公開記念舞台挨拶新鋭監督・葉名恒星の商業デビュー作『きみとまた』。 |
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キャスト、監督登壇 映画上映後、大勢の観客で埋まった会場を見渡した平井は「すごいですね、こんなにたくさん……」と感慨深い様子を見せると、「今日はどんな舞台あいさつになるのか、楽しみにしています」とあいさつ。 一方、平井とダブル主演を務める伊藤は、「初のダブル主演というのもあったんですけど、わたしにとっては初の映画でもあったので。決まった時はビックリというか。半信半疑でもあったので、台本をいただいて、平井さんの隣に名前があるのを確認したときにようやく実感が決まった感じがします」と切り出すと、「それと本当にありがたいなという気持ちがあったので、自分の持っているものを出し切って、体当たりで挑まないとなという気持ちでいました」と撮影当時の想いを明かした。 そんな撮影現場について長村は「スタッフも同世代も多かったので話しやすかったですね。気軽に聞くこともできましたし、こんなことをやってみたいというのも言いやすかった。それとキャストも同世代なので、終わってからも一緒に飲みに行く機会もあったりして。なんだかいい仲間ができたなと思う去年の夏でした」と振り返る。 また、主人公のまるおがつくる映画の主演俳優・寛太を演じた中山は、「(劇中では)僕がまるに対して、けっこう詰めるというか。それは違うんじゃないの、という具合に言っていく役回りだったんですけど、友だちだからこそ言うというようなあんばいは難しかったですね」と振り返ると、「でも普段は脚本をつくっている人に対して、あそこまで激しく言うということはないので。葉名さんに対してもしてなかったとは思いますが。だから新鮮でしたね」と笑ってみせた。そして同じくまるおがつくる映画の主演女優・ナツを演じた久保は「ナツ自体はまっすぐというか。芯のある女の子だなと思っていて。その中で、まるがつくる映画に対してまっすぐなんですけど、“好きなのに抱けない”という主張はナツからしたらはてなだらけなんだと思っていて。そこを突き止めていくというのは意識しましたね」と続けた。 さらにアキの義理の妹・ひかるを演じた冨手は、「伊藤さんが演技がはじめてだというのはまったく知らなかった」と驚きを隠せなかった様子。「現場でははじめてをまったく感じさせないくらいにナチュラルにお芝居をされていて。監督ともディスカッションをしながら、やられているなというような、いい印象があります」と笑顔を見せた。 タイトなスケジュールながらも、良好な関係性を築き上げた様子のキャスト陣。 最後に・・平井は「今日はメインキャストがそろって壇上に立って。みんなのいろんな側面を見ることができたので楽しかった。さっき葉名さんがこじらせていると言ってましたが、こういう人を否定するのではなく、こういう人もいるんだなというような、映画を観た人に、そういういろいろな感情が湧き出てもらえるようになるなら、映画としては成功かなと思っています。今日観ていただいて、家に帰った後も『きみとまた』について考えてもらえたら僕はうれしいです」。 葉名監督も「この映画の撮影が終わって1年くらいたって。家のモニタとかで何度も見てきたんですが、やっぱりこうやって映画館のスクリーンで上映されることではじめて映画になるんだなと思いました」としみじみ語ると、「今ここに立っている俳優さんたちを含め、エンドロールにもたくさんのスタッフの皆さんが出てきたと思いますが、彼らはこれからもきっと多くの映画を手掛けることになると思います。ぜひとも応援をお願いできましたら」とメッセージを送った。 |
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『きみとまた』公式サイト: 公式Twitter:
イントロダクション・ストーリー愛しているから抱けない男と、精子が欲しい女 |
キャスト・スタッフ
出演:平井亜門 伊藤早紀 長村航希
中山求一郎 久保乃々花 丸純子 冨手麻妙 仁科亜季子
脚本・監督:葉名恒星 エグゼクティブプロデューサー:山口幸彦 企画:利倉亮 プロデューサー:江尻健司
音楽:山城ショウゴ 撮影:米倉伸 照明:加藤大輝 藤井光咲 録音・整音:織笠想真 美術:岡本まりの 編集:高橋信之
助監督:中村幸貴 ヘアメイク:安藤メイ スタイリスト:中村もやし 編集協力:蛭田智子 機材協力:本間光平
制作協力:レジェンド・ピクチャーズ
製作:キングレコード
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