大ヒット御礼舞台挨拶上品さを封印し牛丼をかっこみ! 「親友の遺骨と旅に出る」という衝撃的な設定で大きな話題を呼んだ、漫画家・平庫ワカによる同名コミックを原作にした映画『マイ・ブロークン・マリコ』。その大ヒット御礼舞台挨拶が10月10日都内劇場で行われ、主演の永野芽郁、そしてタナダユキ監督が登壇した。 |
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永野芽郁、タナダユキ監督登壇
ブラック企業に勤める破天荒な主人公・シイノトモヨを演じた永野。 SNSでの反応について「見ています!ファンの方のツイートとか見ちゃいます」とエゴサしているという永野は、「この作品を上手く言葉にするのは難しいかもしれないけれど、観てくださった皆さんが感じた思いを真っ直ぐに書いてくれている印象があって、響いているものがあると感じています」と手応えを得ていた。 シイノの喫煙場面も話題だが、永野は「タバコを吸っているところカッコよかったでしょ?カッコよくない!?と自分でも思った」と自信をのぞかせ、タナダ監督も「本物のタバコを吸っていたわけではないけれど、カッコよかった。タバコを吸う姿が様になっていたのはシイノを表現する上で助かった要因」と永野の喫煙シーンを見どころに挙げていた。 撮影は昨年2021年11月の冬の時期に行われた。 ラーメン、牛丼、お弁当などをシイノががっつくように食べる場面も象徴的。永野は「意識したのは上品に食べないこと。牛丼は掻っ込むけれど、自分の感情も含めて飲み込んでいくような気がした。全部を飲み込んで前進。そんなことを自分の中で意識しました」と舞台裏回想。タナダ監督が「ラーメンは本当にアツアツなのに、結構な量を箸で掴んでそのまま食べてた」と驚くと、永野は「あのラーメンは本当に美味しかった。私、猫舌じゃないです。なんでもいけちゃう!」と楽しげに話した。 シイノがマリコを想って涙するシーンもある。永野は「泣く場面は全体的に綺麗に泣こうとは思わずに、計算せずに感情だけでグシャグシャになるまで泣くことを意識。今回は全部を解放。鼻水もヨダレも何もかも出す。それがこの映画にとっていいことだとわかっていたので、思ったままに全部をさらけ出して楽しかったです」と大号泣の熱演を報告していた。 |
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『マイ・ブロークン・マリコ』9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開中 公式サイト: 公式twitter: 先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、益々公開が期待される本作。 物語 |
永野芽郁
奈緒 窪田正孝 尾美としのり 吉田羊
監督:タナダユキ
脚本:向井康介 タナダユキ
音楽:加藤久貴
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴 エンディングテーマ:「生きのばし」Theピーズ(P)2003King Record Co.,Ltd.
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 コー・エグゼクティブプロデューサー:堀内大示 大富國正
企画・プロデューサー:永田芳弘 プロデューサー:米山加奈子 熊谷悠 共同プロデューサー:横山一博 岡本圭三 成瀬保則
撮影:高木風太 照明:秋山恵二郎 録音:小川武 美術:井上心平 装飾:遠藤善人 編集:宮島竜治 VFXスーパーバイザー:諸星勲 音響効果:中村佳央
スクリプター:増子さおり スタイリスト:宮本茉莉 ヘアメイク:岩本みちる キャスティング:山下葉子 助監督:松倉大夏 制作担当:村山亜希子
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス) 製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス 制作協力:ツインズジャパン
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
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(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会