江戸末期の新吉原。
叶わぬ恋とは知りながら、それでも儚い夢を見てしまう・・・。

『花宵道中』

遊女たちの甘美で美しくも、哀しく切ない生き様を、赤裸々かつ繊細な筆致で描いた、宮木あや子さんによる小説「花宵道中」は、 2006年第5回
「女による女のためのR-18文学賞」で大賞・読者賞をW受賞。

R-18文学賞受賞『花宵道中』安達祐実
R-18文学賞受賞『花宵道中』安達祐実
その後、連作短編として新潮社より書籍化されるや、女性層を中心に共感を呼び、単行本、文庫合わせて、約12万部のベストセラーに。さらに小学館にて漫画化、女性セブンで連載されると大きな話題を呼び、こちらも累計30万部を超えるヒット作となっています。

その傑作小説が、最高のキャストとスタッフを得て、満を持して映画化されました。
豊島圭介監督のもと、かつて「吉原炎上」、「陽暉楼」、「おもちゃ」等、遊郭や花街を舞台にした数々の名作を生んできた東映京都撮影所で撮影。

2013年12月に撮影を終え2014年4月に完成を予定しているそうです。

R-18文学賞受賞『花宵道中』安達祐実 花魁
『花宵道中』安達祐実 花魁姿
花魁の悲しい運命を背負った主人公・朝霧を演じるのは、女優・安達祐実。

相手役に淵上泰史、妹女郎役に小篠恵奈が扮するほか、三津谷葉子、多岐川華子、立花彩野ら若手女優陣が彩りを添え、高岡早紀、友近、津田寛治らベテラン個性派共演陣が脇を固めています。

安達祐実さんからのコメントをご紹介

■朝霧役のオファーが来たときの率直なご感想をお聞かせください。
花魁の役は今までやったことがなかったので嬉しかったですし、今の私にはとてもいい役だと思いました。

■インまでの間に原作は読まれましたか? 読まれていた場合、映像化に当たってのイメージなどはされましたか?
原作を読ませていただきました。素敵な作品です。その世界観をどう表現するかは総合力だと思うので、私はただ、役の心や想いに集中して演じるようにしていました。

■脚本を読んだときのご感想をお聞かせください。
無駄な部分のない、澄んだ脚本で、とても良い!と思いました。

■時代劇で花魁を演じてみていかがでしたか? 苦労した点、よかった点を教えてください。
時代劇や花魁だからといって、特に苦労した点はありませんでした。花魁道中の場面では、衣装やカツラが物凄く重たかったですが、素敵な場面になっています。

■監督、共演された方の印象を教えてください。
豊島監督とは以前、TVドラマでお仕事させていただきました。大好きな監督ですし、絶対にまた一緒にお仕事がしたい!と思っていましたので、本当に嬉しかったです。共演者の方々は、皆さん個性的で(笑)。特に津田寛治さんは、役への入り込み方、現場での居方、人に対しての接し方など、感動しました。

『花宵道中』

は2014年秋 テアトル新宿ほか全国ロードショーです!

第5回「女による女のためのR-18文学賞」受賞作ですが、映画レーティングはR15+です。このサイトでご紹介しやすいです。

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『花宵道中』

あらすじ
江戸時代末期の新吉原。囚われの身ながらも地道に働き、間もなく年季明けを迎えようとしていた人気女郎・朝霧(安達祐実)は、縁日で半次郎という青年と出会う。彼との出会いが、彼女の運命を大きく変えていく―。

安達祐実
淵上泰史 小篠恵奈
三津谷葉子 多岐川華子 立花彩野
高岡早紀 友近 / 津田寛治

原作:宮木あや子「花宵道中」(新潮文庫刊)
監督:豊島圭介
脚本:鴨 義信
©2014 東映ビデオ/R15+/製作:東映ビデオ 配給・宣伝:東京テアトル

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