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高橋文哉x西野七瀬W<出演

 
ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部45万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説は、犬好きも、そうでない人をも巻き込み、読者の中では「現代版の「フランダースの犬」のようで泣いた!」と話題になりました。飼い主を亡くし岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、南の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流――。全ての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語がこの度、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となります。
 
そんな“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋文哉が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野七瀬が務めることが決定しました!
高橋文哉x西野七瀬『少年と犬』
 

高橋文哉(たかはし・ふみや)/中垣和正(なかがき・かずまさ)役

…東日本大震災後の貧困に苦しむ生活の中、家族ために被災地で窃盗団のドライバーをしている。
犬の多聞(たもん)に出会い共に生きる中で、多聞が<南の方角>を見つめ続けていることに気づく。
 

髙橋コメント

この作品のお話を頂けたことを本当に嬉しく思いました。
僕自身生まれた時から実家に犬がいて、犬と共に生きてきたと言っても過言では無いほど犬が大好きで、人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました。
多聞役のさくらと撮影前にコミュニケーションを取って撮影に挑んだのですが、わんちゃんにしか出せない生のお芝居、そこに中垣和正としてリアルに向き合う楽しさを感じることが出来ました。
瀬々組には初参加でしたが、瀬々監督のこだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、ドキドキとワクワクを持ってお芝居することが出来ました。
西野七瀬さんとは初共演でしたが、お芝居にすごく真っ直ぐな方で美羽と和正として共に向き合えたことを光栄に思います。
多聞と出会い自分を見つめ直し自分の正義と向き合い、人生を模索する二人と1匹の織り成す掴みきれない空気を楽しみに公開までお待ち頂けたら嬉しく思います!!
 
 

西野七瀬(にしの・ななせ/須貝美羽(すがい・みわ)役

・・・とある秘密を抱えながら、デートクラブで働いている。多聞と出会ったことで、本当の自分を取り戻してゆくのだが・・・。美羽は多聞のことを”レオ”と呼んでいる。
 

西野七瀬コメント

今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。
瀬々敬久監督や高橋文哉さん、スタッフの皆さんと意見を交わしてパターンを試しながら撮影することもできました。ぜひ楽しみに待っていていただけたらと思います。

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監督は・・・

 
そんな2人をW主演に迎えメガホンを取るのは、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『護られなかった者たちへ』(21)、『糸』(20)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。
 

瀬々敬久監督コメント

犬の名前は多聞です。仏法の守護神の一つ、多聞天から来ています。馳星周さんが描いたこの不思議な物語を、「こんな悲しい話があります」とお坊さんが語る法話や、辻々で流浪の民が語った説教節のように、生きることの悲惨と喜びを伝える映画に出来ないか、そう思い挑みました。主演の高橋文哉さんと西野七瀬さんが、そのしなやかな感受性で物語を全身で受け止め、今を生きる私たちの映画にしてくれました。
 

監督:瀬々 敬久(ぜぜ・たかひさ)Profile

1960年5月24日 生まれ、大分県出身。京都大学在学中から自主映画を制作。卒業後、獅子プロダクションに所属し、助監督を経て、89年「課外授業 暴行」で監督デビュー。2010年、自主制作した「ヘヴンズ ストーリー」が第61回ベルリン映画祭国際評論家連盟賞を受賞し評価され、以降数々の話題作、ヒット作を手掛ける。
主な作品に『64 前編・後編』(16年)(第40回日本アカデミー賞・優秀監督賞受賞)、『8年越しの花嫁奇跡の実話』(17年)、『糸』(20年)、『護られなかった者たちへ』(21年)(第45回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞)、『ラーゲリより愛を込めて』(22年)。繊細で丁寧な演出に定評があり、骨太で社会派な題材からラブストーリーまで幅広く手掛ける。最新作は『春に散る』(23)。
 

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原作者から

今作の原作者であるベストセラー作家・馳星周は「犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う」と喜びのコメントを寄せています。
 
古来より人間のよき相棒であり、友人であり、家族として寄り添ってきた「犬」。狩猟に付き添い獲物を仕留め、家族としてそばにいてぬくもりを共有する。そんな寄り添ってくれる“多聞”と、さまざまな時と場所での人との出会いが織りなす物語は、すべての世代の胸を打ち、“生きることの意味”を教えてくれること間違いなしです。

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映画『少年と犬』

 
2025年春、全国ロードショー
 
あらすじ
その犬は、傷ついた人々に寄り添いながら日本を縦断した。
ただ…、一人の少年に会うためだけに。
 
震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正(高橋文哉)は、
同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞(たもん)と出会う。
 
聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、
一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に<南の方角>を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、
やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう――。
 
時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽(西野七瀬)の下で過ごしていた。
多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、
多聞の後を追ってきた和正が現われる。
 
こうして2人と1匹の新たな生活が始まるが、
痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、
たった一匹で<南の方角>に向かって歩いていく多聞には、
一人の少年と誓った約束があった――。
 

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キャスト:高橋文哉西野、西野七瀬
原作:馳星周「少年と犬」(文春文庫)
監督:瀬々敬久
企画・プロデュース:平野隆
脚本:林 民夫
制作スケジュール : 2024年3月イン~5月アップ
配給:東宝
コピーライト:©2025映画「少年と犬」製作委員会
公開日:2025年春
公式X(旧 Twitter):https://x.com/shonentoinu_mv
公式Instagram : https://www.instagram.com/shonentoinu_mv
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