本日レッドカーペット&オープニングセレモニーを経て絶賛開催中の「第10回したまちコメディ映画祭in台東」。
記念すべき第10回のオープニング作品として上映となったのは、昨年のしたコメで齊藤工監督と金子ノブアキ音楽担当により制作発表された『blank13』。 上映後の舞台挨拶には、観客とのQ&Aティーチインの時間も設けられ、観客からキャストにたくさんの質問が飛び交いました。 日付:9月16日(土) |
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ウラジオストック国際映画祭にてベストアクター賞をとったとの知らせが届いたばかりの本作。 齊藤工監督:一生さんとリリーさんと僕。ロシアの方々が奇妙な愛着を与えたかったんでしょうね。心で感じていただけたのですかね。 実は、ベストアクター賞は通常一人なのですが、3人同時受賞となったそうです。 |
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観終えたばかりの観客とのティーチイン
Q:ロケを組む際はどんなところに重点を置いて場所を探されたのですか? Q:リリー・フランキーさん演じるお父さんの小さなお葬式の横で、豪華で大きなお葬式をやっているシーンがありますが、皆さんならどちらのお葬式で送られたいですか? 大水さん:絶対あのお父さんみたいじゃない方がいいです!
高橋さん:どうしても比べてしまうと思うんですけど、まず自分の人生を自分で肯定しないと始まらないと思うんですよね。自分のことを好きになってあげるとか、近しい人を大切に思ってあげないと。隣の庭ばっかり見ないで、自分の庭を綺麗にしていこうというメッセージも『blnk13』には入ってるんだと思います。僕は甲乙つけがたいです。 |
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Q最後のシーンにキャラクターを揃えた監督の思いとは?
齋藤さん:あそこが肝になるなと思って撮りました。一生さんがいろんな思いを受けるキャッチャーなんですよね。隣に座ってる僕はちょっと笑ちゃってるんですけど…(笑)キャスティングは一枚の色を彩って行くように、原色を強めに集めて行くようにしました。奇跡的なメンバーが集まってくださいました!基本的にはロングテイクで、後半はドキュメントタッチで撮りました。何が起きても撮り続けるという演出にトライをしようという気持ちでした。
齋藤さん:セコムみたいな(一同爆笑) 高橋さん:あんまり笑うことはなかったです。なんとか笑いを抑えてました。 齋藤さん:実際のお葬式って笑っちゃいけないから、ちょっとのことが面白くて。うちの母がインナーに「岐阜郡上祭り93」って服を着て葬式に出てるときがあって、それが透けて見えてて、みんなクスクス笑ってました! |
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Q劇中で一生さんが着ていた白いTシャツは自前ですか? 高橋さん:自前じゃないです。自前風の物を工くんが用意しました。 Q子役の子の野球のフォームが上手くて、高橋さんのシーンになった時に、そのフォームが微妙だと思いました。野球が苦手ですか? 高橋さん:そんなことないよ。それは僕の体のコントロールというか、使い方だと思います。そう、見えてたらすいません〜! Qリリーさんが後ろにいるポスターに、一生さんはどんな気持ちで挑んだんですか? |
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今回サプライズで、高橋一生さん演じる主人公の幼少期を演じた大西利空くんが登場!既に、ファンがいるらしく「利空くん!」と黄色い声が! 大西くん:今日で観たの2回めなんですけど・・2回めも笑っちゃいました!おかしいんです! と、目をキラキラさせて話す彼にひきつけられる皆さん。 更に!! 大歓声の中!恐縮しながら山田孝之さんがサプライズ登場 ここで、『blank13』イベントは終了! と、締めました。これは何かの暗示なのか。。。 |