映画『日日是好日』『セトウツミ』『さよなら渓⾕』で知られる鬼才・大森立嗣監督によるオリジナル最新作『タロウのバカ』が、9月6日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開!
公開3日目となる9月8日(日)にテアトル新宿で公開記念舞台挨拶が行われ、YOSHI、菅田将暉、仲野太賀、豊田エリー、植田紗々、大森立嗣監督が登壇。 日時:9月8日(日) |
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『タロウのバカ』は、社会からはじき出された少年3人の、ピュアで過激で乱暴な疾走を描いたアナーキーな問題作。約200席の満席になった会場の観客に対し映画初主演のYOSHIは公開後の反響について
YOSHIさん;すごいことになっているらしい。ネットで書き込みを毎日見ているけれど、僕について“生意気だ!”“敬語を知らない!”とか書かれていて…スイマセン!勢いのあるままにやっています。 菅田さん:狙い通りだな。そのまま行け行け! と焚きつけつつ 菅田さん:映画の反響もいい感じに賛と否がちょうどいい具合に、フィフティフィフティと聞いて、絶好調だと思います! 大森監督:賛否がほどよくあって、ネットの記事とか投稿で⼀喜⼀憂している。否があってもいいとは思うけれど、どこかで“なんでだよ!”という思いもありつつ。でも仕方がない。どんな感想であれ、意見が聞けるのは嬉しいことです。 と感謝。 |
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想い出深いシーンは?という問いに対してYOSHIさんは涙を流すシーンをあげて
YOSHIさん:泣くってダサいと思う自分がいて、でもタロウとしては泣かなければいけない。その決心が大変でした! と苦労を滲ませると、 菅田さん:でもスムーズだったよ。俺はずっと泣いていました。だってこの子(YOSHI)が一生懸命泣こうと頑張っているわけでしょう?あの奮闘はカッコよかったです。 と親心を見せるシーンも。 そんな菅田さんが、YOSHIさんや仲野さんに拳銃を向けて2人を言いなりにする劇中の1シーンをあげ 菅田さん:楽しかった!!! と振り返ると、 YOSHIさん:辛かったよ! 仲野さん:だってどんどん服を脱がされるんだもん!早くカットかかれ!と思ったよ! 菅田さん:太賀は嫌々脱いでいるのに、YOSHIは何故か楽しそうだったよね。 とYOSHIさんの謎の興奮ぶりを暴露。 YOSHIさん:確かに生きるエナジーが沸き上がった。 と自由奔放ぶりで笑いを誘った。 |
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YOSHIさんの母親役を演じて
豊田さん:私にも子供がいるので、それを考えると精神的にもキツイこともあったけれど、撮影期間中はYOSHI君が実際に撮影で使用されたマンションに住んでいたので、たまに息子に会いに行くという感覚が湧く、やりやすい環境を作ってもらうことができました。 豊田さん:YOSHIは撮影の最初と最後で会ったけれど、あまり変わっていないので安心しました! といい YOSHIさん:自分的にも撮影を通して内面的に変わっているのかな?と思っていたけれど、実際は何も変わっていなかった。 と照れ笑い。 植田さん:援助交際のシーンやピアノを弾くシーンなどチャレンジする場面ばかりで、仲野さんに引っ張ってもらえました。 仲野さん:植田さんとの撮影時間は短かったけれど、濃密な時間でした。 とシミジミ。それにYOSHIさんと菅田さんがニヤリとすると、 仲野さん:YOSHIと将暉が遊んでいる間にこっちは色々とやっているんだよ! と照れ隠しのお怒りモード。 |
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最後に・・・
YOSHIさん:デビュー作で大変だと思ったこともあるけれど、毎日が楽しくてみんながファミリーみたいだった。考えず体でフィールして“うおー!”という気持ちで観てほしいです! と観客にアピール。母親が本作を鑑賞したという菅田さんは 菅田さん:具体的に内容に熱を持って反応してくるのは限られているけれど、この映画に関しては電話もくれました。見て見ぬふりしているものが私にもあったと、息子である僕に語ってくれました。僕自身、この作品を通してもっと色々な世界があると知ったし、だからこそこういう作品を作るべきだと思いました。 とし、イベントを閉じました。 『タロウのバカ』 9月6日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー あらすじ |
監督・脚本・編集:大森立嗣
音楽:大友良英
出演:YOSHI 菅田将暉 仲野太賀奥野瑛太 豊田エリー 植田紗々 國村隼
製作:「タロウのバカ」製作委員会
配給:東京テアトル
(c)2019映画「タロウのバカ」製作委員会