映画情報どっとこむ ralph 昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”を、初登場から55周年となる2021年に、企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣の『シン・ゴジラ』タッグで映画化する『シン・ウルトラマン』。

主人公の”ウルトラマンになる男”には、斎藤工。
そして主人公の相棒役に長澤まさみ。
また、この二人と共に様々な脅威に立ち向かうメンバーの一員として、西島秀俊、有岡大貴、早見あかり、田中哲司。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが出演。『シン・ウルトラマン』に相応しい超豪華キャストの布陣となっております!!

また、昨年の12月に行われたTSUBURAYA CONVENTION 2019にて、庵野秀明が“ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿”と言う、シン・ウルトラマンのビジュアルがお披露目され、話題となりました。

映画情報どっとこむ ralph そして、このたび、福島県・須賀川市出身で「特撮の神様」とも称される円谷英二が礎を築いた特殊撮影技術並びに制作された作品等に関連する貴重な資料等を収集、保存、修復及び調査研究し、それらを通じて市民が特撮文化を顕彰、推進することを目的とした、須賀川特撮アーカイブセンター(福島県須賀川市柱田字中地前22番地)が本日2020年11月3日に開館いたしました。

開館に先立ち開館式が開催され、宮田亮平文化庁長官代理・文化庁参事官(芸術文化担当)付 芸術文化支援室長の所 昌弘、内堀雅雄福島県知事、橋本克也須賀川市長等と共に特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)理事長でもある庵野秀明(『シン・ウルトラマン』企画・脚本)、 樋口真嗣(同監督)、尾上克郎(同准監督)が出席致しました。そこで、シン・ウルトラマンのスタチュー(立像)が初お披露目されました!!

鋭意制作中の映画『シン・ウルトラマン』ですが、 立像に関しては、特撮界きってのスター的存在であるウルトラマンということもあり、須賀川特撮アーカイブセンター開館という記念すべき日に間に合わせるべく、庵野秀明、樋口真嗣からのたっての要望で、急ピッチで制作を進め、本日のお披露目に至りました。スタチューは高さ約2mで、映画で登場するウルトラマンの1/33スケールのスタチューとなります。ウルトラマンの代名詞とも言える“スペシウム光線※”発射のポーズをしたデザインで、今にも光線が発射されそうな迫力のある立像となっております!!

オリジナルデザインを手がけた成田亨氏の目指したウルトラマンの本来の姿を描くことをデザインコンセプトとし、ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたいという願いから生まれた『シン・ウルトラマン』のウルトラマン。このスタチューが初お披露目されたのを受けて、
■庵野秀明【『シン・ウルトラマン』企画・脚本】コメント
「「特撮」の技術や資料などを保存するこの須賀川特撮アーカイブセンターが開館した本日は、「特撮」にとって第一歩と言える日です。まだまだ、日本中にある特撮ミニチュアの作品、資料を保全する為に第二号、第三号とアーカイブを設立して、将来的にはミュージアムや特撮スタジオを建てるなど、「特撮」の未来に繋がっていくところまで辿り着けたらと思います。感無量過ぎて、ありがとうという言葉しか出てきませんが、アーカイブセンター開館にご尽力いただいた皆様に感謝いたします。

とコメントを寄せ、樋口真嗣は「細部にこだわって作っているので、よく見てもらいたい。特に耳に注目してください!」と感想を嬉しそうに述べました。

尚、本スタチューは2021年春ごろまで須賀川特撮アーカイブセンターにて展示予定です。

須賀川特撮アーカイブセンター施設概要
■施設名称:須賀川特撮アーカイブセンター
■施設場所:福島県須賀川市柱田字中地前22番地 地内
■運営  :福島県須賀川市
■監修  :特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)
■入場料 :無料
■開館時間:午前9時から午後5時まで
■休館日 :毎週火曜日及び12月29日~翌年1月3日(ほかメンテナンス休館日を適宜設定)
※『シン・ウルトラマン』スタチューは2021年春ごろまで展示予定。

映画情報どっとこむ ralph さらに、『シン・ウルトラマン』の公開が2021年初夏に決まったことも発表となりました!

『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ(1954年)』の現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。様々な言葉の意味を持ちうる「シン」の言葉を冠にした新たなプロジェクトが、遂に2021年の初夏にベールを脱ぐことになります!!

※「スペシウム光線」とは
『ウルトラマン』(1966年放送)第1話から登場する、”ウルトラマンといえばこの光線技”の代表格。
第2話「侵略者を撃て」にて、火星に存在する物質「スペシウム」が含まれることがわかり、フジ隊員によって命名。『帰ってきたウルトラマン』以降、多くのウルトラマンシリーズにおいても継承されている。両手を十字にクロスさせるそのポーズも、放送当時から真似をする子供たちが続出。いまや日本国民ならば誰もが知っているポーズとなっている。

映画情報どっとこむ ralph 『シン・ウルトラマン』

〈2021年初夏〉全国東宝系にて遂にベールを脱ぐ!!

