浮世絵師・お栄が父・葛飾北斎や仲間たちとともに自由闊達に生きる姿が江戸の四季をとおして描かれる<爽快>浮世エンターテインメント

『百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~』

が、5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿他全国公開となります。

このたび本作の主題歌が、椎名林檎さんの「最果てが見たい」に決定しました!

百日紅

原作者・杉浦日向子さんが、椎名林檎さんの曲もよく聴いていたという話から、『百日紅~Miss HOKUSAI~』の世界観にも通じると考え原 恵一監督が主題歌をオファー。椎名さんは以前に石川さゆりさんに定供した楽曲「最果てが見たい」を自身がカヴァーした新録曲を主題歌として監督に提案。

その理由として

椎名さん:この曲は、富士を望む東海道で生まれたナンバーで、大胆かつ繊細な映画のアニメーションを拝見して僭越ながら好相性なのではと感じた次第です」と、主題歌決定の経緯を話した。監督はこの曲を聴いて、「椎名さんの持つロックな要素と歌詞が映画に合うと感じた。

と自身が思い描いたイメージ通りだった事に満足しています。

映画のラストを飾るにふさわしい、凛とした力強さに満ち溢れる伸びやかな歌声で見事に歌いあげています。

ここで、椎名林檎さんからのコメントをご紹介!

『百日紅~Miss HOKUSAI~』およびその主題歌について

この度はありがとうございました。銘作へ参加させていただき光栄です。

“最果てが見たい”は、富士を望む東海道で生まれたナンバーです。大胆かつ繊細な映画のアニメシーンを拝見して、僭越ながら「好相性なのでは」と、感じた次第です。
椎名林檎

それからこのナンバーをはじめに唄ってくださった石川さゆり女史は『百日紅』の原作者で居られる杉浦日向子先生と、奇しくも同じ年のお生まれです。そんなそこはかとないご縁を感じさせる詞曲を、今回は敢えて江戸前/渋好みに仕上げたつもりです。

ほんとうにおしゃれな杉浦先生がいま、どこかからか見張ってくださっていると想像しながらも、どうしても生きてご覧いただきたかった・・いちどでも、お会いしてお話させていただきたかった・・と感じ淋しさに襲われます。が、この曲の詞にある、「生命を越えて本当の未踏の地へ」向かうということ。それは素敵だったどなたかが、もしもいま、まだお元気でいらしたら、何を見て何を思い、何を目指していらっしゃるだろう。それを考え、恥じ、省み、やっぱり生きることなのだと思い至るのでした。

出会い、別れ生きて死ぬ。そんな我々のための映画です。みなさんの人生のどこかに、きっと寄り添ってくれますように。草々

椎名林檎

椎名さんとしては、『さくらん』以来、8年ぶりの映画主題歌提供になります。

この楽曲は、5/13(水)に全世界同時配信リリースが決定。既に映画はフランス、イギリスをはじめとし世界での配給が決定。主題歌決定とともに映画もさらに、未だ見ぬ世界への広がりを予感させます。

5月9日(土)全国ロードショーです。

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ストーリー

百日紅(さるすべり)の花が咲く――お栄と北斎、仲間達のにぎやかな日々がはじまる

浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある葛飾北斎とともに絵を描いて暮らしている。雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、犬と寝転んだり、離れて暮らす妹・お猶と出かけたりしながら絵師としての人生を謳歌している。今日も江戸では、両国橋や吉原、火事、妖怪騒ぎ、など喜怒哀楽に満ちあふれている。恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。そして、百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに……。 江戸の四季を通して自由闊達に生きる人々を描く、浮世エンターテインメント! 時を超えて現代へ紡がれる人生讃歌の傑作が誕生しました。

監督:原 恵一(『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『河童のクゥと夏休み』、『カラフル』)
原作:杉浦日向子「百日紅」
出演:杏、松重豊、濱田岳、高良健吾、美保純、清水詩音、麻生久美子、筒井道隆、立川談春
入野自由、矢島晶子、藤原啓治

制作:Production I.G 配給:東京テアトル
(c)2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会 

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