花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた『フェリシーと夢のトウシューズ』 の公開を記念して、日本語吹替版で声の出演をした花江夏樹さんが上映前の舞台挨拶に登壇しました。 花江夏樹、僕にとっては『花江と夢の吹き替え』です! |
|
日本語吹替版で主人公・フェリシーの幼馴染ヴィクター役を演じた花江夏樹さんが公開記念舞台挨拶に登壇しました。 はじめて作品を観た時の作品の印象について 花江さん:僕はバレエをやったことがないのでなじみがなく、まず題 材がバレエ?と驚いたのですが、観ていると夢を掴むために真っ直ぐに頑張る女の子のお話で気分が 爽快になりました。夢に向かってがむしゃらに頑張っていた頃を思い出しました。 劇場版洋画の吹替 が初であったことについて 花江さん:アフレコは一人ずつ録っていたので他の皆さんがどんな芝居をしているか分か らない状態で、完成するまでどんな感じになるか分からなかったので不安でした。あと普段はラフの状態 で声をあてることも多いので、完成した画を見ながらアフレコできるのは動きや表情があって分かり易か ったです。 と振り返る。 洋画の吹替版をみるのが大好きだという花江さんは、今回の出演について 花江さん:洋画ならではのおもしろさを感 じることができたと思います。空気感が違い、テレビアニメはかなりデフォルメされた演技が多いですが (この作品は)ナチュラルな所も多くあり新鮮で楽しかったです。しかも思っていたよりもかなり出番が多くて幸せでした。僕にとってこの映画は『花江と夢の吹き替え』でした!(笑) と、かなり洋画の吹替版嬉しかったご様子。 土屋太鳳さん、熊川哲也さん、その他キャストについての印象を聞くと、 花江さん:どんなお芝居するのかなと気になってい ました。ストーリーはすでに知っているけど新しい作品をまた観たような気分でした。ル・オー夫人役の夏木マリさんがやはり、すごくインパクトが強かった(笑)性格がきつそうな顔しているじゃないですか?その通りなんですよ!(笑)悪役感がすごく漂っていて、お芝居もぴったりでお会いしてみたいと思いました。 と会場の笑いを誘いました。 |
|
お気に入りのキャラクターについて聞くと、
花江さん:内山昂輝くんが演じていたルディ役(主人公・フェリシーを 気に入るバレエが上手な美少年)がコミカルですごく面白かったです。フェリシーを取られちゃう、ヴィクタ ーも負けてられないなという思いでした。あとは、やっぱりヴィクターの一見普通の好青年風だけどちょっ とヘタレで抜けているところが愛嬌があって好きですね。フェリシーと一緒で夢に一途でいいなって思います。フェリシーはひたむきにバレエの練習をする姿から、本当に踊るのが好きな気持ちが伝わってくる。でも その他にちょっと不良な部分があるんですよ。ネタバレになっちゃうから言えないけどあるものを盗むんですよ!結構強引なルートでバレエ学校に入りこもうとする!(笑)アニメーションなので非日常的なシ ーンも多いですがその画やダンスの美しさで違和感を感じさせないところがすごいですね。 最後にこれから観る人へメッセージとして 花江さん:フェリシーががんばっている姿が胸にジーンとくる、僕も夢に向 かってがんばらなきゃな、と思わせてくれる作品です。フェリシーとヴィクター、彼女がヴィクターに振り向い てくれるのかな、という、そんな恋愛要素も少しありますし、今夢に向かってがんばっている人にぴったり だと思います。今日は本当にありがとうございました。 と締めくくった。 物語・・・ 『フェリシーと夢のトウシューズ』 |
声の出演:エル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンほか
日本語吹替え:土屋太鳳 黒木瞳 花江夏樹 / 熊川哲也 /夏木マリ
監督:エリック・サマー、エリック・ワリン
脚本:キャロル・ノーブル、エリック・サマー、ローラン・ゼトゥンヌ
振付:オレリ―・デュポン、ジェレミー・ベランガール 2016/フランス・カナダ/シネスコ/89 分/5.1ch/英語/
日本語字幕:稲田嵯裕里
配給:キノフィルムズ
© 2016 MITICO – GAUMONT – M6 FILMS – PCF BALLERINA LE FILM INC.