2017年1月13日の公開に先駆け、第一線で活躍する映画作家の生の声が聞ける人気イベント、Meet the Filmmakerに『ネオン・デーモン』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、ゲームクリエイターの小島秀夫さんと登場!
イベント史上最も多くの観客が集まり、立ち見客も溢れかえるほどの賑わいの中、映画の製作秘話や、クリエイター同士のものづくりに対する思いなど、ここでしか聞けない話がたっぷりと披露されました。 『ネオン・デーモン』N.W,レフン&小島秀夫登場Meet the Fimmaker |
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登場するやいなや、「ハイ!」と元気よく会場に集まった観客へ挨拶するレフン監督。
小島さん:エルたんメイクしてましたから! と劇中のエル・ファニング演じるジェシーのグリッターメイクを施して参加したそう。 小島さん:写真に撮ってあります。 とレフン監督もノリノリで二人の仲の良さがうかがえます。作品の感想を聞かれると、 小島さん:凄いですよ。レフン監督ならではの世界観に驚き、嫉妬しました。 と作品の衝撃の強さとレフン監督の才能について語った。 |
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これまでの作品では、主人公に男性を起用してきたレフン監督。今回初めて女性のエル・ファニングを起用した理由に
レフン監督:他に誰もいなかった。彼女はこの映画に必要な資質を全て持ち合わせていた。 と即答し、エルの魅力と彼女に対する絶大な信頼を見せる。女性の美への執着、そして憎悪と嫉妬をテーマにした今回の作品で、エルへの演出のポイントを聞かれると レフン監督:僕を演じてもらわなければいけない、と伝え、シーンごとに自身のキャラクターをおさえて、二人で進めていった。一緒に映画を作る重要なコラボレーターである役者から意見をもらうことも大歓迎。 と製作に関して思いを語る。 |
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音楽の演出が特徴的なレフン監督の作品。音楽が大好きで、音楽からインスピレーションを受けるというレフン監督は作りたい作品のタイプをイメージした音楽を聴きながら作業をするそう。そんなレフン監督を小島さんは 小島さん:音の使い方が上手い。他の監督は撮ってから音をつけるけど、レフン監督は映画の脚本を作る段階、映像設計の段階から“音”が一緒にあるんでしょうね。 と鬼才の感覚を分析。また、世界的クリエイターである二人に、作品が生まれるインスピレーションのもとが何かを聞かれるて、 小島さん:普段何かをすることで発想する、出そうと思って努力することはない。クリスマスのプレゼントが内緒なように、それは教えられない。 と冗談交じりに笑ってみせた。 |
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観客からもたくさんの質問を受けた二人。
Q:決してあきらめないで作品を作る、仕事を続けるのに必要な原動力は? レフン監督:全てを犠牲にしても良いと思えるくらいそれが好きであること。献身的に、それに執着できるくらい好きであるという強い気持ちが大切。 と物作りに対する熱い情熱を語りました。 最後に・・・・。 小島さん:エル・ファニングが今までで一番綺麗で一番怖い作品。レフン監督は、天才なんで何度も見て『君の名は』を越えていただきたい! と レフン監督:日本が大好きです。『ネオン・デーモン』を携えて東京に来られて良かったです。きてくれた皆さんに感謝します。 と観客へメッセージを送った。 『ネオン・デーモン』 2017年1月13日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか 全国順次ロードショー 公式HP: 物語・・・・ |
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン 『ドライヴ』、『オンリーゴッド』
出演:エル・ファニング、カール・グルスマン、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リー and キアヌ・リーヴス
配給:ギャガ
© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
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(c) Kensuke Tomuro