 |
アンコール上映公開記念舞台挨拶
昨年9月に公開され大きな話題を呼んだ五十嵐耕平監督『SUPER HAPPY FOREVER』のアンコール上映が決定し、今回、その公開記念舞台挨拶が行われました。
佐野弘樹、宮田佳典、ホアン・ヌ・クイン、五十嵐耕平監督の4名が揃って登壇し、さらには山本奈衣瑠からメッセージも寄せられました。

アンコール上映公開記念舞台挨拶
日時:8月15日(金)
会場:新宿武蔵野館
登壇:佐野弘樹、宮田佳典、ホアン・ヌ・クイン、五十嵐耕平監督
|
 |
キャスト&監督登壇
会場は満席、さらに朝からグッズを買い求める観客が劇場の外へと列をなすなど、上映から1年を迎えてもなお熱気が感じられる公開初日。大きな拍手が送られ、登壇者たちも約1年ぶりとなる上映への喜びをそれぞれ噛み締める様子が窺えた。この1年を通して、佐野は「出会う先々で『(映画)よかったよ』と言っていただくことが多くて。そういう作品に携われて嬉しいです」と話し、街中でキャップやTシャツを身につけている方を見かけることも多かったという。宮田は「7年前、佐野くんとカフェで企画を考えていたとき、世界3大映画祭で上映することと新宿武蔵野館で上映することの2つを目標に掲げていたんですが、それが去年叶って。スーパーハッピーです!」と改めて喜びを露わにし、会場の笑いを誘った。演技未経験で本作に挑戦したクインも友人に「演技、素晴らしかった」と声をかけてもらえたと笑顔で振り返る。
ヴェネチア国際映画祭をはじめ、28の映画祭で上映を行い、先月7月には共同製作国であるフランスでも劇場公開がスタート。これを受けて現地へ赴いた監督は「映画を観ているときのリアクションが、良いも悪いもちゃんと評価してくださっている印象があって。いい時間でした」と感慨深げに語った。
また今回の上映はBlu-rayの発売記念でもあり、東映ビデオオンラインショップ限定の「Special Edition」が上映劇場でも特別販売されている。「Special Edition」には、「通常版」に収録される『SUPER HAPPY FOREVER』と本作のパイロットフィルムとなる『水魚之交』に加え、五十嵐監督の初長編作品『夜来風雨の声』を収録したDVDがボーナスディスクとして付属。封入特典にも豪華アイテムが勢揃い。実際に手に取ったクインは「ポストカードセットもあるし、ホテルの鍵をモチーフにしたキーホルダーが素敵。映画のことを思い出せますよね」とアイテムに言及、そして「Blu-rayは母国の家族に見てほしいし、もし自分に子どもが生まれたら『お母さん、映画に出たんだよ!』と見せたいです」とコメント。どこでも好きなときに見ることのできるBlu-rayの魅力もアピールした。
さらにアンコール上映を記念し、新アイテムとして本作の劇中で印象的な登場を果たす”指輪”も完全受注生産で販売することが決定。この日、宮田は指輪をつけて登壇し「本編では30万円って設定の指輪が1万円で買えるなんて(笑)僕は、この指輪つけてから人生が変わったんです!」と怪しいセミナーに傾倒する劇中の宮田を思わせる発言が飛び出す場面も。
舞台挨拶終了の時間が迫るなか、ここでサプライズプレゼントが。凪役を演じた山本奈衣瑠からメッセージが寄せられ、佐野が代読。観客や劇場へ感謝を述べ、凪の死による佐野との別れに触れながら”悲しみを通さないと気がつくことのできない幸せ”について言葉が寄せられた。
終盤には、「イベントを通して、観客みなさんの笑顔を見ることができて嬉しかった」とクイン。佐野と宮田は揃って「こうやって、来年以降もこの場所で上映ができたら嬉しい」と思いの丈を語った。最後には監督が「この映画を観る、という共有が生まれている状況がいいなと思っています。この映画に限らず、他の作品も含めて映画を鑑賞して、皆さんのなかに経験のようなものが育まれていったら、そしてたくさんの映画を観て応援してもらえたら嬉しいです」と締めくくった。
|
 |
『SUPER HAPPY FOREVER』
新宿武蔵野館、出町座で21日まで上映中、シネ・ヌーヴォXは明日16日から、また神戸・元町映画館でも22日より上映予定。
公式X:
@SHF2024_movie
公式HP:
https://shf2024.com/

物語・・・
2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館を迎えるこのホテルでは、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を迎えようとしている。佐野は、5年前にここで出会い恋に落ちた妻・凪を最近亡くしたばかりだった。妻との思い出に固執し自暴自棄になる姿を見かねて、宮田は友人として助言をするものの、あるセミナーに傾倒している宮田の言葉は佐野には届かない。2人は少ない言葉を交わしながら、閉店した思い出のレストランや遊覧船を巡り、かつて失くした赤い帽子を探し始める。
|
***********************************
佐野弘樹 宮田佳典 山本奈衣瑠 ホアン・ヌ・クイン
笠島智 海沼未羽 足立智充 影山祐子 矢嶋俊作
監督:五十嵐耕平
脚本:五十嵐耕平 久保寺晃一 音楽:櫻木大悟 (D.A.N.)
企画協力:宮田佳典 佐野弘樹
プロデューサー:大木真琴 江本優作 共同プロデューサー:マルタン・ベルティエ ダミアン・マニヴェル ラインプロデューサー:上田真之
撮影:髙橋航 照明:蟻正恭子 美術:布部雅人 録音:高橋玄 衣裳:淺井健登 ヘアメイク:光岡真理奈 助監督:太田達成 制作担当:村上知穂
編集:大川景子 五十嵐耕平 ダミアン・マニヴェル カラリスト:ヨヴ・ムール リレコーディングミキサー:シモン・アポストルー
サウンドエディター:アガット・ポッシュ ルノー・バジュー スチール:上妻森土
製作:NOBO MLD Films Incline LLP High Endz 制作プロダクション:NOBO MLD FIlms 配給:コピアポア・フィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
l’Aide aux cinémas du monde Centre national du cinéma et de l’image animée Institut Français
©2024 NOBO/MLD Films/Incline/High Endz
2024年/日本=フランス/94分/DCP/カラー/1.85:1/5.1ch
関連記事: