映画情報どっとこむ ralph フランシス・フォード・コッポラの夫人、ソフィア・コッポラの母として、そしてとしてコッポラ家を陰で支えてきた

エレノア・コッポラが最高のスタッフとキャストで

アーティストでありドキュメンタリー作品の監督でもある彼女が、ダイアン・レインを主演に長編作品に初挑戦したロードムービー『ボンジュール、アン』が、いよいよ7月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショーとなります。

そして、この度日本公開を記念し、昨日のジャパンプレミアに続き、エレノア・コッポラ監督とダイアン・レインが記者会見を行いました。

『ボンジュール、アン』記者会見
日程:6月6日(火)
会場:TOHOシネマズ 日本橋
登壇者:エレノア・コッポラ監督、ダイアン・レイン、戸田奈津子
SPゲスト:樹木希林
MC:伊藤さとり

映画情報どっとこむ ralph Q:日本公開を控えて、

エレノア監督:初めての長編劇映画を日本に持ってこれ、公開をとても嬉しく思っています。この映画は異文化に対して感じること、私が個人的に日本で感じる思いだったり・・食、芸術文化、自然に感銘を受けるわけですね。そういった感情をヒントに映画にしました。

Q:長編劇映画を始めて作るにあたって、

エレノア監督:今まで、私はドキュメンタリーを撮ってきましたが。それは一瞬の命を素早くとらえること。でもフィクションは自分で考えて物語を細かく考えて、一コマ一コマを作りこめるので責任が違いますよね。芸術の形としても画うものだと感じています。幸運にもダイアンと言う素晴らしい女優、キャスト・スタッフを迎えて仕事が出来たことが良かったですね。

Q:主人公・物語に関して・・・

ダイアン:先ず、エレノア監督の初監督作品を皆さんと分かち合えること嬉しく思っています。この物語は結婚の最後を描いてもなく、恋の始まりでもない。この二人が、ビジネスパートナーとパートナーの妻。自分たち同志を知っていて、礼儀正しい。そう・・・でも、ワクワクするところもありますよね。誰かと出会って自分自身を掘り下げること、観方が変わることがあるということを見せてくれる主人公ですね。

Q:アンに共感するところ

ダイアン:この主人公の経験を、自分も同じ経験をしたことが共通点。なかなか現代の私たちには起きづらいかもしれませんが、自然へのガイドとして信頼すること、入り口が食ですがものを口にするのは、エロティックであり詩的でもあると思うんですね。人生のタイミング。私はちょうど同じ歳で、子供たちが巣立ってしまって、その後どうするのか?多くの方が共感する処だと思います。

映画情報どっとこむ ralph Q:女性監督。そして主役の映画をどんな意義を?

エレノア監督:この映画の、意義は・・・女性主役で女性監督。この映画なかなかお金が集まらなくて・・・これを乗り越えて映画化でき、この場にいるのが意義があることだと思います。今回の映画がお金になる先例になれば良いと思います。

ダイアン:とても意義のある質問ですよね。自分を通して映画協会の中で葛藤を目にしてきて。5お年代は女性物語が中心だったのに。日本ではどうかわかりませんが、ハリウッドでは、とにかく興行成績最初の週末成績がすべて。と、かつての映画は裁かれなかったのですけどね。ですから、自分が見たい映画を公開最初の週末に行っていただきたいわ。それが応援になるの。

と、映画業界の真実と応援方法を明かしました!

Q:監督の演出で印象深かったのは。

ダイアン:エレノアさんとの違いのは、自分もアーティストティストであるからこそ、他者を信用する。各部署で最高の女性を多く集めていて、彼らを信頼して他の意見を受け入れて、引き出していましたね。それが今までの監督と違うところでした。女性的な強みかなと思います、 エレノアの魅力です。

エレノア監督:私は主役にプロの女優を求めていました。その点ダイアンレインは、6歳から働いている、プロ中のプロ。キャラクターを彼女はわかっていますからね。パーフェクトな存在感は彼女が作ったんです

Q:大作では日本版と字幕版を吹き替え版に関してどういう風に感じます。

エレノア監督:声の演技が大切なので、こういう映画は字幕で見ていただけるのが嬉しですし、コッポラ家の専属翻訳家の戸田さんの字幕でね。

ダイアン:私もそう思うわ。

映画情報どっとこむ ralph 樹木希林さんが花束をもって登場!

物語・・・

アン(レイン)は人生の岐路に立っている。長年連れ添った映画プロデューサーの夫マイケル(アレック・ボールドウィン)は、成功を収めているが妻には無

頓着。ある日、夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)と共に、カンヌからパリへ車で向かうことになる。ただの7時間のドライブのはずが、美しい景色、おいしい食事とワイン、ユーモアと機知に富んだ新たな発見の旅となり始める。

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監督:エレノア・コッポラ
キャスト:ダイアン・レイン(アン役)『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』『運命の女』『トスカーナの休日』/アルノー・ヴィアール(アンの夫の友人)『メトロで恋して』

監督・脚本/アレック・ボールドウィン(アンの夫)『ブルージャスミン』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 2016/アメリカ/92 分/カラー/日本語字幕:戸田奈津子
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
the photographer Eric Caro ⒸAmerican Zoetrope,2016
    

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