【ストーリー】
護送中の宇宙怪獣ベムラーに逃げられたM78星雲人は、パトロール中の科学特捜隊・ハヤタ隊員が乗ったVTOL機・小型ビートルに激突する。その宇宙人は、瀕死の重傷を負ったハヤタと一体化し命を共有して地球の平和のために働くことを誓う。普段はハヤタとして怪獣たちに立ち向かうが、危機に陥ったときにはウルトラマンに変身して激闘を繰り広げる。

スタッフ
【企画・脚本:庵野秀明】
1960年、山口県生まれ。学生時代から自主制作映画を手掛け、その後TVアニメ『超時空要塞マクロス』(1982年)、劇場用アニメ『風の谷のナウシカ』(1984年)等に原画マンとして参加。1988年、OVA『トップをねらえ!』でアニメ監督デビュー。1995年にTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を手掛け、1997年の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』と共に社会現象を巻き起こす。1998年、『ラブ&ポップ』で実写映画を初監督。2006年、株式会社カラーを設立し、代表取締役に就任。自社製作による『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ(2007年〜)では、原作、脚本、総監督、エグゼクティブ・プロデューサーを担当している。2016年、実写映画『シン・ゴジラ』の脚本、総監督を務める。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年1月23日公開。

【監督:樋口真嗣】
1965年9月22日生まれ。東京都出身。高校卒業後、『ゴジラ』(橋本幸治監督/84)で特殊造形に携わったことがきっかけで、映画界に入る。その後、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(金子修介監督/95)など“平成ガメラシリーズ”三部作で特技監督を務め、2005年『ローレライ』で監督デビュー。『日本沈没』(06)では興収50億円を超える大ヒットを記録。2012年の『のぼうの城』(犬童一心と共同監督)で日本アカデミー賞優秀監督賞、『シン・ゴジラ』(16)で日本アカデミー賞最優秀監督賞、「ひそねとまそたん」(18/アニメ/総監督)で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど、名実ともに日本を代表するヒットメーカーの一人である。他の主な映画監督作品に『ガメラ2 レギオン襲来』(96/特技監督)、『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(99/特技監督)、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(08)、『巨神兵東京に現わる』(12)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 前後編』(15)がある。

●「ウルトラマン」(1966年放送)作品概要
初登場:1966年7月10日(日)「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」
     ※7月10日は「ウルトラマンの日」として制定。(日本記念日協会登録)
初回放送期間:1966年7月17日(日)~1967年4月9日(日)
初回放送時間:毎週日曜日19:00~19:30
放送局:TBS系
話数:全39話
初回放送視聴率:平均36.8%、最高42.8%(第37話「小さな英雄」)

怪獣や宇宙人によって起こされる災害や怪奇現象の解決に当たる科学特捜隊と、それに協力するM78星雲・光の国の宇宙警備隊員であるウルトラマンの活躍を描く物語。

1954年に公開された映画『ゴジラ』をはじめ、多数の特撮を手掛け“特撮の神様”と呼ばれた円谷英二監督が設立した円谷特技プロダクション(現・円谷プロダクション)が製作した特撮テレビシリーズ『ウルトラマン』は、正義を愛する光の巨人・ウルトラマンが勇敢な地球の人々とともに、時に迷い苦しみながらもこの星の平和を守るため、宇宙からの侵略者や凶悪な怪獣たちとの戦いドラマとして描かれています。
円谷英二監督が戦前・戦後に東宝に所属していた縁もあり、円谷特技プロの会社登記後には東宝も資本・役員を投入し、クリエイティブに集中する円谷英二を経営面から支えました。『ウルトラマン』の制作は東宝のスタッフ・所属俳優も多数参加し、系列の東京美術センター(後の東宝ビルト)を中心に撮影が行われました。
そして1966年7月より放送が開始された『ウルトラマン』は、同年1月~7月に放送された『ウルトラQ』と共に、日本全土に空前の怪獣ブームを巻き起こしました。
その後も『ウルトラセブン』(1967年)をはじめ、数多くの「ウルトラマンシリーズ」作品が放送され、親子三世代にわたる幅広い層の人気を獲得。2013年には「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として『ウルトラマン』がギネス世界記録®に認定され、2016年にはその記録を更新しました。その後も新シリーズが毎年放送され、2020年6月より最新作『ウルトラマンZ』がテレビ東京系にて放送中です。

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製作:㈱円谷プロダクション、東宝㈱、㈱カラー 
配給:東宝(株)
製作プロダクション:(株)東宝映画、シネバザール
出演(解禁済み) :斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊ほか
公開時期:2021年初夏予定
Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ

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