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ウディ・アレン監督インタビューとメッセージ到着

映画と美食の街として名高い、スペイン、サン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、ウディ・アレン監督が自身の集大成ともいえる映画愛溢れる最新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が1月19日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開となります。

この度、公開を記念し、最新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』の公開を記念し、ウディ・アレン監督から日本のファンに向けて、インタビューとメッセージが到着!
『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
これまでにローマ、パリなど街を舞台に映画を撮ってきたウディ監督は、スペインのサン・セバスチャンを舞台にした理由について、「きっかけはスペイン人から、スペインで映画を撮ったら資金を調達します、という連絡があったことです。バルセロナ、オビエド、アビレスでは撮ったことがあるので、好きな街であり、数回参加したことがあり、サン・セバスチャン映画祭という素晴らしいし、そこで撮りたいと思いました。気候も温暖で、人も、食事も素晴らしい、完璧な街で大好きです。撮影ではそのロケ地に数週間、居られますよね。それも決め手です。」 と、ロケ地となったきっかけとその魅力を語った。
劇中に出てくる9本の名作クラシック映画を選んだ理由を尋ねると「映画祭を舞台にした映画を撮るという構想を決めて、お気に入りの映画でプロットが適している作品を選びました。」と、映画ファン必見のオマージュシーンについて明かした。

これまで何度かウディ作品に出演し、今回、主人公モートを演じたウォーレス・ショーンを主役に配した理由については、「可笑しかったり、傷つきやすいキャラクターをきちんと体現できる素晴らしい俳優ですよね。そもそも知的な人なので、非常に共感もできます。最初は別の人を考えていたけれど、彼の名前が上がったとき、ピンと来たし、演じていてパーフェクトだなと思いました。彼と一緒に仕事をするのは楽しいし、仕事がしやすいし、クリエイティブな方ですね。」と、ウォーレスに惚れ込んだ様子で話した。

今作で4作目となる撮影監督のヴィットリオ・ストラーロとのコラボレーションについては、「映画撮影監督の歴代においても、ヴィットリオは天才と言えます。彼自身もたくさんのアイディアを持っていて、一緒に仕事をしていて楽しいです。撮影前に映画のアプローチ、視覚的な構想というのを話し合い、ストーリーに即したシネマ的な面を実行し、そしてそれをスタイリッシュな方法で実現できるのがヴィットリオですね。」と彼に惹かれている理由を語った。

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ウディ・アレン監督インタビュー到着

最後に日本のファンに向けて、貴重なメッセージ映像が到着!

「こんにちは、日本の皆さん。ウディ・アレンです。新作が間も無く日本で公開されます。サン・セバスチャン映画祭を舞台に、映画の巨匠たちによる傑作について描いた作品です。オマージュされた、愛、ロマンス、裏切り、男女の駆け引きもあり、家を出て映画館に来たくなるような映画です。 」と作品に込めた思いを添えたメッセージを送った。

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『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

原題:Rifkin’s Festival

1月19日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

@rifkin/

物語・・・
かつて大学で映画を教えていたモートは、今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカー。そんな彼が映画業界のプレス・エージェントである妻スーに同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加する。ところがスーとフランス人の著名監督フィリップの浮気を疑うモートはストレスに苛まれ、現地の診療所に赴くはめに。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱く。サン・セバスチャンを訪れて以来、なぜか昼も夜も摩訶不思議なモノクロームの夢を垣間見るようになったモートは、いつしか自らの“人生の意味”を探し求め、映画と現実の狭間を迷走していくのだった…。 

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脚本・監督:ウディ・アレン
撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ
出演:ウォーレス・ショーン  ジーナ・ガーション ルイ・ガレル エレナ・アナヤ  セルジ・ロペス クリストフ・ヴァルツ
2020年/92分/スペイン・アメリカ・イタリア/英語・スペイン語・スウェーデン語/カラー・モノクロ/ビスタ/原題:Rifkin’s Festival/日本語字幕:松岡葉子
提供:ロングライド、松竹
配給:ロングライド
© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.
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