2月24日より東京・ユーロスペースにて公開される春本雄二郎監督 『かぞくへ』。
各界から応援コメントも続々到着しているそうで、一部抜粋が到着しました!
<各界著名人からの応援コメント>
堤幸彦(映画監督)
そこには「人」がいた。真っ直ぐで、思い、悩み、背負い、それはリアルに私たちの隣にいる人達で、あるいは私そのものかもし れない。だからこの映画には、感情を持っていかれる。橋の上で私も泣く。気がつくとこの映画の“かぞく”になっていた。恐る べし、春本監督。
原田知世(女優・歌手)
心の友と呼べる人と出会えたなら、人生は豊かなものになるだろう。その人生が終わる時に思い浮かぶ人たちが、私にとっての『家族』という枠を超えた『かぞく』なのかも知れない。
二ノ宮知子(漫画家)
ああ、なんで男って…。ああ、なんで女ってこう…。そう、親の言葉は呪いになるんだよ…。細部までのリアルさが、心にとても 刺さってきました。若く不器用で愛すべき人達が葛藤する姿に、自分の若い頃を重ねたり、違うだろうと地団駄踏んだり…。最後 は旭と一緒に泣いてしまいました。また、旭と洋人の「島の人」感。どういう関係だったか、説明がなくてもわかるような。この東京の片隅に確実に存在してるって思うから余計に痛々しく。世界中の不条理に自分も関われるチャンスはあるし、その時は何かできる大人でいたいな、と思えました。
でんでん(俳優)
この映画に出ている梅田君は、今人気のスポーツ、卓球をやる。2017 年東京選手権ショービズの部で彼は第 3 位を獲得。ちなみ に私は準優勝。卓球のダブルスなどでは相方との息が合わなければ勝利はできない。梅田君の松浦君とのコンビネーションの良さ は素晴らしい。卓球よりうまい。私は、多くの人にこの作品を薦めたい。
矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミングディレクター)
見事な脚本と、素晴らしい役者。主演の青年ふたりの姿を思い浮かべると、いまでも胸が熱くなる。絶対に観客の胸に突き刺さる はずと、確信を持って選んだ作品だ。
ドン・ブラウン(映画翻訳家)
2016 年の東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門の僕的ベスト1『かぞくへ』は日本インディーズ界に新風を吹き込む傑作。極 めてシンプルで分かりやすいのにも関わらず、時代を写す奥深さのある脚本。主演の松浦慎一郎さんの優しさ溢れる演技は特筆す べき。『かぞくへ』には、日本のインディペンデント映画に足りないものが、すべて詰まっている。お見逃しなく。
冨手麻妙(女優)
今の若者は、人との繋がりを絶っているような気がしています。人と人がぶつかり合ったりすれ違ったりして、もがいたり悩んだ りすることを避けている気がします。私はこの映画を見て、友情や恋愛を超えた先の救いの場所である“かぞく”というものが見 えた気がしました。スマホばかり見つめていないで、自分にとっての“かぞく”をもっと大切にしていこうと思える映画でした。
高佐一慈(お笑い芸人 ザ・ギース)
主人公、その恋人、親友。彼らは誰も悪くないし、皆素直に生き、とてつもなく優しい。なのになぜ、悲しみに向かって歩いてい かなければならないんだろう。圧倒的リアリティに、気づいたら泣いていました。もう一度見に行きます。
そのほか、多数の応援コメントは随時公式サイトにてアップされる予定。
|