昨年2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭において、最高賞であるロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)を受賞し、ヨーロッパで最も権威ある賞の一つであるヨーロッパ映画賞にも輝くなど、世界中で多数のドキュメンタリー賞に輝いた感動的な傑作『オラとニコデムの家』が『祝福~オラとニコデムの家~』の邦題で、6月下旬ユーロスペースを皮切りに全国順次公開することが決定。 そしてこの度、 「少女はこの世界に負けないように立っている。」 のキャッチフレーズと少女オラの眼差しが印象的なポスタービジュアルが到着しました。 舞台はポーランドのワルシャワ郊外の街。主人公は、酒で問題を抱える父親と自閉症の13歳の弟ニコデムと暮らす14歳の少女オラ。母は家を出て行ってしまい、家事をこなし、弟の面倒を見るのはもっぱらオラの役目だ。現実は厳しいが、弟の初聖体式(カトリック教会で、洗礼後に初めて聖体をいただく式)が成功すれば、もう一度家族がひとつになれると信じるオラの日々を描いている。 「自分自身が、この映画の少女だった」 『祝福~オラとニコデムの家~』 6月下旬ユーロスペースほか全国順次公開 |
監督&脚本:アンナ・ザメツカ
2016|ポーランド|DCP|カラー|5.1ch|75分|
配給:ムヴィオラ
©HBO Europe s.r.o.,Wajda Studio Sp. zo.o.Otter Films Wazelkie prawa zastrzeżone,2016