この度、太賀が主演を務め、吉田羊と共演することで話題の『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が11月17日より全国公開中。
11 月 17 日(土)に本作の公開記念舞台挨拶を開催。主演の太賀、吉田羊、森崎ウィン、小山春朋、御法川修監督 が登壇し、遂に公開を迎えた本作への想いを語りました。 『母さんがどんなに僕を嫌いでも』 公開記念舞台挨拶イベントレポート |
|
本作の公開記念舞台挨 拶が、11月17日(土)に開催され、主人公タイジを演じた太賀、母親役の吉田羊、親友役の森崎ウィン、主人公の幼少期を 演じた小山春朋、そして御法川監督が登壇しました。
原作者歌川たいじが自身の経験を綴った同名のコミックエッセイである本作。実話ということで演じる上や演出する上で気 にかけた点や苦労した点について 太賀さん:やるからには生きてることが辛くて苦しくて泣いていたタイジが今日を懸命に生 きている歌川たいじさんに繋がればいいなと思って演じました。 と語り、続いて、タイジの母親・光子役を演じて 吉田さん:撮影に入 る前に光子という実在の人物を再現することから一回離れて彼 女の未熟さを未熟なままとことん演じよう。そしてこの映画の叫び のようなものが伝わればいいなという覚悟で演じました。 と振り返りました。 森崎さん:僕の場合は撮 影に入る前にキミツさんご本人とお会いする機会がなかったとい うのが逆に自分の中で自由にのびのびとできたんじゃないかと感 じています。 と語り、 御法川監督:原作を読んで、悲しい現実 を悲しいまま写し取るような映画にしたくない、人の人生は自分 の力で循環させていくことができるということを見てくださる方に共 有できたらいいなと祈りを込めて取り組みました。 と語りました。 |
|
太賀さんとは 10 年以上前からの知り合いである森崎さんは今回初めて共演した感想を聞かれ
森崎さん:変な意味じゃないんですけど、僕はすげぇ太賀が好きで(笑)こんなに素敵な役者が年齢関係なく身近にいて刺激もたくさんもらいました。 と振り返り、これに 太賀さん:キミツ役が森崎くんに決まったと聞いて、これは間違いない、イケるという確信がありましたし、芝居を通しても常に寄り 添ってくれたことに支えられましたし、本当に感謝しています。 と語りました。また子供時代のタイジを熱演した小山さんは撮影中の思い出を聞かれ 小山さん:木野さんとお話をしていると気持ちがほっこりして落ち着いて演技に取り組めました。待ち時間に絵 本を読んでいただことも心に残っています。 と共演者でタイジを献身的に見守るばあちゃん役を演じた木野花との撮影エ ピソードを明かしました。息子と母のラブストーリーとも言える本作で息子役を演じた太賀さんは母役の吉田さんに 吉田さん:素晴らしい女優 さんですし、生半可な気持ちでは向き合えないなと思っていました。いざ面と向かうと上手く喋れないし何を考えているの かわからなくて。でも実際にお芝居をしてみたらこれほど良い緊張感はなくて、羊さんとだったらどこまでも行けると思える ようなやりとりができた。 と撮影時には伝えられなかった想いを語り、さらにもう一人の息子役である小山さんは吉田へ宛てた ラブレターを読み上げることに。 と撮影現場では伝えられなかった想いを明かした。思いがけない感動の手紙の内容に 吉田さん:撮影中は小山くんとは一切コミニュケーションを取らないようにしていたんですが、オールアップの日に”僕は羊さんに嫌われてると思ってました”って言ったんです。その瞬間に彼はこの小さい体で、 この撮影期間を一生懸命耐えてきたんだなと思うと本当にありが たかったし、ごめんねという気持ちでぎゅっとハグをしたんです。 こんなに素敵な言葉をいただけて母も幸せです。 と涙を見せた。 |
|
最後に・・・
吉田さん:きっとみんな誰もが心を許せたり許して くれる人を大事にして、今度はそれを他の誰かに共有してあげら れるきっかけになるそんな映画になれば良いなと思っています。 と語り、 太賀さん:タイジがいろんな人に支えられたように、この作品が皆さんにとって心に寄り添ってくれるものになると願っていま す。 とコメントし、公開記念舞台挨拶は終了となりました。 『母さんがどんなに僕を嫌いでも』 <STORY> |
太賀 吉田羊 森崎ウィン 白石隼也 秋月三佳 小山春朋 斉藤陽一郎 おかやまはじめ 木野花
原作:歌川たいじ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA 刊)
主題歌:ゴスペラーズ「Seven Seas Journey」(キューンミュージック)
監督:御法川修
脚本:大谷洋介
制作プロダクション:キュー・テック
配給・宣伝:REGENTS
©2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会