映画『ルーム』の大ヒット記念してイベントが行われました! ゲストに男の子のお父さん、お母さんである鈴木おさむさん、益若つばささんが登壇しトークショーを行わせて頂きます。 『ルーム』大ヒット記念トークイベント 日程:4月14日(木) |
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鈴木おさむさんと益若つばささんがMCに呼びこまれ、一言。
鈴木さん:本当に好きなこの映画について語らせていただけて光栄です。 益若さん:昨日映画館で見たのですが、開始5分から泣いてしまいました。こんなに涙が最初から最後まで流れたのはこの映画が初めてです。 |
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MC:お二人はパパ、ママですから特別に感情移入してしまったかと思いますが
鈴木さん:結構明るく始まって、でも監禁の話。お母さんには監禁の記憶はあるけど。子供は監禁されていることを知らないで、教育もしていて。親って凄いなと思ったし、責任あるなと。 益若さん:私は空間をお洒落に撮っているなと。凄い狭い世界なのに、ジャック目線で広くみえて。物がなくても愛情があれば育てられるんだなと思いました。なにしろお母さん側の気持ちを凄く感じてしまって。 鈴木さん:何でも与えられることが愛じゃないとか、うちの子供まだ10か月ですけど。2000円のおもちゃであろうとプラスティック容器にビーズ入れた物であろうと。面白い方を選びますよね。心を込めて与えることって凄く大事だなと。 MC:子育ての中で子供から気づかされることってありました? 益若さん:出産する前と後では景色が変わりましたね。前に行った場所でも息子と行くと楽しかったり。世の中のお母さんって大変だなと。周りに対しても感謝しますものね。 鈴木さん:女性は母になりますけど。僕のブログに書いてくれた人がいて、イクメンて流行ってるけど、育児にちゃんと向き合うのをイクメンと言うんじゃなくて父親って呼ぶんだよ。トお爺ちゃんが言っていたと。ハッとしました。父親になるための資格を与えられて訓練が始まったんです。見え方変わりますよね。 |
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鈴木さん:育児してると駄目って言っちゃうんですけど。だめに変わる言葉はないかなと。あの狭い中でお母さんがジャックに“駄目”じゃなくて話していくんですけど。
益若さん:私も子供が小さい時には、出来るだけ、なぜいけないのか説明しました。大人だと思って説明してましたね。ジャックにも細かく説明してましたよね。 MC:子育てって周りの人たちの助けに関して 鈴木さん:二人だけだと無理なので。1時間子供を預けるのがこんなに大変なのかと。預かってくれる妹とか村上とか。黒沢には預けられないですけどね。盗まれちゃうから。 益若さん:家族や友達やスタッフさんたちだとか。昔は全部頑張んなきゃって思ってたんですけど、感謝をしながら周りに助けてもらうほうが、私も甘えられるし息子も甘えられて。サザエさんのような家族みたいに育ててます。息子には色んな人にかかわらせて、周りに愛情を受けるようにしたいと思ってます。 鈴木さん:僕もなるべく多くの大人に合わせたいと思いますね。 益若さん:人見知りもしなくなりますから、預けやすくなりますもの。 |
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MC:父として考えることは?
鈴木さん:自分の背中を観て育つと思うので。背筋をピンとしますね。 鈴木さん:それとね。マスコミの残酷さね。マスコミの前で言うのもなんですが(記者WW)取り上げる方は正義を付けてね。でも視聴率。ニュースの見方もこの映画観た後は変わりましたよ。 MC:この映画から感じ撮って欲しいところは? 鈴木さん:お母さんが映画観に行く時間作るの難しいでしょうが、子供の目線で描いているのでなおさらですが。親として生きることの責任とかを感じました。子育て中の方も観て欲しいですね。胸は締めつけられますけどね。 益若さん:素晴らしい映画です。自分だとどう考えるだろうと自問自答する映画。どんなところでも親子で楽しめるのだなと絆を考えられました。 鈴木さん:あと、この天才子役の演技を観るだけでも素晴らしいです。マコーレ・カルキンみたいにならないことを願いますね。(笑) 映画『ルーム』 4月8日(金)TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ シャンテ他全国公開です。 物語・・・ |
監督:レニー・アブラハムソン 『FRANK‐フランク‐』 (14)
出演:ブリー・ラーソン 『ショート・ターム』(13)、ジェイコブ・トレンブ レイ、ジョーン・アレン『きみに読む物語』(04)
提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ギャガ
配給:ギャガ GAGA.NE.JP/ROOM