『哀愁しんでれら』で商業映画デビューの渡部亮平監督が、“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」に初登場。
今回の聞き手は映画ライターのSYO。企画のはじまりや、パンチの強い物語の着想、本作のオファーを3回断ったという主演・土屋の魅力についてなど大いに語り合っています。 |
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渡部亮平監督「土屋太鳳さんしか考えられなかった」2012年に自主制作映画『かしこい狗は、吠えずに笑う』がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)に入選し、エンタテインメント賞と映画ファン賞を受賞した渡部監督。その後は『3月のライオン 前/後編』などの作品に、脚本家の一人として携わってきた。そんな経験を経て手がけられた『哀愁しんでれら』は、元々はPFFが製作から劇場公開までをトータルプロデュースする“PFFスカラシップ”のために執筆されたものらしい。映画化が実現しなかった企画はそのまま眠り、2016年に、前途有望な若手クリエイターを発掘する“TSUTATA CREATORS’ PROGRAM FILM”で見事グランプリを受賞。とはいえ、公開されるのはこの2021年。時間がかかったようだ。 主演の土屋については、「土屋さんしか考えられなかったんです。だから半年くらいかけてオファーを続けました。きっかけはSiaのMVを観たことです。この作品での土屋さんは本当に素晴らしいですね。こんなにも表現力の高い人なのだと驚きました。それにこの表現力の高さは、自分勝手なものじゃない。作品に寄りそったものです。このパワーを映画で引き出したいと思いました」と渡部監督は語っている。SYOは「見たかった土屋さんに会えた」と感想を述べている。 |
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■活弁シネマ倶楽部■
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■『哀愁しんでれら』■は絶賛上映中!! 公式HP: twitter: #哀愁しんでれら 児童相談所に勤める平凡な女性が、一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と出会い、優しく、裕福で、王子様のような彼に惹かれていく。彼の娘とも仲良くなり、プロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がる!まさにシンデレラとなった彼女は、夫と娘と共に幸せな家庭を築いていこうと決意し、新婚生活を始めるのだが、その先には想像もできない毎日が待っていた・・・。 |
脚本・監督: 渡部亮平
出演:土屋太鳳 田中圭
COCO 山田杏奈 ティーチャ 安藤輪子 金澤美穂 中村靖日 正名僕蔵 銀粉蝶 / 石橋凌 他
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016 グランプリ受賞作品
映画クレジット:©️2021 『哀愁しんでれら』製作委員会