映画情報どっとこむ ralph 熊切和嘉監督最新作、『そこのみにて光輝く』の綾野剛主演の『武曲 MUKOKU』が、ロングラン公開中です。

『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀男優賞をダブル受賞し、本作も6月に行われた同映画祭に正式出品されるなど、国際的評価の高い熊切和嘉監督ですが、この度、イギリス・ロンドンで開催される第25回レインダンス映画祭(9月20日~10月1日)インターナショナル長編コンペティション部門に出品されることが決定しました。
綾野剛VS村上虹郎『武曲 MUKOKU』
レインダンス映画祭は、92年に始まった、欧州最大級のインディペンデント映画祭。一昨年は『野火』(塚本晋也監督)と『ソレダケ/that’s it』(石井岳龍監督)が、昨年は『二重生活』(岸善行監督)が、それぞれインターナショナル長編コンペティション部門に出品されており、貴重な日本映画発信の場として映画ファンから注目されている。

また、第22回には、綾野が主演した『そこのみにて光り輝く』が同部門にて最優秀作品賞を受賞している、綾野自身にとってもゆかりの深い映画祭である。
綾野剛VS村上虹郎『武曲 MUKOKU』
新鋭発掘の場として定評があり、過去にはクエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』(94)、クリストファー・ノーラン監督『メメント』(00)、園子温監督『愛のむきだし』(08)の英国プレミアが行われたこの映画祭で、目の肥えた映画ファンたちが本作をどう受け止めるのか、是非注目してほしい。

映画情報どっとこむ ralph 綾野剛VS村上虹郎『武曲 MUKOKU』ポスター『武曲 MUKOKU』

物語・・・
海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光邑師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。

公式HP:
mukoku.com
公式Twitter:
@MUKOKU_movie

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原作:藤沢周『武曲』(文春文庫刊)
出演:綾野剛 村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明 監督:熊切和嘉 脚本:高田亮 音楽:池永正二
配給:キノフィルムズ

©2017「武曲 MUKOKU」製作委員会
    

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