2006年に公開され、第79回アカデミー賞で2部門受賞し、ノーベル平和賞を授与されたアル・ゴア元・米副大統領の伝説的ドキュメンタリー『不都合な真実』。
その続編であり、2020年にオリンピック・パラリンピックを控え、“環境にやさしい大会”、“環境都市”の実現を目指す東京で開かれた第30回東京国際映画祭のクロージング作品でアル・ゴアさんも登壇して上映された『不都合な真実2:放置された地球』が現在絶賛公開中です。 アル・ゴアさんが前作で語った「真実」は世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだったにも関わらず、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕しています。 世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に果たして何が起こったのか。 今語られる衝撃の「現在(いま)」を突き付ける一方で、多くの逆境に立たされながらも戦い続けるゴアの姿に胸を打たれるドキュメンタリーに仕上がっている本作。 |
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この度、2015年11月13日、130人の無実な人の命が奪われた、ヨーロッパ連合内で最悪の事件ともいわれるパリ同時多発テロ事件に遭遇したゴアが、恐怖慄くフランス市民のために力強いメッセージを伝える姿が印象的な本編抜粋映像を解禁に。 COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が始まる2週間前、本作の制作チームと共にパリを訪れ、国民の注意を引き、気候変動会議に向けて気分を高めるため、「リアリティ24時間」というタイトルでウェブキャストマラソンやコンサートを24時間配信しようと予定していたゴア。 しかし、放送が始まって4時間経った頃、突然パリの街がテロ攻撃に巻き込まれたため、生放送を中断する必要が出ました。この混乱の中、撮影を止める前に即興でスピーチをし、テロをモラルに欠ける行為とし、人々には団結して将来のために取り組むよう伝えたゴアさん。 「武器の力だけでなく価値観の力、世界の未来を思い行動することが必要だ」 と悲痛な表情でメッセージを発信する姿が映し出されています。 ゴアの発信するメッセージに是非耳を傾けてみて下さい。 地球の声なのかもしれません。 公式HP: |
監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク『南の島の大統領 沈みゆくモルディブ』
製作総指揮:
ジェフ・スコール『スポットライト』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』、
デイヴィス・グッゲンハイム『不都合な真実』(監督)
ローレンス・ベンダー『パルプ・フィクション』『グッド・ウィル・ハンティング』、ローリー・デイヴィッド、
スコット・Z・バーンズ『不都合な真実』、レスリー・チルコット『不都合な真実』
製作:リチャード・バージ、ダイアン・ワイアーマン『不都合な真実』
全米公開: 2017年7月28日
日本公開: 2017年11月17日
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