吉田秋生先生のコミックを是枝裕和監督が映像化した「海街diary」が、全国にて大ヒット公開中です。
今回は、大ヒット公開を記念して、三女・千佳役の夏帆さんと是枝監督とのティーチインイベントが行われました!夏帆さんは初めての上映後ティーチイン・イベントだったそうです。 映画『海街diary』ティーチインイベント 是枝監督:こんにちは! Q:映画監督を目指しています。今日で4回見てますが、其々登場人物が“あれ”って言ってるのですが意図的ですか? 是枝監督:最初に言ってるよね。脚本書いていてなるべく固有名詞は、映像になると目で見えてるから削ってます。現場で見えてるものはあれ、それに代えたり、主語をやめたりしています。特に身内では省略しないと嘘くさくなるから。 夏帆さん:確かに現場で話し言葉に変えてくださったイメージはあります。 |
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Q:あの家は実際に鎌倉にあるのですか? 是枝監督:原作を読んだときに家が大事だなと思って。スタッフに探していただいて。実際に住んでいる家をお借りしました。最初は表だけと言う話が、縁側を見たら撮りたくなって。最終的には近くのウイークリーマンションに移ってもらいました。 夏帆さん:セットだったら全然違う映画になっていたかもしれませんね。 Q:女性の良さを引き出す方法は?
Q:廣瀬さんのサッカーとても上手かったのですが。 |
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Q:是枝監督ならではの演出特徴は? 夏帆さん:まず、その場の空気感を作ってくださる気がします。お芝居だけではなくその前にお借りした家で4人で掃除したりご飯作ったり。お花見したり。監督は関係性を大切にして下さって、お芝居しているのか素なのかわからなくなる不思議な感覚。気が付いたら映画1本出来てました。 Q:さりげないしぐさ、触れるしぐさ、が気になったのですが・・・ Q:食べてるシーンが多かったんですけど。 MC:最後に夏帆さん初ティーチインの感想を。 *なるべくネタバレ避けてるので物足りなかったらごめんさい。(記者TJ)
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物語・・・ 鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。 長い間会ってもいなかった父の葬儀のため山形に向かった三人はそこで異母妹すずと初めて会う。 身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿に、長女・幸は別れ際とっさに口にする。 「すずちゃん・・・鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」。 そうして鎌倉での4姉妹の生活が始まる―。 『海街diary』 全国公開中! 公式サイト:http://umimachi.gaga.ne.jp/ |
出演:綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すず
加瀬亮 鈴木亮平 池田貴史 坂口健太郎 前田旺志郎 キムラ緑子 樹木希林
リリー・フランキー 風吹ジュン 堤真一 大竹しのぶ
原作:吉田秋生(小学館「月刊フラワーズ」連載)
監督・脚本:是枝裕和『そして父になる』
製作:フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ
配給:東宝 ギャガ
(C) 2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