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野上照代に特別功労賞決定

東京国際映画祭は長年の国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい方々へ贈る “特別功労賞”を野上照代氏に授与することを決定しました。

野上照代氏は、1950年、黒澤明監督の『羅生門』にスクリプターとして参加され、その後、『生きる』以降の全黒澤映画に記録・編集・制作助手として参加されました。黒澤明賞が復活した今年、長年に渡る映画界への貢献を評価して、特別功労賞の授与が決まりました。

授賞式は11月2日(水)のクロージングセレモニーにおいて開催予定です。

略歴:野上照代
1927年生まれ。出版社勤務後、49年に大映京都撮影所にスクリプター見習いとして入社。野淵昶監督『復活』(50)でスクリプターとして一本立ち。続く『羅生門』(50)以降、『七人の侍』(54)、『デルス・ウザーラ』(75)、『乱』(85)など、51年の『白痴』を除く、すべての黒澤明監督作品に主要なスタッフとして参加。スクリプター、プロダクション・マネージャーなどをつとめる。小泉堯史監督『雨あがる』(00)、『阿弥陀堂だより』(02)では監督補を担当。
1984年、自らの少女時代を描いた「父へのレクィエム」が読売ヒューマンドキュメンタリーの優秀賞を受賞。2008年これを『母べえ』として山田洋次監督が映画化した。その他、著書に「完本 天気待ち」 (草思社文庫)、「とっておき映画の話 蜥蜴の尻っぽ」(文藝春秋)ほか。

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<第35回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:2022年10月24日(月)~11月2日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net

■開催期間:2022 年 10 月25 日(火)~27 日(木)(※オンライン開催)
■公式サイト:www.tiffcom.jp

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