映画情報どっとこむ ralph 第二次世界大戦を数学者の視点で描く、三田紀房先生の漫画『アルキメデスの大戦』が待望の映画化! 
物語の舞台は1930年代。アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍で繰り広げられる、「戦艦大和建造」を巡る知略・謀略、そして“数学”を駆使した頭脳戦! かつてない斬新な切り口で描く歴史エンターテインメント、それが『アルキメデスの大戦』です! 

昨年夏から撮影が開始されたそんな本作が、約1年かけて遂に完成! 
そしてその映画を誰よりも早く観ることになったのは、なんと漫画家たち!
6月4日、観客は“漫画家だけ”という「漫画家特別試写会」が開催されました!!

完成した映画をいち早く観てほしいと、原作者の三田紀房氏が漫画家仲間たちに試写の案内をしたところ、藤子不二雄Ⓐ氏(「オバケのQ太郎」ほか)、武論尊氏(「北斗の拳」ほか)、福本伸行氏(「カイジ」シリーズ ほか)などなど、“レジェンド漫画家たち”が続々と参加を表明!! すでにマスコミ関係者から試写の希望が殺到している中で、想定以上に多くの漫画家たちからの参加希望者があり、急遽別日程での試写を用意! 

有名漫画家たちが一同に揃う超豪華な「漫画家特別試写会」として、開催されました。

映画情報どっとこむ ralph 当日、25名の漫画家さんたちが試写に参加。

★試写会ゲスト一覧 ※五十音順
石川サブロウ『蒼き炎』
伊藤理佐『おるちゅばんエビちゅ』
魚戸おさむ『家栽の人』
大島やすいち『バツ&テリー』
かざま鋭二『風の大地』
新條まゆ『快感♥フレーズ』
末次由紀『ちはやふる』
仙道ますみ『リベンジH』
紅林直『嬢王』
高橋のぼる『土竜の唄』
高橋よしひろ『銀牙』
立野真琴『YELLOW』
ナガテユカ『ギフト±』
はしもとみつお『築地魚河岸三代目』
花沢健吾『アイアムアヒーロー』
福本伸行『カイジ』シリーズ
藤子不二雄Ⓐ『オバケのQ太郎』
藤巻忠俊『黒子のバスケ』
武論尊『北斗の拳』
本庄敬『蒼太の包丁』
村上もとか『JIN-仁-』
目白花子『東京バンパイヤ』
山下和美『天才柳沢教授の生活』
竜崎遼児『どぐされ球団』
わたなべぽん『自分を好きになりたい』

上映前の開場は超有名漫画家同士が談笑しており、和やかな雰囲気。上映前には三田紀房氏、そして監督・脚本・VFXを務めた山崎貴もかけつけ、観客を前にして挨拶をする一幕も。

三田紀房氏は「この会を開催することができ、皆様に本当に感謝申し上げます。」と謝意を述べた上で、「鑑賞後はぜひ忌憚のないご意見を!…お手柔らかに」と加え、会場に笑いが起きていました。

また、山崎監督は「来場する方々の名前を観た時、「まさか!まさか!」という方々のお名前ばかりが並んでいて、びっくりしました。今、緊張していると同時に、非常に嬉しく思います。」と喜びの気持ちを伝え、さらに「漫画と映画というものは切っても切れない関係にあると思いますし、私自身、漫画からいただいているものが大きいので、皆さまに観ていただけることに感動しております。」と挨拶。
三田紀房先生&山崎貴監督

映画情報どっとこむ ralph 上映終了の直後、大きな拍手で包まれた場内。映画を観終わった漫画家たちは三田紀房氏の元にかけより、「面白かった!」と笑顔で話しかける様子も見られました。映画鑑賞後に感想を聞いたところ、藤子不二雄Ⓐ氏は「特撮がメインの映画かと思っていたら、冒頭の特撮シーンから人間ドラマにばっと切り替わり、非常に面白かったです。先の読めない展開や意外性があって、さらに感動もあって、主演の菅田将暉さんの演技も素晴らしかった。」と絶賛のコメント。武論尊氏も「作り手としてライバルの目でも見ていたのですが、「やられたなぁ」と思いましたね。「そういう捉え方をしたのか」「上手いなぁ」と感じ、凄く悔しかったです(笑)」と漫画家ならではの視点で映画の感想を語りました。

最後には、超豪華メンバーでの集合写真を撮影。
『アルキメデスの大戦』超豪華!漫画家特別試写会

日本漫画史に残る1枚となりました! さらに映画の特別版ポスターに漫画家たちからのサインも寄せてもらい、超貴重なサイン入りポスターも完成!

