映画情報どっとこむ mari 女性初の大統領誕生となりませんでしたが・・・、EUを牽引し続けるドイツのメルケル首相、EU離脱の舵取を任された英国のメイ首相、女性初の総統となった台湾のインウェン総統、東京の小池都知事…など女性リーダーが台頭しています。

しかし、遡ること百年前、英国では女性には投票権も親権も認められていませんでした。と言うか日本も戦後ですからね。

ちなみに現代の日本は・・・

●ジェンダー・ギャップ(男女格差指数)は、193カ国中157位。
*出典:世界経済フォーラム2016年版

●世界・国会の女性議員割合ランキングでは、189カ国中147位。
*出典:IPU2015年版

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映画『未来を花束にして』は、“言葉より行動を”を組織のモットーとした、イギリスにおける女性参政権運動家(サフラジェット)を描いた真実に基づいた物語です。

そして!

この度、サフラジェットのリーダーである、エメリン・パンクハーストのひ孫ヘレン・パンクハースト(Helen Pankhurst)の来日(11/30~12/2)が決定しました。

映画情報どっとこむ mari 今回来日するヘレン・パンクハーストさんのプロファイル。 

1964年5月8日、エチオピアの首都アディスアベバ生まれ。劇中に登場するエメリン・パンクハースト(メリル・ストリープが演じる)の曾孫で、エメリンの次女シルヴィアの孫。フランス語学校に始まり、インターナショナル・スクール、英国のサセックス大学とエジンバラ大学で教育を受ける。社会科学(経済学/人類学/社会学/政治学)の博士号(PhD)を持つ。

英国のNPOである<ウーマンカインド・ワールドワイド(女性の権利問題に取り組むNPO法人)>の国際プログラム代表等で活躍した後、現在は<ケア・インターナショナル UK(女性や子どもの貧困解決を支援するNGO団体)>のキャンペーン・アンバサダーであり、<ケア USA>で水問題に取り組むチームでテクニカル・アドバイザーを務めている。家庭内暴力にさらされている女性を守り援助するためにバーバラ・キャッスルと共に「パンクハースト・センター」を設立し、1987年よりマンチェスターにあるエメリンの家を開放し、運営している。2012年に開催されたロンドン五輪の開会式では、サフラジェット運動が再現され、ヘレンとその娘ローラもサフラジェットのリーダー役として出演しています。

映画情報どっとこむ mari 本作では脚本の助言をするなどの役割を果たし、娘のローラとともにカメオ出演もしています。

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エメリンの功績を称え、国会議事堂の隣にあるヴィクトリア・タワー・ガーデンには彼女の銅像が建てられ、またタイム誌による「20世紀で最も重要な偉大な100人」にも選ばれています。

女性参政権のために立ち上がった“名もなき花”の真実の物語

映画『未来を花束にして

1月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開!

mirai-hanataba.com

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監督:サラ・ガヴロン
脚本:アビ・モーガン『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
出演:キャリー・マリガン『華麗なるギャツビー』、ヘレナ・ボナム=カーター『アリス・イン・ワンダーランド』、ベン・ウィショー『007 スペクター』、メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

2015年/イギリス/英語/1時間46分/シネマスコープ/カラー
日本語字幕:寺尾次郎 
後援:ブリティッシュ・カウンシル
提供:KADOKAWA、ロングライド 
配給:ロングライド パブリシティ:Lem(レム)
© Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
     

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