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昨年の東京国際映画祭でグランプリ&最優秀女優賞をW受賞した作品。
1940年代ブラジルにて、芸術療法・アートセラピーといった心理療法を時代に先駆け取り入れた実在の女医の物語。 映画『ニーゼと光のアトリエ』が12/17(土)ユーロスペースほかで全国劇場公開となります。 |
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「患者は《クライエント》よ。彼らのために私たちは働くの」
心理療法の常識に屈することなく、愛と芸術で人を癒した伝説の女医、ニーゼ・ダ・シルヴェイラの気高き魂の記録。 1940年代、ブラジル。ひとりの女医が精神病院の門をたたく。彼女の名はニーゼ。そこでは毎日のようにショック療法などの暴力的な治療が行われていた。患者を人扱いしない光景を目の当たりにし、ニーゼは言葉を失う。男性医ばかりの院内で彼女が身を置けるのはナースが運営する作業療法部門だけだった。 そこでニーゼは、患者を病院の支配から解き放ち、彼らに絵の具と筆を与えて心を自由に表現する場を与えようと試みる。 |
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実在の女医ニーゼに扮するのは、地元ブラジルにおいて数多のTVドラマや映画に出演する大女優、グロリア・ピレス。構想に13年、撮影期間4年をかけて作り上げた、ドキュメンタリー出身のホベルト・ベリネ監督が放つ渾身の一作です。
映画『ニーゼと光のアトリエ』 原題:Nise – O Coração da Loucura 2016年12月17日 ユーロスペースほか全国順次ロードショーです。 |
監督・脚本 ホベルト・ベリネール(Roberto Berliner)
プロデューサー ホドリーゴ・レチエル(Rodrigo Letier)
キャスト Nise:Glória Pires ニーゼ:グロリア・ピレス
Adelina:Simone Mazzer アデリナ:シモーネ・マゼール
Carlos:Julio Adrião カルロス:ジュリオ・アドリアォン
Emygdio:Claudio Jaborandy エミジオ:クラウジオ・ジャボランジー
Fernando:Fabrício Boliveira フェルナンド:ファブリシオ・ボリヴェイラ
Lucio:Roney Villela ルシオ:ホネイ・ヴィレラ
撮影監督 アンドレー・オルタ(André Horta)
美 術 ダニエウ・フラックスマン(Daniel Flaksman)
編 集 ペドロ・ブロンズ( Pedro Bronz)
音 響 フランソワ・ウルフ(François Wolf)
音 楽 ジャッキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum)
© TvZero
配給:ココロヲ・動かす・映画社 ○