女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生がセンセーショナルな表現で新境地を開いた「Red」を『幼な子われらに生まれ』で知られる三島有紀子監督が映画化、2020年2月21日(金)新宿バルト9他全国ロードショーが決定しました!
大雪の夜、車を走らせる男と女。 主人公の塔子役には数々の作品で幅広い役柄を演じてきた女優・夏帆(28)。 危うい魅力をまとう昔の恋人・鞍田役には、日本映画界において欠かせない存在の俳優・妻夫木聡(38)。40歳目前にして、今まで見せたことのない憂いを帯びた色気を全身から放ち、圧倒的な存在感で鮮烈な印象を残す。 |
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夏帆、妻夫木聡に続き、今、最も旬な実力派俳優、柄本佑、間宮祥太朗が出演! 主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳役に、柄本佑(32)。 ●柄本 佑(えもと・たすく) 「新しく入社してきた夏帆さん演じる塔子に少し恋心を抱く男・小鷹を演じました柄本佑です。とても刺激的な恋愛映画であり、実際に起こったら大変な事になりますが…、なぜこういう映画が生まれるか。どこかでみんなちょっとだけ憧れてしまうところがあるのか。だけど、それを現実ではやってはいけない。そんな映画を2時間、疑似体験して、その恋愛を楽しんで頂きたいなと。映画っていうのはそういう夢のあるものなんだなと思います。」 塔子の夫・村主真役には、間宮祥太朗(26)。 夫の真は、家族想いで悪気はないものの“価値観のずれ”ゆえに、無自覚に塔子を追い詰めてしまう難しい役どころ。 ●間宮祥太朗(まみや・しょうたろう) 「三島監督と夏帆さんとじっくり撮影した日々が懐かしいです。どうなろうとも女性が女性であるという事を忘れるべからず。私はまだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません。自分が演じた真と同じ轍を踏まない様に。」 |
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三島有紀子監督からのコメント
「塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました。3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけたと思うし、夏帆さん含む4人の芝居は素晴らしかった、の一言に尽きます。」 <小鷹 淳役:柄本佑について> <村主 真役:間宮祥太朗について> 〈三島有紀子監督プロフィール〉1969年4月22日生まれ、大阪市出身。監督作『幼な子われらに生まれ』(17)で、第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第42回報知映画賞監督賞、第41回山路ふみ子映画賞を受賞。他監督作品に『しあわせのパン』(12)、『繕い裁つ人』(15)、『少女』(16)などがあり、各国の映画祭での上映や韓国・台湾での劇場公開も果たしている。 |
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出演:夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗
監督:三島有紀子 原作:島本理生『Red』(中公文庫) 脚本:池田千尋 三島有紀子
企画・製作幹事・配給:日活
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
企画協力:フラミンゴ
©2020『Red』製作委員会