執筆し、ゲームクリエイターを経て監督に。劇映画・ドラマのほか、ドキュメンタリー作品が多い。文化庁・若手映画作家育成プロジェクト(NDJC)で35㍉映画74本(2006年~継続中)に携わる。最近の監督作は『劇場版ほんとうにあった怖い話 2020・呪われた家』『劇場版ほんとうにあった怖い話・事故物件芸人』など。

アンコンシャス・バイアス【unconscious bias】とは

日本語に訳すと「無意識の偏見」。自分ではまったく自覚しておらず、そんなつもりもないのに、実はえこひいきをしたり、差別につながる歪んだ見方をしたりしていること。年齢・性別・身体的特徴・宗教・人種などあらゆる「自分たちとは違う」グループに対して、無意識のうちに不公平な偏見を持っていること。

ジェンダー(gender)とは

生物学的な性別(sex)に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。たとえば、「料理は女がやるもの」って考えている人、いますよね?料理=女のシゴト。でも男で料理上手もいるのに?この性別がジェンダーです。国連開発計画(United Nations Development Programme)という機関が発表する「ジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index)」は、保健分野、エンパワーメント、労働市場の3つから構成されていて、
要するに、指数が高い国はジェンダーによる男女の差別があり、低い国は公平だというひとつの目安になる数字です。この「ジェンダー不平等指数」を見ると、公平性がいちばん高いのはスウェーデン!オランダ、デンマーク、スイス、フィンランドなどヨーロッパの国が、ジェンダーの差別が少ないそうです。ちなみに日本はGII算出対象国162か国中23位(2018年、2019年、2020年)でした。

SDGs【Sustainable Development Goals】とは

SDGsとは「この先の世界が今以上によくなるために、2030年までに世界の人全員で協力して解決したい目標」のことです。正式には「持続可能な開発目標」といいます。SDGsには世界を変えるための17の目標が定められています。SDGsのポイントは「地球に住む全員関係ある」ことにあります。個人や企業がみんなで少しずつ日々の行動を変えれば、17の目標はきっと2030年までに達成できるのです。
ちなみに日本は、全国連加盟国(193か国)の中で15位(2018、2019)でした。

HAPPY WOMAN®とは
すべての人が個性と能力を発揮でき、豊かで幸せな人生を送れる社会の実現や、女性の力による経済社会の活性化を目的として活動しています。(公式サイト )【HAPPY WOMAN 8つの⽬標】
➊ 国連が定めた持続可能な開発⽬標(SDGs)推進 ❷ 国際女性デーの普及による社会的ムーブメント創出 ❸ 男女が平等に参画できる社会づくり ❹ 女性教育の普及・次世代の育成❺ シングルマザー⽀援 ❻ 女性起業家⽀援 ❼ 女性職人・クリエイター・エンジニア⽀援 ❽ 女性の健康⽀援

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出演:雛形あきこ 天野浩成
エグゼクティブプロデューサー:関口忠宏・小川孔⼀
プロデューサー:オシア ウコ
監 督:天野裕充
脚 本:葦澤 恒・天野裕充
本編尺:25分
企画/製作:HAPPY WOMAN株式会社 ※1
GUM株式会社(Gentle Underground Monkeys Co,Ltd.)
製作プロダクション:GUM株式会社
(C)HAPPY WOMAN / GUM

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