第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 審査員賞受賞!浅野忠信主演映画!
10月8日(土)より全国公開が始まる『淵に立つ』。 今年のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督作『淵に立つ』が、カンヌ受賞、先日のトロント国際映画祭招待以後にも、メルボルン国際映画祭(オーストラリア)、ユーラシア国際映画祭(カザフスタン)、ベルゲン国際映画祭、バンクーバー国際映画祭(カナダ)、釜山国際映画祭(韓国)、ゲント国際映画祭(ベルギー)、ハイファ国際映画祭(イスラエル)など、約25以上の国際映画祭への出品が続々と決定しています。 映画祭HP: |
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深田監督からは「罪と罰」映画祭に対する熱いコメントも到着しています。
深田監督:近年、これほど行ってみたいと思わされた映画祭もなかなかないかも知れません。罪と罰国際映画祭。まさに『淵に立つ』が呼ばれるのに相応しそうな映画祭です。イスタンブールの人たちに、日本の夫婦のささやかな罪と罰の物語、本当は罪も罰もないかも知れないただただ孤独についての物語がどう映るか、とても楽しみです。 「罪と罰国際映画祭」は、イスタンブール大学法学部が主催者のため、映画選定に「罪と罰」というテーマを掲げている。 主に「正義について」議論出来るような作品を選び、宗教的に正しい正義を押し付けるものではない。映画祭プログラマーがカンヌ国際映画祭で本作に惚れ込み、今回の映画祭招待が決まった。日本では知られざる映画祭の謎が、少し解けた…かもしれません。 映画祭ポスターの前にて/映画祭のロゴは剣と天秤を持つ正義の女神 また、本作は、北米、フランスはもちろんのこと、カナダ、スイス、イギリス、トルコ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、キプロス、ギリシャ、ブラジル、香港、中国、台湾、タイ、そして東南アジアや東ヨーロッパ地区など、現在20ヶ国以上での公開が決定。フランスは2016年の年内公開、アメリカは2017年の公開を予定しています。 映画『淵に立つ』 10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー HP公式: fuchi-movie.com |
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『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』など話題作を世に出し続け、本作で小説家デビューも決定した深田晃司監督。圧倒的な人間描写で“家族”を問い直す、2016年最大の衝撃作 郊外で小さな工場を営む夫婦とその一人娘。ある日、夫の旧い知人だという男がやって来て、奇妙な共同生活が始まるが、やがて男は残酷な爪痕を残して去っていく…。 30代の若さで世界の映画シーンにその名を刻み続ける深田晃司監督の最新作が、カンヌ国際映画祭に初参加でいきなり公式部門にノミネートされ受賞を果たした!カンヌでは「日本で最も創造的な映画監督の1人」「ロベール・ブレッソンや大島渚を彷彿とさせる」など世界が熱狂・絶賛した、未だかつて誰も見たことのない衝撃の家族ドラマ。 主演は、マーティン・スコセッシ監督『Silence(沈黙)』など国際的活躍もめざましい浅野忠信が、怪しくも魅力的な佇まいで家族を翻弄する男を熱演!夫婦役には、深田組常連俳優の古舘寛治が寡黙な夫役で新境地を見せ、変幻自在な演技が評判の筒井真理子が妻の心身の変化を凄まじいまでの説得力で体現。そのほか、日テレ「ゆとりですがなにか」の強烈なキャラクターで話題となった若手俳優要注目の太賀が重要な役どころで出演している。また、本作の製作陣は、国内外で大ヒットした『あん』の主要メンバーによる製作チームで、フランス(COMME DES CINEMAS)と共同制作が行われた、日仏合作となる。 |
監督・脚本・編集:深田晃司
出演:浅野忠信、筒井真理子、太賀、三浦貴大、篠川桃音、真広佳奈、古舘寛治
主題歌:HARUHI「Lullaby」(Sony Music Labels Inc.)
小説:「淵に立つ」深田晃司著(ポプラ社/9月15日刊行)