「予告で泣ける!」と話題の感動ラブストーリー『エブリシング』が、いよいよ今週8/5(土)より全国公開となります。
18年もの間、外に出たことがない難病の少女と家庭に悩みを抱えつつ主人公を一途に支える少年を演じた感想や、撮影現場裏話などが語られました。 Q:『エブリシング』に出演した感想は? アマンドラ:脚本をもらって初めて、黒人の女性作家が書いた小説が原作だということを知ったの。撮影の時に彼女は、子どもが観られる内容にしたいと言っていた。彼女のお子さんはハーフなの。だから、マデリンをハーフの子どもが共感できるようなキャラクターにしたかったと聞いて、素晴らしいと思ったわ。私もハーフだけど、成長期にそういう映画をあまり観ることができなかったから。 ニック:監督はまず、音楽やビジョンについて説明してくれた。そのあと小説を読んだんだ。僕にとって恋愛映画は初めてだし、物語も映画に関わる人たちも何もかも完璧で、僕の想像を超える素晴らしさだった。 Q:マデリンとオリーはどんなキャラクターですか? アマンドラ:マデリンは自分の家から出ることができない女の子で、オリーは家族の悩みを抱えている。ふたりは窓越しに恋に落ちるの。直接会えないふたりは、メールやSNSを使って、気持ちを伝え合うの。そして恋をしたマデリンは人生について考えるようになる。思いきり生きるために、自分の“すべて”を懸けるべきかどうか。 ニック:オリーは家族の問題を抱えた青年なんだ。だから、世の中のことをネガティブにみている。マデリンほど世界が新鮮だとは思っていない。でも、マデリンにとっては何もかも初めての経験。だからオリーも彼女を通じて新しいことを発見していく。ふたりの目で世界を見始めるのはとてもワクワクする。それがオリーに起こることなんだ。 |
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Q:マディとオリーのどこが好きですか?
アマンドラ:彼女の人生に対する姿勢が好きだわ。彼女は自分の環境にうんざりしている。でも、その環境こそが彼女を純粋な人間にしていることでもあるの。喜びと情熱に満ちあふれた、とてもはっきりした人生観をもっている。彼女のそういうところが好きだわ。オリーの好きなところは、彼女とは正反対なところ。世界に対してとても繊細だわ。家族の問題があるので、悩みもあるけれど、でも同時に好奇心旺盛なの。 ニック:お互いの好奇心がふたりを動かしていると思う。ふたりなら興味が湧く。オリーは新しい出会いを探していたんだと思う。そしてマディと出会う。でも、典型的なラブストーリーじゃないんだ。ふたりはなかなか直接会うことができない。それが二人の関係を物語っていると思う。会わずにメールだけ。そして、出会うことができてから、自分たちには現実と闘う価値があることを実感するんだ。 Q:印象的な撮影中のエピソードは? アマンドラ:オリーがマデリン宛てのメッセージを窓から見えるように書くシーンが好きだったわ。それから紙にいくつかエッチなことを書いたテイクね。 ニック:ノーコメント(笑)! Q:これは、“すべて”を懸けるリスクと勇気を描いた映画です。人生の中のリスクについてどう思いますか? アマンドラ:人生にはリスクを負う価値のあるものがあると思う。この映画は、冒険のためなら自分の命はどうでもいいと言っているわけじゃない。でも、比喩だと思うの。マデリンはガラスの家に閉じ込められている。ガラスの家には、人それぞれ色々な意味があると思うわ。 ニック:僕はふたりとも何かに閉じ込められていると思う。マデリンは文字通り自分の家から出られない。オリーは家族への責任感に身動きが取れない。ふたりは協力して、それを乗り越えようとする。ふたりの愛の力によってね。 Q:ステラ・メギー監督について一言お願いします。 アマンドラ:監督は常に、より新鮮で独創的なものを作りたいと思っている。ある意味、おとぎ話のようなこの作品に必要なものだわ。それに雰囲気作りがとてもうまいの。演出をつけている時も、私たちができるだけ自然に演じられるようにしてくれたわ。 ニック:ポスターになっている、ふたりがガラス窓の両側に立っているシーンを撮影する時、僕たちが役に入り込むために監督が曲をかけ始めたんだ。残念なことに本編には入っていないけど、監督は僕たちが心地よくいられる状況を作るのがとてもうまいんだ。そして、映像と音楽の趣味が素晴らしいよ! |
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物語・・・ 公式サイト:warnerbros.co.jp #エブリシング映画 |
監督:ステラ・メギー
出演:アマンドラ・ステンバーグ、ニック・ロビンソン
脚本:J・ミルズ・グッドロー
原作:ニコラ・ユン(「Evyrything,Everything」)
2017/アメリカ/96分/原題:Everything, Everything
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