チベット巡礼ロード・ムービー『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』の公開を記念して、なかなか見ることのできないチベット映画の秀作2本を上映する <チベット映画傑作選> が開催されます。チベット映画入門にも必見です! チベット映画というと、昨年の東京フィルメックスでグランプリと学生審査員賞をダブル受賞したペマ・ツェテン監督の『タルロ』、同じく昨年の東京国際映画祭で上映されたソンタルジャ監督『河』が映画ファンの話題を呼び、注目の存在。 今回の上映作は、現代チベット映画を代表する、その2人の監督の長編第一作。いずれも日本劇場未公開の貴重な作品です。 そして、どちらも『ラサへの歩き方』につながる「巡礼」が重要なモチーフとなっていて、「祈る」とは何なのかというテーマを探るのも今の時代に興味深いところです。 |
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① 7/7(木) 18:30開場 19:00開映
『静かなるマニ石』監督:ペマ・ツェテン
②7/14(木) 18:30開場 19:00開映 『陽に灼けた道』 監督:ソンタルジャ
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<チベット映画傑作選>の会場は、アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ。 共催するのは、『ラサへの歩き方』の配給会社ムヴィオラと、これまでに「ペマ・ツェテン映画祭」も開催している東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所。なお、両日とも上映後にはチベット映画に詳しい同研究所の星泉さんのわかりやすい解説付き。来場者には同研究所発行の冊子、“チベット文学と映画制作の現在『セルニャ』”もプレゼントされます。また開催にあたっては、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された『陽に灼けた道』を収蔵する福岡総合図書館が協力しています。 前売り券販売は以下でお願いします。 前売券販売=シアター・イメージフォーラム。チベットレストラン&カフェ タシデレ 電話予約は⇒ムヴィオラ 03-5366-1545 メール予約は東京外国語大学チベット映画上映会受付 メール件名は「チベット映画申込」とし、(1) お名前 (2) 来場日と枚数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)を明記してください。 とのことです。 |
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『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』
チベットの小さな村から聖地ラサ、そしてカイラス山へ。はるか2400kmを、両手・両膝・額(五体)を地面に投げ伏して祈る、仏教でもっとも丁寧な礼拝の方法“五体投地”でほぼ1年かけて歩く11人の村人の巡礼旅を描く世界初のチベット巡礼ロード・ムービー。 7月、シアター・イメージフォーラム他全国ロードショー HP:http://moviola.jp/lhasa |
監督・脚本:チャン・ヤン
撮影:グオ・ダーミン
出演:チベット巡礼の旅をする11人の村人たち
118分/中国/2015/COLOR/チベット語//DCP/16:9/ DOLBY 5.1
配給:ムヴィオラ