第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され話題となった、名匠ホン・サンス監督最新作『それから』。
主演をつとめるキム・ミニは、昨年、R18指定にも関わらず大ヒットを記録した『お嬢さん』(パク・チャヌク監督作/2016年)で、妖しくミステリアスな令嬢・秀子役を演じ、衝撃のラブシーンにも堂々と挑み国際的に評価されました。 現在では、カンヌ・ベルリン・ヴェネチアなど世界の映画祭が絶賛する名匠ホン・サンスの新たなるミューズとして、その存在感を確固たるものとし、既にホン・サンス監督作で5作品の主演をとつめています。 2015年のホン・サンス×キム・ミニの初タッグ作『正しい日間違えた日』はロカルノ国際映画祭グランプリを受賞、続く『夜の浜辺でひとり』ではキム・ミニが韓国俳優史上初となるベルリン国際映画祭女優賞(銀熊賞)に輝く快挙を達成しました。また『クレアのカメラ』では大女優イザベル・ユペールとの共演を果たし、今年のベルリン国際映画祭に出品された「Grass」(原題)でホン・サンス作品の5本目の主演となり、今、キム・ミニには世界から熱い視線が送られています。 キム・ミニとホン・サンス監督の4度目のタッグとなる最新作『それから』は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、かつてロベルト・ロッセリーニとイングリット・バーグマン、ジャン=リュック・ゴダールとアンナ・カリーナ、小津安二郎と原節子といった名監督と名女優のコンビが生み出してきた名作に連なる作品として喝采を浴びました。 モデル出身の抜群のスタイルとユニークな顔立ちが印象的なキム・ミニは、ファッションリーダーとしても女性から絶大な支持を受けています。中学生の頃からモデルとして活動した後、90年代末からテレビドラマと映画で女優としての活動をはじめ、現在は37歳。意外に長いキャリアの中で、2012年に出演した宮部みゆきの原作を映画化した『火車 HELPLESS』の演技が称賛され、パク・チャヌク監督の目に留まったことで主演した『お嬢さん』の演技が、国際的に高く評価され数々の受賞に輝きました。 |
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このたび、日本で2週間しか上映されていなかった、「スペシャル・エクステンデッド版」を、ホン・サンス監督最新作『それから』公開記念、新ミューズ キム・ミニの大ヒット作として限定上映が決定しました。
ホン・サンスが見出した新ミューズ、キム・ミニ主演の大ヒット作! 『お嬢さん』 6/2(土)~8(金) 限定上映決定!ヒューマントラストシネマ渋谷にて
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名匠ホン・サンス×女優キム・ミニ 作品一挙公開!
6/16(土) 『夜の浜辺でひとり』ロードショー |
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名匠ホン・サンス×女優キム・ミニ(『お嬢さん』)が紡ぐ、男と女の可笑しみ。
映画監督と女優の幸せなコラボレーションから生まれた、人間ドラマの最高傑作。 『それから』 原題:그 후/英題:The Day 6/9(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 公式サイト:crest-inter.co.jp/sorekara 【STORY】 妻に浮気を疑われ、窮地に立たされている社長ボンワン(クォン・ヘヒョ)が経営する出版社に勤めることになったアルム(キム・ミニ)。 出勤初日早々、社長の妻がやってきて、アルムを夫の不倫相手と決めつけ騒ぎ立てる。 同じ日の夜、前任者であり社長の愛人であった女がひょっこり戻ってきたことで、事態は思わぬ方向へ…。 |
監督・脚本:ホン・サンス
出演:クォン・ヘヒョ、キム・ミニ、キム・セビョク、チョ・ユニ
2017年/韓国/91分/モノクロ/ビスタ/
配給:クレストインターナショナル