渡邉りか子初監督映画『すとん』クラウドファンディング開始

渡邉りか子初監督映画

映画『グラフィティ・グラフィティ！』『緑のざわめき』等に出演している俳優・渡邉りか子がこの度、企画・脚本・初監督を務め、自主制作映画『すとん』を製作します。主演は坂本ちえ、撮影は寺西涼が担当。

本作は”人生の途中で、すとん、と腹に落ちた瞬間。本人にしか聞こえない音。“をテーマにした物語。東京で暮らしながら俳優の仕事をしていた主人公・さえが、コロナ禍を経て、俳優を引退したところから物語が始まります。新たな環境で出会う人たちの言葉や生き方、両親の老いに 触れる瞬間、旧友の支え。台本のない人生の中で生きていく主人公を映していきます。

キャスト
キャストには、坂本ちえ、村上真衣、原雄次郎、本間淳志、八木橋聡美、五十嵐美紀、渡邉りか子。

クラウドファンディング開始

2023年8月22日(火)より MotionGallery (モーションギャラリー)にてクラウドファンディングを開始します。
クラウドファンディングは 2023 年 10 月 31 日（火）まで実施。

＜映画『すとん』クラウドファンディング概要＞

※22 日(火) 00:00 より、サイトにアクセスが可能
https://motion-gallery.net/projects/suton_movie

監督コメント

渡邉りか子(監督)からのコメント

「30 歳を迎える前にやり残したことを考えた際に、しつこく浮かんだのが”映画を撮る”ということでした。たとえ1人だとしても、誰かの心の隙間を埋められる可能性を信じて制作開始に至りました。20 代後半、俳優を引退する決意をした仲間が何人かいたこと。コロナ禍を経て久しぶりに実家に帰った時に家族・親族の老いというものに直面したこと。歳を重ねるというのはこういう、胸のあたりに冷水をぽたりとかけられてキュッとなるようなことが増えていくんだな、と思いました。自分だけの人生だなんて到底思えないことが、どんどん分かっていく。だから人生の選択も、揺らめいていく。揺らめいて辿り着いた、誰かのどんな選択も肯定してあげたいな。そんな気持ちからこの物語を書き上げました。私からのハグ映画、と言えるかもしれません。この企画にご興味を持っていただけましたら、ご支援頂けますと嬉しいです。 」

Profile

1994 年生まれ、福岡県出身。
ACALINO TOKYO 所属。
日本大学藝術学部映画学科を卒業後、映画 24 区が運営する俳優スクールで特待生として訓練を積む。映画『夏、至るころ』(池田エライザ監督/2020 年)ではアシスタントプロデューサーと宣伝配給を担当。出演作には映画『グラフィティ・グラフィティ!』(松尾豪監督/2020 年)主演、映画『緑のざわめき』(夏都愛未監督/9 月 1 日全国順次公開)等。

映画『すとん』

あらすじ
人生の途中で、すとん、と腹に落ちた瞬間。
自分にしか聞こえない音。
東京で暮らす主人公•さえ (坂本ちえ)。俳優の仕事をしていたがコロナ禍で精神的に不安定になる事が続き、同棲していた恋人と破局したのち、俳優を引退した。心機一転、近所のカフェで働くことに。店長
の安達や、バイトの辻との出会い、家族の老いに触れる瞬間、旧友の支え。
台本の無い人生の中で生きる自分自身と向き合っていく・・・