映画情報どっとこむ ralph 10月2日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開のドキュメンタリー映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』につきまして、広島の原爆ドームを訪れたムヒカの姿を映した本編映像を解禁します。
映画情報どっとこむ ralph この度解禁となるのは、日本から最も遠いと言われるウルグアイからはるばるムヒカが初来日を果たした当時の映像。ムヒカの言葉を多くの日本人に届けたいと強く切望した田部井監督らが、来日を呼びかけ2016年4月に実現。「もし広島に来なかったら日本の歴史に対しての侮辱だ」と語るほど、ムヒカ自身が強く望んでいた、広島の原爆ドームを訪れた部分を切り取っています。様々な展示資料で原爆投下直後に広島で起きた惨状を目の当たりにしたムヒカ。彼の表情からは、人類が犯した過ちに対する怒りや、深い悲しみの入り混じった衝撃を受けている様子が見て取れます。そして、「人間は同じ石でつまずく唯一の動物だと歴史が示している。我々は学ぶことができたのだろうか」と、反戦・非核への強い思いが感じられる文章を記しました。映画では、その言葉を本作でナレーションを務める、安藤サクラがムヒカの思いを代弁するように力強く朗読しています。世界からは未だ核兵器が無くならず、唯一の被爆国である日本もアメリカの核の傘の下、平和を享受しています。簡単には解決することが出来ない問題だからこそ、私たちは決して過去の悲劇を忘れてはならず、記憶し続けていく必要があると教えてくれたムヒカ。コロナウィルスの流行で様々な価値観が変化し、先行きの見えない不安が続く中、深い人生経験に裏打ちされたムヒカからの未来への提言は、これからを生きる私たちへの道しるべとなるはず。
映画情報どっとこむ ralph ムヒカと日本の知られざる関係を捉えた感動のドキュメンタリー映画

『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』

は、10月2日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開です。

2010年から5年間、南米の小国ウルグアイの大統領を務めたムヒカは、収入の大半を寄付。公邸に住むことを拒み、愛妻と愛犬と共に小さな農場で質素な暮らしを続け、いつしか“世界でいちばん貧しい大統領”と呼ばれるようになりました。
また、2012年にブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議でムヒカは先進国の大量消費社会を強く、しかし優しい口調で批判。その名スピーチは、たくさんの言葉に翻訳され、世界中の多くの人々に影響を与え、日本では「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本にもなりました。
本作は、テレビ番組の取材でムヒカにインタビューした田部井監督が、その後も取材を重ね、彼の生き方や言葉に触れながら、ムヒカと日本の知られざる関係を紐解いていく感動のドキュメンタリー。今春、日本でも公開したエミール・クストリッツァ監督によるドキュメンタリー『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』や、ムヒカの投獄生活を描いたNETFLIXの劇映画「12年の長い夜」など、ムヒカの波乱万丈な人生を題材にした作品はいくつかある中で、日本で暮らす田部井監督は自身にしか撮れないムヒカの一面を映し出しています。

【STORY】
2012年、リオデジャネイロで開かれた国連会議にて、現代の消費社会を痛烈に批判し、人類にとっての幸せとは何かを問うたウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ。その感動的なスピーチ動画が瞬く間に世界中で話題になったことで、田部井監督は当時ディレクターを務めていたテレビ番組で彼を取り上げることに。ウルグアイへ渡った田部井監督は一度も日本に訪れたことのないムヒカが、日本の歴史や文化にとても詳しく、尊敬していることに驚かされる。なぜ、ムヒカは日本のことをよく知っているのか? その後、田部井監督はその疑問の答えを突き止める為に何度もウルグアイへと渡り、大統領退任後のムヒカへの取材を重ねる。そして、ムヒカの言葉に心を動かされた田部井監督は多くの日本人にムヒカの言葉を聞いてほしいと願うようになり、ムヒカも訪日を熱望。絵本の出版社の協力を得て、彼の来日が実現する……。

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監督:田部井一真
企画・プロデュース:濱潤 プロデューサー:大島新、堀治樹 
撮影:中島大樹 編集:大山幸樹 音楽:石﨑野乃 
主題歌:「uzu」三浦透子(作曲・編曲:森山直太朗)
製作:フジテレビ、ネツゲン、関西テレビ 
出演:ホセ・ムヒカ、ルシア・トポランスキー 
ナレーション:安藤サクラ 協力:「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)
配給:KADOKAWA 宣伝:アンプラグド  2020年/日本/98分/カラー/ステレオ 
© 2020「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」製作委員会 

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