映画情報どっとこむ ralph 「相方に一番みられたくない」by村田「相方の濡れ場はみたくない!」by久保田

白石和彌監督が、28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ最新作『牝猫たち』がプロジェクト第3弾として満席続出公開中です。そのトークイベントが行われ、本作に出演するお笑いコンビ とろサーモンの村田秀亮、久保田和靖、白石和彌監督がに登壇。

日付:1月18日
場所:新宿武蔵野館
登壇:とろサーモン村田秀亮、とろサーモン久保田和靖、白石和彌監督

映画情報どっとこむ ralph 大ヒット御礼につき本日舞台挨拶が行われ、本作に出演するお笑いコンビ とろサーモンの村田秀亮さん、久保田和靖さん、白石和彌監督が登壇するトークイベントが行われました。

村田さんは白石監督が担当したNETFLIX「火花」にも出演し、俳優顔負けの演技で注目されています。
満席の客席に登壇した白石監督はキャスティングの経緯を

白石監督:脚本の製作当初はバンドマンの設定でした。ただ村田さんと久保田さんが決まったと聞いてお笑い芸人という肩書を生かしたんです。顔がわかったうえでさらに脚本を書いたのでほぼあて書きになっています。

とコメント。今作で濡れ場を初体験して

村田さん:クランクインの前日が沖縄映画祭だったんです。前張りも初体験だったので、一緒にいた廣木隆一監督に相談したら、前張りをはがすときに毛がテープに引っかからないように、テープを張る部分に生えてる毛を剃ったほうが良いとアドバイスを受け、家で一人で剃りました。あんなに情けない気持ちになったのは初めてです。

とコメント。

久保田さん:世の中ピコ太郎のPPAPがブームですが、日活はPORNO(ピーオーアールエヌオー)ですね。

と昨夜から考えてきたという挨拶で会場を温めました。久保田さんは今回が映画初出演。ロマンポルノの女王・白川和子さんがオーナー役を務めるSMクラブで、本物のSMの女王様に亀甲縛りされるシーンをポップに演じ銀幕デビューということになりました。

それに関して

久保田さん:吊るされるなんて聞いていなかったんです。これ吉本あるあるなんですけど、漫才するだけと聞いていたのに、現場に行ったらブリーフ姿にされて女王様に吊るされました。

とコメントし、場内は爆笑が巻き起こりました。

映画情報どっとこむ ralph 『凶悪』ではじじぶうさん、『日本で一番悪い奴ら』ではデニスの植野行雄さんと白石監督作品にお笑い芸人を立て続けに起用していることに関して

白石監督:芸人をやられている方はそれぞれ強烈な個性があるんですね。漫才の技術が生きているのか、そのうえで間の使い方がすごく上手なんです。

とコメント。それに対して

村田さん:そんなこと言ってもね、初めての濡れ場なので監督にどのようにしたら良いか聞いても、いつもやっているように、ということしか言ってくれないんですよ。

と白石監督のドエスぶりを暴露し、

久保田さん:お前あんなことしてるのか。

と、当然の突っ込み!

映画情報どっとこむ ralph 最後に一言と言われ

久保田さん:今回、コンビそろってロマンポルノにでました。相方の濡れ場を見ていて、はじめは村田のファンは他の女との濡れ場なんか見たくないと劇場に行かないのかなと思ったんです。でも僕が逆の立場で考えたら好きな女優さんの綺麗な濡れ場が見れると聞いたら絶対劇場に観に行くので、村田は良かったなと思います。これを機に僕もどんどん脱いでいこうと思います。

とコメント。

村田さん:この作品は人間の生きていく姿がリアルなタッチで描かれていてとても切ない気持ちになります。僕は試写会で見たときに呆然として街を1時間ぐらい放浪してしまいました。皆さんもこの作品を見て新宿の街を歩いてみてください。街が違って見えると思います。

とコメントし、舞台挨拶を締めくくりました。

1月25日より開催されるオランダの第46回ロッテルダム国際映画祭にも正式招待されることが決定しています。

映画情報どっとこむ ralph 白石和彌監督作品『牝猫たち』

池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の“牝猫たち”。

呼び出された男たちと体を重ね、そして、また夜が明ける―ワーキングプア、シングルマザー、不妊症…それぞれの悩みを抱え ながら、颯爽と現代を生き抜く女たちと、それを取り巻く男たちの物語。

『凶悪』(14)、『日本で一番悪い奴ら』(16)に続き、白石和 彌監督がオリジナル脚本で挑んだ初ロマンポルノ作品。現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、 名匠・田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72) にオマージュを捧げている。

牝猫たち

2017年1月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

過去記事:白石和彌監督ポルノ『牝猫たち』初日舞台挨拶、井端珠里 緊縛に泣く


http://eigajoho.com/?p=60703

映画情報どっとこむ ralph 日活ロマンポルノリブートプロジェクト

今年2016年で製作開始から45周年を迎え、園子温監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろすことでも注目されています。

2016/11/26公開:行定勲監督『ジムノペディに乱れる』
板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ

2016/12/17公開:塩田明彦監督『風に濡れた女』
間宮夕貴、永岡佑

2017/1/14公開:白石和彌監督『牝猫たち』
井端珠里 真上さつき 美知枝

2017/1/28公開:園子温監督『アンチポルノ』
冨手麻妙、筒井真理子

2017/2/11公開:中田秀夫監督『ホワイトリリー』
飛鳥凛、山口香緒里

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監督・脚本:白石和彌 
出演:井端珠里 真上さつき 美知枝 
音尾琢真 郭智博 村田秀亮(とろサーモン)・吉澤健 白川和子(特別出演) 
松永拓野 吉村界人 米村亮太朗 ウダタカキ 野中隆光 山咲美花 天馬ハル 久保田和靖(とろサーモン)

挿入歌:ミオヤマザキ「Dawn of the Felines」     
2016/日本/84分/5.1ch/スコープサイズ/カラー/デジタル/R18+
    

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