累計発行部数は櫂直でも計測不能(!?)なほどの超豪華漫画家たちも映画を大絶賛!!
この夏一番の歴史エンターテインメント超大作に是非ご期待ください!!

映画情報どっとこむ ralph ≪コメント≫
原作:三田紀房氏 コメント
私自身、完成した映画を観て、鳥肌がたちました。画面からくるリアリティーや迫力に、観ていて圧倒されました。山崎監督を信じて楽しみにしていましたが、想像以上で、「ここまで作り込んだか!」と感動しました。
今回、多くの方に観ていただきたく、漫画家同士のコミュニティの中で、ダメ元でいろいろな方にお声掛けしたのですが、こんなにたくさんの方に来ていただき、ただただ感謝しかありません。

山崎貴監督コメント
漫画家の方々は、話を作り、ある意味では演者もやり、一人で物語を作っていくという、僕にとってスーパーマンみたいな存在です。僕はいろいろな方にお力を借りて映画を作っているので、そんな凄まじい能力を持っている漫画家の方々に観ていただくのは少し怖い気もしましたが(笑)、もちろん、すごく楽しみでもありました。大和はいつか描いてみたいと昔から思っていた、深く関心があったテーマで、そんな中で三田先生の凄い切り口の漫画と出会い、「是非つくらせて下さい!」とお願いしました。この映画を漫画家の方々にも気に入っていただけると嬉しいです。

≪映画の感想コメント≫
『アルキメデスの大戦』超豪華!漫画家特別試写会
藤子不二雄Ⓐ(「オバケのQ太郎」ほか)
特撮がメインの映画かと思っていたら、冒頭の特撮シーンから人間ドラマにばっと切り替わり、すごく面白かったです。僕も漫画を作っていますが、この映画は先の読めない展開や意外性があって、さらに感動もあって非常に良かったですし、主演の菅田将暉さんも素晴らしかったです。数式を解きながら演技をするシーンには、ビックリしました。僕は大和を知っている世代なので、当時のことも思いだしましたね。

武論尊(「北斗の拳」ほか)
作り手としてライバルの目でも見ていたのですが、「やられたなぁ」と思いましたね。「そういう捉え方をしたのか」「上手いなぁ」と感じ、凄く悔しかったです(笑) どんでん返しがあり、大和の意味についても語られ、脚本が上手く作られていて面白かったです。

『アルキメデスの大戦』超豪華!漫画家特別試写会
福本伸行(「カイジ」シリーズほか)
原作漫画を読んでいる僕はもちろん、物語を知らない人も面白いと思います。ドラマの「半沢直樹」みたいな攻防があって、物語が二転三転し、サラリーマンドラマみたいな面白さもありました。結末は自分の中でしっくりとくるところがあって、感慨深かったです。三田先生のこの漫画をどう映画化するのかと思っていましたが、見事に着地していました。

高橋のぼる(「土竜の唄」ほか)
非常に面白く、楽しんで観させていただきました。自分も漫画を映画化していただきましたが、その映画を観ると漫画が良くなってくるんですよね。演じていただいた俳優が漫画の中のキャラクターに上手く入ってきてくれて、キャラの表情も良くなりますし、リアクションもぶれなくなってきます。三田先生の漫画がまたさらに面白くなるんじゃないかと思って、楽しみです。

映画情報どっとこむ ralph 『アルキメデスの大戦』

今夏7月26日(金) 全国東宝系にて公開!

公式HP:
http://archimedes-movie.jp/


1933年(昭和8年)。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。だが省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者も。「今後の海戦は航空機が主流」という自論を持つ海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えていた。しかし戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者…。山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。ところがこの櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった。頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」…この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。天才数学者VS海軍、かつてない頭脳戦が始まった。同調圧力と妨害工作のなか、巨大戦艦の秘密に迫る櫂。その艦の名は、【大和】…。

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出演 : 菅田将暉 柄本佑 浜辺美波
笑福亭鶴瓶/小林克也 小日向文世/國村隼 橋爪功
田中泯 舘ひろし

監督 脚本 VFX:山崎貴 原作:三田紀房「アルキメデスの大戦」(講談社「ヤングマガジン」連載) 音楽:佐藤直紀
制作プロダクション:ROBOT 制作協力:阿部秀司事務所 東宝映画
製作:「アルキメデスの大戦」製作委員会 
配給:東宝 

撮影時期:2018年7月中旬~9月中旬

©2019「アルキメデスの大戦」製作委員会
©三田紀房/講談社

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