前回の東京アニメアワードフェスティバル(TAAF2014)グランプリ作品
アリ・フォルマン監督最新作原題:『THE CONGRESS』が、邦題『コングレス未来学会議』として、2015年6月新宿・シネマカリテにて公開されます。 また、アリ・フォルマン監督は TAAF2015の会期(2015年3月19日から23日)に併せて来日し、審査員を務めます! |
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TAAF2014の授賞式では、『コングレス』(The Congress/原題 )がグランプリを受賞した決め手を、審査員の山村浩二氏が以下のようにコメントしてます。
「リスクをとりながらも挑戦的で革新的なこの作品のアニメーションと実写の表現は、一見すると懐古的でキッチュなスタイルでありつつ、映画そのものの持っている現実と幻想の認識をどうしていくかというテーマとが深く結びつけられており、観賞後も長く考えさせる力をもった作品となっている。作品を見た後に誰かに話をしたくなり、それがとまらなくなるような映画で、実際、審査員もこの作品について語りだすとまらなくなった。SF小説の原作を大胆に脚色し、あらたに映画や映像産業に対するある種の批判的な視点を追加したことも高く評価しました。」 |
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『コングレス未来学会議』 (原題|THE CONGRESS)
人間の果てなき欲望の先にあるのは 残酷でアカルイミライ。 彼女は、最後の仕事として、子供たちのため、巨額の報酬と引き換えにこのオファーを受ける。しかし、このことが彼女の未来にとんでもない影響を及ぼすことに・・・。 映像化不可能と思われたスタニスワフ・レムの傑作SF小説「泰平ヨンの未来学会議」を、あの『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン監督が、ついに映画化。 実写とアニメーションをダイナミックに融合させる圧倒的な映像体験。字幕監修は、柳下毅一郎氏が担当しています。 |
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東京アニメアワードフェスティバル2015 開催概要
会期:2015年3月19日(木)から 3月23日(月) |
監督・脚本:アリ・フォルマン
1962年イスラエル生まれ。2008年監督・脚本の『戦場でワルツを』が第61回カンヌ国際映画祭のコンペティションで初上映。第66回ゴールデングローブ賞外国語映画賞、セザール賞外国語映画賞ほか多数受賞、第81回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
主演:ロビン・ライト
1966年アメリカ生まれ。『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)のヒロイン役で一躍脚光を浴びる。近年の主な出演作に『ドラゴン・タトゥーの女』(11)『美しい絵の崩壊』(13)『誰よりも狙われた男』(14)など。
カンヌ国際映画祭2013監督週間正式出品|
東京アニメアワードフェスティバル2014コンペティション部門グランプリ|
Karlovy Vary International Film Festival 2013|Vancouver International Film Festival 2013|London Film Festival 2013|Austin Fantastic Fest 2013|European Film Awards 2013|
International Cinephile Society Awards 2014
http://www.thecongress-movie.jp https://www.facebook.com/thecongressmoviejp
監督・脚本:アリ・フォルマン 出演:ロビン・ライト、ポール・ジアマッティ、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ハム、フランシス・フィッシャー、ダニー・ヒューストン、コディ・スミット=マクフィー
製作国:イスラエル / ドイツ / ポーランド / ルクセンブルク / フランス / ベルギー
原作:スタニスワフ・レム「泰平ヨンの未来学会議」(英題:The Futurological Congress)
日本語字幕:和泉珠里(日本映像翻訳アカデミー)
字幕監修:柳下毅一郎 配給・宣伝:東風+gnome|120min