映画情報どっとこむ ralph 新鋭・濱口竜介監督が、東出昌大を主演に迎え、芥川賞作 家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が、9月1日よりテアトル 新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開となります。

この度は、蓮見重彦さん、いくえみ綾さん、朝井リョウさんはじめ超豪華著名人から本作に 向けて応援コメントが届きました!

いくえみ綾さん(漫画家)
朝子は「全てを捨てた」のか「その場にとどまった」のか
 観終わった後も正直わからない。
 ただ、思い出すと夢の中にいるような、残酷で美しい映画。

平野啓一郎さん(作家)
相手の、そして、自分自身の「わからなさ」を受け容れるところから、愛が始まる。 静かに連なる場面の強度を、見終わったあと、振り返った記憶の中に感じた。

武田砂鉄さん(ライター)
人はなぜ、その瞬間に、この瞬間が特別な瞬間になる、と気付けないのだろう。 特別な瞬間ばかりの映画を観ながら、そのもどかしさについて考え込みました。

相田冬二さん(映画批評家)
恋の正体がついにあかるみになった。
 永いため息も、甘やかな妄想も、すべてまぼろし。
 もう逃げるな。目をそらすな。恋は、一か八かの緊急事態である。

コトブキツカサさん(映画パーソナリティ)
愛の強度、運命の人、そして人生の選択を考えさせられたと同時 に、 朝子を中心とした恋模様に激しく心が掻き乱されました。

蓮實重彥さん(映画評論家)
向かいあうこともなく二人の男女が並び立つラスト・ショットの途方もない美しさ。 しかも、ここには、二十一世紀の世界映画史でもっとも美しいロングショットさえ含まれている。 濱口監督の新作とともに、日本映画はその第三の黄金期へと孤独に、だが確実に足を踏み入れ る。

柴田元幸さん(翻訳家)
幽霊の脅威、友だちのありがたさ、猫の大事さ、自分のほんとうの望みを知ることの幸運。
 一度観ていい映画だと思い、二度観てすごくいい映画だと思った。

茂木健一郎さん(脳科学者)
女が現実と仮想の間を揺れ動く時、愛しさが増幅する。 立ち尽くす男の腕に残る、小さな希望のぬくもり。 次の瞬間、何があるかわからないのが人生、そして映画。 ずっとドキドキしながら見ていた。

朝井リョウさん(小説家)
目に見えるもの、見えないもの、心はどちらに向いているのか。 感想がそのまま人生観の表明になり得る、美しい爆弾のような一作。

山崎ナオコーラさん(作家)
今、見ているのは、一瞬の美しさなのか、それとも時間の層なのか?
 小説や音楽、そして映画は時間を表現する芸術だ。 「寝ても覚めても」は映画の特性を最大限に活かして、豊かな時間性を見せてくれる。


新谷里映さん(映画ライター、コラムニスト)
心の揺れ動きが映像になっている、
 恋愛によって生まれる、相反する感情を感じとれる、
 それは心地良くもあり、悪くもあり、
 偶然のようで必然で、
 わがままのようで優しくて、酷くて、愛おしい。
 とても大好きな映画です。

立田敦子さん(映画ジャーナリスト)
ヌーヴェルヴァーグを彷彿とさせる繊細で軽やかな200%の恋愛映画。 神経を逆なでする草食世代のファムファタールを描ききった濱口竜介監督は、 日本を代表する愛の語り手として大注目!

今日マチ子さん(漫画家)
8年という時間は夢なのか、現実なのか。 雨に濡れた草むらの緑を、こんなにも苦しく感じたのは初めてだ。

飯沢耕太郎さん(写真評論家)
冒頭に牛腸茂雄の『SELF AND OTHERS』の写真が登場する。 牛腸はポートレートの撮影を通じて「もう一人の人間」の影を追い求めていた。 まさに、この映画のテーマと重なり合う。

映画情報どっとこむ ralph 映画『寝ても覚めても
英題: ASAKOⅠ&Ⅱ

9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国ロードショー!

www.netemosametemo.jp

あらすじ
東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、

戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。

亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ。

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出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督: 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)音楽:tofubeats
2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ

製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS 
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド 
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS

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