劇場版「グリッドマン　ユニバース」公開記念初日舞台挨拶

『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』のキャラクターが一堂に会して描かれる完全新作劇場用映画『グリッドマン ユニバース』。

その公開初日となる 3 月 24 日（金）に公開を記念し、TOHO シネマズ日比谷に声優キャスト＋監督を迎え、全国 150 館のスクリーンに生中継を行う大規模な初日舞台挨拶イベントを行いました。

『グリッドマン ユニバース』 公開初日記念舞台挨拶

日時： ３月２４日（金）
劇場： TOHO シネマズ日比谷 スクリーン１２ （全国 150 館に生中継）
登壇：緑川光（グリッドマン役）、広瀬裕也（響裕太役）、宮本侑芽（宝多六花）、榎木淳弥（麻中蓬役）、若山詩音（南夢芽役）、雨宮哲監督

「グリッドマンお悩み相談室」

まずは人気コーナー「グリッドマンお悩み相談室」からスタート。
司会を務める鷲崎健さんが、みなさんの悩みを読み上げると、スクリーンに映し出されたグリッドマンが答えます。劇場版の内容にもふさわしい「告白の仕方」といった恋愛相談から、「就活のアドバイス」「勇気の出し方」「グリッドビームの出し方」などなど、どんな悩みにもグリッドマンが的確な答えをくれます。さすが夢のヒーロー。

舞台挨拶

グリッドマンの活躍により会場が暖まったところで、いよいよ舞台挨拶がスタートです。
登壇されたのは、緑川光さん、広瀬裕也さん、宮本侑芽さん、榎木淳弥さん、若山詩音さん、そして雨宮哲監督です。ひととおり挨拶が終わると、公開を迎えた今のお気持ちを、みなさんに語っていただきました。この作品の原作にあたる特撮作品『電光超人グリッドマン』のオリジナルキャストである緑川さんは、映画になったことを感無量と表現。30年の重みを感じさせる先輩のコメントに、若手キャスト陣も負けじと熱い想いを語る形になりました。

『SSSS.GRIDMAN』へのゲスト出演から『SSSS.DYNAZENON』の主役に抜擢となった榎木さんは「グリッドマンチームとアフレコもできて、思い出深い作品になりました」とコメント。実は試写会に行けなかったという広瀬さんは、初日の午前中に初めて本作を見たそうで「映画が終わったあと自然に拍手が起きて、その場に居合わせたことがめちゃくちゃ嬉しかった」と感想を語っていました。
「最初の３日が大切だと聞いたので、何回も来て頂けたら」と力説する若山さん。大事なことだと雨宮監督も大きく頷きます。
「もともと『SSSS.GRIDMAN』はシリーズ１本きりのつもりだったんですが、さらに『SSSS.DYNAZENON』を作れて、今回、劇場版にもなりました。アニメから入ったファンや 30 年前からのファン、そういった方々のおかげで、こういった形になりました。本当に光栄なことだと思います」と語る雨宮監督。さらに今回の劇場版を見たファンの声があれば、その先も……と、はやくも今後に含みを持たせる発言に、劇場のファンが多いに盛り上がります。

これが初めての共演になったグリッドマンチーム、ダイナゼノンチームですが、「グリッドマン愛」に満ちた世界観が溶け込み、自然に掛け合いができたそうです。宮本さんからダイナゼノンチームに「圧倒的に恋愛偏差値が高いよね？」との鋭い指摘も。ぜひそのあたりも『グリッドマン ユニバース』本編で確認してみてください。

そして舞台挨拶の締めくくりには、グリッドマンも登場。
登壇者から会場と全国 150 館で中継を見ているファンに向けて、それぞれメッセージが送られました。

■雨宮監督「グリッドマンという名前の付いた映画は今日が初日になります。最初は『電光超人グリッドマン』を見てくれた
ファンへの恩返しをしたいという気持ちで作ってきました。（広瀬さんのトークを受けて）見終わったあと、ぜひみなさん
“拍手”してください」
■若山さん「『グリッドマン ユニバース』は本当に素敵な作品で、いまこの時点では（ネタバレで）言えないことが多いのが
惜しいと思うくらい。これからもユニバースを広げていきたいので、皆様もご協力ください！」
■榎木さん「ほんとに熱い作品になっていまして、僕が特に好きなのは、『SSSS.DYNAZENON』で残っていた謎が解け
ることですね」
■宮本さん「この作品がみなさんの元に届くのが、すごく嬉しいんですけど、ちょっとだけ寂しいなという気持ちも正直あ
ったりするんです。みんなで作ったものを、ぜひ見ていただければと思います。ぜひグリユニの感想をつぶやいていただけ
れば。そしてラジオにも投稿いただければと思います」
■広瀬さん「昼、映画を観たら胸いっぱいになってしまってご飯が要らない（笑）。それぐらい満腹感のある映画です。止め
どなく展開がきます。1 回見終わっても、背負いきれない。もう 1 回見たくなります。何度も何度も見ていただければ幸い
です。」
そしてトリを飾るのは、緑川光さんです。
■緑川「30 年前のオリジナルキャストだという想いで、アフレコに臨みました。ところがちょうどコンピュータじゃないウイ
ルスに喉をやられてしまい本調子ではなかったのですが、この作品のテーマである、自分ひとりではできなくてもみんな
が協力すれば素敵なものができるということを、アフレコの段階から体験させていただきました。
グリッドマン愛に満ちたキャストと監督のコメントを受けた大きな拍手のなか、舞台挨拶は終了しました。

『』

全国にて絶賛公開中です！

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ストーリー
都立ツツジ台高校。
放課後の教室で、響裕太は記憶の中にあるはずのグリッドマンをノートに何度も描いては消していた。
かつてこの世界はひとりの少女によって作られ、壊された。
その少女の心を救ったのは、異次元からやってきたハイパーエージェント・グリッドマンと、彼女が作った心を持った怪獣、そして裕太たちであった。
２年生に進級し、六花と別のクラスになった裕太は告白を決意する。そんな平和になった世界で過ごす彼らの日常は、轟音と共に崩れ始めるた裕太に訪れる危機の最中、突如現れるグリッドマンは語りかける。
「この世界のバランスが崩れようとしている」
やがて真紅の強竜ダイナレックスや、グリッドマンの協力者である新世紀中学生、そして別世界の住人、麻中蓬たちも裕太の前に次々と現れる。
六花への想いを秘めたまま、裕太の非日常が始まった。