◆黒沢ともよ(黄前久美子役)
1番最初のテレビシリーズが始まったときは、1クールで終わると書いてある企画書を読んでオーディションを受けました。それが 今、自分が23歳になって初めての作品がこの映画なので、こうして舞台挨拶に立てたことが本当に嬉しいです! 映画で高校 2年生になった久美子を見ることができて、「嘘みたい!」と思ったくらいとても幸せです。 久美子はこの映画の中ですごく成長したな、と感じています。周りで起こっていた沢山の出来事を見ないで生きてきた久美子が ひとつひとつを手に取って確かめていく、好きだったものに気づく、頑張りたいと思っている自分に気づく、というのが1年生の時で した。それを経て、2年生になって1歩前に進んだなと思います。アニメーションは沢山の人に支えられていて、愛がないとこんな に綺麗なフィルムは作れないと思いますし、今後久美子たちが3年生になった姿を、そして奏ちゃんたちが先輩になった姿を見た いので、皆様ぜひ劇場で何度でもご覧ください!
◆朝井彩加(加藤葉月役)
この映画は、ストーリーの魅力、キャラクターの成長はもちろん、自分が勇気づけられることが多くて、背中を押してもらえる作品 です。この子を励ましたいな、勇気づけたいな、という友達を誘って何度でも観ていただきたいです。まだコンクールメンバーに選 抜されたことのない葉月としては、三度目の正直を願っているので、ぜひまた皆様と全国に向けて頑張りたいなと思います!
◆豊田萌絵(川島緑輝役)
今回登場する緑輝の後輩、求くんがとても可愛くて、身長が同じくらいの緑輝と求の2人が並ぶと癒されましたね。 2年生編ということで、北宇治カルテットが先輩として立ち振る舞っている姿を見られたことが幸せです。 今回は明かされなかった、それぞれのキャラクターの将来のことなど引き出しがまだまだたくさんあるので、わたし自身もっと続きが 見たいという気持ちでいっぱいです。なので、まず全国の皆さんにこの映画をたくさん観ていただきたいです。これからもぜひよろしく お願いいたします。
◆安済知佳(高坂麗奈役)
黒沢ともよさんが言っていた通り、1クールで終わると聞いていた作品をこんなにも長くやらせていただけて、麗奈たちと一緒に歳 を重ねられて幸せです。今回新しく個性豊かな1年生が入り、また新たな北宇治高校の音楽を奏でてくれます。1年生たちが 2年生になった姿を見たいですし、わたしたち2年生が3年生になり、全国出場を目指して前進していく姿を見たいので、この 好スタートのまま皆さんと3年生編を共有できたら嬉しいです。
◆石谷春貴(塚本秀一役)
登場人物の関係性の変化が見られる映画です。ストーリーが進むにつれて1年生はもちろん、2年生の成長も描かれていま す。演奏シーンは後半になるにつれて音が厚くなっていくところなど、とても繊細に描写されているなと感じました。 エンドロールに載っている沢山のキャスト、スタッフが愛と情熱を注いだ作品です。映像にも音にも、何より楽器にもこだわっていま すので、ぜひ何度も観に来てくださいますと嬉しいです。
◆雨宮天(久石奏役)
今回登場する1年生は独特な子達が揃っていて個性が強いので、先輩たちは本当に良い人ばかりなのだなと思いました。奏 は悪い子ではないんです!(笑) この作品は胸をギュッと掴まれる場面ばかりで、アフレコでは自分が出るシーン以外でもグッと きて泣いてしまいました。こんなにも心を動かされるってすごいことだなと思います。沢山の登場人物がいるのに、どのキャラクターに も感情移入できる作品なので、色んなキャラクターにフォーカスを当てて何度も観てほしいです。
◆藤村鼓乃美(中川夏紀役)
今回入部してきた1年生は大変な子達でびっくりしました(笑)。ユーフォニアムパートの新入部員、奏ちゃんのセリフには収録中 けっこう傷ついたんですけど、出来上がった作品を観たときも傷つきましたね(笑)。でも、後半で奏ちゃんとの関係に変化が起き たシーンに救われました! この映画は演奏シーンが本当に素晴らしく、新しい風が入ってきて更に賑やかになった登場人物た ちの関係も見ていてとても楽しいので、映画館に何回も観に来てくださると嬉しいです。
◆山岡ゆり(吉川優子役)
今まで優子は対個人でバチバチやっていましたし、みんなの前で真っ先にびゃーびゃー泣くタイプだったのに、今回部長になってか らは泣いている姿を最後まで部員に見せず、ずっとみんなを鼓舞していた姿を見て本当に成長したなと思いました。 この映画はアニメーションですが登場人物1人1人が本当に生きていると感じられる素敵な作品なので、何度も何度も足を運 んでいただいいて新しい発見をしながら楽しんでいただけると嬉しいです。
◆石原立也監督
テレビシリーズよりも映画の尺は短いのですが、ある意味やりやすかったです。シナリオを読んだ時は、こんなに沢山の内容が入る のかなと思ったのですけれど、いざコンテを切ってみたら予想以上にちゃんとしっかり入りました。平成がもうすぐ終わりますね。自分 にとってこの映画が平成最後の作品となったので忘れようがない作品となりましたし、思い出深い作品です。 新元号が決まった時から思っていたのですが、【麗奈】と【令和】って名前が似ていて幸先がいいなと思いました。

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