「写真時代」、「ニューセルフ」など、伝説的なカルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭氏の自伝的エッセイを、俳優・柄本佑を主演に迎え、冨永昌敬監督が映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』。
この度、尾野真千子と原作の末井昭が参加した主題歌のレコーディング収録時のメイキング動画&主題歌MVが解禁となりました。 本作では、主人公のその後の人生に大きく影響する【爆発する母・富子】を演じた尾野真千子さんと、【母に爆発された息子】の原作者・末井昭さんが、本作の主題歌「山の音」(やまのね)を歌うという、前代未聞の試みに挑戦! |
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今回、本格的なレコーディングが初めてという尾野さんは、共に歌う末井さんに
恥ずかしくないですか? と不安を隠しきれない様子で問いかけると、 末井さん:いや、もう必死ですよ。恥ずかしいとか言ってられない(笑) と自分も緊張していることを明かして場を和ませ、 尾野さん:頑張ります。 と笑顔でブースの中へ。 主題歌を作曲し、本作の音楽をつとめた菊地成孔さんが見守る中、緊張気味でマイクの前に立ち、わざと低音、カメラ目線でワンフレーズを歌ってみせるなど自身で気持ちをほぐしています。実際にレコーディングがはじまると、艶のある切ないウィスパーボイスで歌い上げ、菊地も納得の表情で収録が終了。 |
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今回、2人を主題歌に起用することの発案者でもある菊地さんは
菊地さん:映画史的に原作者が主題歌を歌ったことはないので、末井さんに歌って頂きましょうということになった。その時からデュエットで計画していて、末井さんはやってくださると思っていました。(この作品は)大きくは母子の物語なので、(母親役を演じた)尾野真千子さんにお願いしました。 と語りました。 さらに、不安げな表情で初めての主題歌レコーディングに臨んだ尾野真千子の超貴重なメイキング動画となっています。 |
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また、メイキング動画と共に、本作監督の冨永昌敬さんが手がけた主題歌「山の音」のMVも解禁!
尾野さん演じる母・富子の誘うような視線と、柄本佑さん演じる末井昭の視線が交錯する演出のなかで、母(尾野)と息子(末井)のデュエットが流れる倒錯的な魅力に溢れるMVとなっています。 この主題歌が収録されたオリジナル・サウンドトラック「「素敵なダイナマイトスキャンダル」 オリジナル・サウンドトラック (+remix)は3月14日リリース! サントラ情報 |
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『素敵なダイナマイトスキャンダル』
3月17日(土) テアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開! ―芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった― 心中したのだ──。 青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川源平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだしていく……。 昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。 この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿り着いた先は。 稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。 |
柄本 佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重 豊 村上 淳 尾野真千子
中島 歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作
監督・脚本:冨永昌敬
原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊)
音楽:菊地成孔 小田朋美
主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」(TABOO/Sony Music Artists Inc.)
配給・宣伝:東京テアトル
2018年/日本/138分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル/R15+
©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会