本作は、現在の世界情勢と奇妙に共鳴している物語。
イアヌッチ監督「この映画は、政府が情報をコントロールして、人々に何が真実で何が嘘かを伝える時に起こることを教えてくれる。」 ギャガ株式会社では、ロシアで上映が禁止され話題を読んだ問題作『スターリンの葬送狂騒曲』を、8月3日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他全国で順次公開します。 監督・脚本を務めるのは、エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経験をもち、政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチ。 これまでにも、英国政権の内部を描いたコメディドラマシリーズ「官僚天国」や、米国の女性副大統領を主人公にその日常を描いたコメディドラマシリーズ「Veep/ヴィープ」、米英両国の閣僚や官僚を描いた映画『In the Loop』などを手がけ、高い評価を受けている。 |
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イアヌッチ監督コメント この物語の時代設定は60年以上も前だが、今日の政治に対しても有効な教訓を示唆している。 本作にトランプの選挙やEU脱退といった映画の外の世界で起こったことを反映させるつもりはなかったが、奇妙に共鳴しているところはあるね。 彼らは嘘を語る。一瞬のうちに国民の敵になり、また次の瞬間には復権する。使う言葉によって、話の内容は全く別のものになる。私たちは今、嘘に塗られた、真実を失った時代にいる。 私はこの映画を現代政治への批判とするつもりはなかったが、もしそうなっているとしたら、観る人にスクリーンからそれぞれの結論を導き出してほしいと思っている。 |
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『スターリンの葬送狂騒曲』
8月3日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか、全国順次ロードショー 物語・・・ 97%FRESH!! ―ROTTEN TOMATOES(2018/4/20) |
監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:出演:スティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー、オルガ・キュリレンコ 他
配給:ギャガ
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